ちょっと更新が遅れてしまいましたが、最近の気になったニュースをまとめて起きます。
スタフラネタが多くなりましたが。。。
・スカイマーク
北九州-那覇を季節定期便(7/20-8/30)で就航
この路線は深夜便となっています。
同じように2010年にも運航していて、その際の搭乗率は8月で34.1%でした。
(ちなみに9月、10月はそれぞれ27.3%、18.7%)
この夏は沖縄便にかなり力を入れていて、座席数では昨年のほぼ倍になります。
これだけ増えれば、宮古便もそれなりの搭乗率になるのではないでしょうか。
宮古便があることによる那覇便への相乗効果も期待できますね。
・スターフライヤー 決算発表こちらは後日詳細に見てみたいのですが、来期予想が減益なのは意外でした。
羽田-福岡が通年で寄与してきますし、震災の自粛もないですし。
LCCとの競争を重く見ている、ということですかね。
・スターフライヤー 株式分割
1対2の株式分割。
分割発表前の株価は4000円程度でしたので、
ある程度の効果はありそうで株価も上昇しそうですが、
やはり来期予想が嫌気されて株価は急落してしまいましたね。
株主優待は新株100株に対して半期で3枚。
分割前は100株に対して半期5枚でしたので、既存株主にとっては実質1枚増加。
・スターフライヤー
中期経営戦略運賃はLCCとレガシーの間で、レガシーを超えるサービスを提供する、
「ハイブリッドエアライン」を目指すとのこと。
売上目標は2014年で423億、営業利益は32億だそうです。
運賃がレガシー以下でレガシーを超えるサービスを提供するためには、
レガシーより高い搭乗率は必須ですが、これまでは似たような数字。
知名度を向上させてブランドを確立する必要があるでしょうね。
スカイマークの
2011年度(2012年3月期)の決算が発表されました。
| 売上高(百万) | 前年比(%) | 営業利益 | 前年比(%) | 経常利益(百万) | 前年比(%) | 純利益(百万) | 前年比(%) |
|---|
|
| 24年3月期 | 80,255 | 38 | 15,283 | 37 | 15,747 | 44 | 7,705 | 22 |
| 23年3月期 | 58,023 | 40 | 11,195 | 256 | 10,968 | 271 | 6,325 | 141 |
最新の業績予想が売上800億、営業利益155億でしたので、売上は2.55億超過、
利益は2.17億の不足、という決算でした。
搭乗率の低下で下振れの懸念もありましたが、ほぼ想定通りの着地でまずは安心です。
まず心配だったのが売上げついてですが、4Q単独では21,599(百万)でした。
客単価について2010年度の4Qと比較すると、
2010年度は12,990、2011年度は12,814、前年比98.6%となります。
会社発表の資料に、2011年下期のYieldは95とあるので、
客単価もおそらく前年比95%程度を想定されていたものと思いますが、想定より高い。
これはいいことかと思いますが、裏を返せば客単価の低い新路線が不調だったため、
とも推察できます。
この売上となるためには、
既存路線(1年前に存在した路線)と新規路線(1年前に存在しなかった路線)で客単価を考えると、
既存路線 13,899(前年比107%)
新規路線 7,794(前年比60%)
これくらいと考えると売上に一致します。
3Qでは既存路線の客単価アップがあまり出来てなさそう(104%程度)でしたが、
今回は107%上げられたとすれば、まずまず順調といえそうです。
今期(2012年度)予想については、
売上 100,000 (+24.6%)、営業利益15,800(+3.4%)、経常利益162,000(+2.8%)、純利益8,800(+14.2%)(百万)
という予想となっています。
今期は機材増加が3機のみであり、路線数の増加があまりないと考えられます。
そんな中4月の搭乗者数は前年比122.8%。
この増加割合は搭乗率が改善しなければ昨年との提供座席数差の減少に伴って
徐々に減っていくことになります。
となると売上+24.6%を実現するためには単価を上げる必要がありますが、
成田や関空、那覇-宮古などは単価を上げるのは難しく、
既存の幹線も前期でそれなりに上げてきているのでこれ以上の単価上昇は難しい。
単価はさほど上げられないのでは、と考えられ、4月の搭乗率がこのまま続くと、
今期売上1000億は厳しいのではないでしょうかね。
このへんはまた後日検証してみたいと思います。
スカイマークの2012年4月の輸送実績が発表されました。
各路線の搭乗率は以下の通りです。
| | 2012年度 | 2011年度 |
| 羽田-福岡 | 85.7% | 93.3% |
| 羽田-神戸 | 82.5% | 83.0% |
| 羽田-札幌 | 78.2% | 76.8% |
| 羽田 -沖縄 | 74.0% | 90.4% |
| 羽田-北九州 | 59.6% | 54.3% |
| 羽田-熊本 | 75.7% | 68.9% |
| 羽田-鹿児島 | 82.8% | 78.2% |
| 福岡-沖縄 | 68.1% | 73.8% |
| 神戸-沖縄 | 73.3% | 81.5% |
| 神戸-茨城 | 56.6% | 51.1% |
| 神戸-札幌 | 48.8% | 78.0% |
| 神戸-長崎 | 67.2% | 56.2% |
| 神戸-熊本 | 45.6% | 33.2% |
| 神戸-鹿児島 | 57.3% | 59.3% |
| 成田-札幌 | 45.3% | |
| 成田-旭川 | 34.2% | |
| 成田-神戸 | 37.6% | |
| 成田-福岡 | 52.0% | |
| 成田-沖縄 | 39.0% | |
| 名古屋-札幌 | 56.8% | 41.9% |
| 名古屋-沖縄 | 68.1% | |
| 茨城-札幌 | 48.7% | 57.4% |
| 関西-羽田 | 28.7% | |
| 関西-札幌 | 63.2% | |
| 関西-沖縄 | 82.6% | |
| 那覇-宮古 | 30.7% | |
| -------------------- | | |
| 全路線 | 65.8% | 69.4% |
全体の搭乗者数は前年比122.8%。しかし提供座席数は前年比131.8%ですので、
搭乗率は昨年より悪化しています。
昨年は震災直後ということもあり低調な数字だったのですが、それも下回っています。
4月は閑散期ではありますが、搭乗率65%はスカイマークとしてはなかなかないぐらい低調ですね。
地方路線の大幅な増加が要因であれば理解は出来ますが、
心配なのは羽田路線もイマイチである点。
成田や茨城に流れたと考えれば納得は出来ますが、
福岡などは羽田と成田を足してちょうど昨年の実績ぐらいの搭乗者数であり、
となると需要の喚起はほとんどないということになります。
本来ならば低運賃であることや成田周辺の人からは便利であることで、
新しい需要を掘り起こさないといけないのですが。
成田の定着はしばらく時間がかかりそうです。
他の路線なら撤退も考えるような状況でしょうが、
成田は今後の国際線を考えると撤退は不可能、となると赤字でも運航は続ける必要があり、
利益を伸ばすのは難しい、株価が低迷するのもうなずけますね。
一方、関空の方はなかなかの数字。ピーチも好調であることから、
関空は意外と需要があるのですかね。
しかしその関空のあおりを受けたのが神戸-札幌ですね。
70%以上が当たり前だったこの路線が48.8%は驚きました。
また、本日は決算も発表されていました。
詳細な分析は後日として、一応今期予想は増収増益でした。
しかしこの搭乗率を見ていると増益を達成できるのか怪しいように思いますね。
配当も無配になっていて、経営陣も危機感を感じているようですし。
しばらく株価の回復はないんですかね。。。
航空各社のゴールデンウィークの輸送実績をまとめました。
| | 2012 | | | 2011 | | | 前年比 | |
| | 座席数 | 搭乗者数 | 搭乗率 | 座席数 | 搭乗者数 | 搭乗率 | 搭乗者数 | 搭乗率 |
| ANA | 1,851,116 | 1,228,667 | 66.4% | 1,823,760 | 1,135,552 | 62.3% | 108.2% | 4.1% |
| JAL | 1,340,771 | 935,381 | 69.8% | 1,273,287 | 863,694 | 67.8% | 108.3% | 1.9% |
| SKY | 281,784 | 194,050 | 68.9% | 186,381 | 159,477 | 85.6% | 121.7% | -16.7% |
| SNA | 56,313 | 44,752 | 79.5% | 50,609 | 35,433 | 70.0% | 126.3% | 9.5% |
| SFJ | 55,324 | 44,902 | 81.2% | 36,711 | 27,164 | 74.0% | 165.3% | 7.2% |
| ADO | 76,696 | 63,423 | 82.7% | 67,813 | 56,831 | 83.8% | 111.6% | -1.1% |
| APJ | 39,600 | 35,963 | 90.8% | | | | | |
| | | | | | | | | |
| 合計 | 3,701,604 | 2,547,138 | 68.8% | 3,438,561 | 2,278,151 | 66.3% | 111.8% | 2.6% |
昨年のG.W.は自粛ムードで各社低調でしたので、
その反動で今年は各社好調な実績となっています。
全体でも搭乗者数が前年比111.8%と大きく伸びています。
個別に見てみても各社搭乗率は上がっていますが、
そんな中大きく搭乗率を下げてしまったのがスカイマークです。
68.9%はスカイマークとしてはかなり悪い数字。
予約の段階でも悪かったですが、その通りの数字になってしまいました。
提供座席数は前年比151%と大幅に増やしていますが、
それに需要が追いついてこなかった、ということですね。
首都圏では成田や茨城といった空港からの路線が増えていて、
これらに対しての新規需要が創出されなかったことや、
供給過剰である那覇-宮古はGW期間も状況はあまり変わらなかった、ということだと思います。
また、このところ少しずつ値上げをしていますが、
大手との価格差が小さくなり割安感が少なくなった、という理由もあるように思います。
価格設定が原因なのでであれば、今後の価格調整で修正は可能だと思われますので、
原因を究明して次の大型連休では修正してもらいたいです。
またピーチについては90%超と好調だったようです。
関空が意外と需要があると見てよいのか、もの珍しさで集客できただけなのか、
これについてはもう少し見極めが必要ですね。
昨日に引き続き、
スカイマークの新路線の発表がありました。
茨城-那覇 1往復2便 新規就航
神戸-那覇 2往復4便から3往復6便へ増便
いずれも茨城-那覇は7月1日から9月30日までの季節定期便での就航。
上記のように発表されております。
9月30日までですが、搭乗率がよければ通年化されるものと思います。
先日の成田-鹿児島、関西-旭川と含め、
実績がよい路線が通年化されるのでしょうね。
先日の発表により、
7/1以降は宮古までの乗り継ぎ便を一括で予約できるようになりました。
このシステム拡張も含め、沖縄路線を拡張する方針のようですね。
これで各地から那覇の便は、
羽田-那覇 4.9往復 (5往復中1往復は日曜運航なし)
神戸-那覇 3往復
名古屋-那覇 2往復
福岡-那覇 3往復
茨城-那覇 1往復
成田-那覇 2往復
関西-那覇 3往復
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合計 18.9往復
これにより、各地-那覇の提供座席数は6,422席/日。
昨年は茨城、成田、関西はありませんでしたし、
神戸-那覇も1往復少なかったので、提供座席数は昨年比で約40%増ですね。
これに対して宮古-那覇の提供座席数が1,770席/日ですので、
5往復のままで、それなりに乗り継ぎ客があれば
搭乗率はそれなりにいい数字は出せそうに思います。
しかし宮古-那覇の9往復化はどうなったのでしょうかね。
那覇までの便は増えましたが、
その先の宮古までの便は現在の5往復で十分と判断されたのでしょうか。
これまでの搭乗率の状況だとおそらく十分でしょうけどね。
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