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スカイマークが、民事再生法の適用申請し、民事再生手続きを開始した、とのことです。

ついにこの時が来てしまった。。。
業績が悪化していることはIRや搭乗率を見ていてもわかっていましたが、
ANA、JALからの支援やA380の違約金も少なくすみそう、とか報道があったので、
もう少しもつと思っていましたが、思った以上に早く来てしまいました。
やはりA380の違約金交渉が上手くいかなかったのと、
A330導入によるコスト増、経営不安報道による搭乗率低下が主な原因でしょう。

A380、A330と、やることなすことすべて裏目に出てしまった、ということですね。
国際線に手を広げず、国内幹線メインでやっていれば十分利益を出せるはずだったのに。。。
背伸びしてA380など契約せずA330あたりにしておけば、国際線がダメでも国内線で使えるし、
違約金にしてもここまで巨額にはならなかったのに。。。
B737-700あたりを導入して、国内網を充実させる方針にすれば、
整備はB738と同一で費用はかさまないし、効率的経営が継続できたのに。。。
色々後悔する点があり、社長は後悔しても仕切れないでしょうね。

スカイマークの今後については、まずは負債についてはきれいになるので、
エアバスからの負債もチャラになるでしょう。
負債がエアバスの違約金を含めないで710億もあった、とのことですが、
おそらくA380の内装会社の違約金等もここに含まれるのでしょう。
それがきれいになれば、かなり楽になりますね。
で、運転資金はインテグラルという投資会社が支援するとのこと。

ANAも支援するかもしれない、という話もあります。
A330はANAに買い上げてもらって、
スカイマークは初心に返ってB737-800のみの運行に戻った方がいいと思いますね。
A330はANAでビジネスとして売るか、エコノミー席を増やして運行するか、
使いようはあると思います。
現在は原油はかなり安くなっていますし、また黒字化できる可能性は十分あると思いますね。
一旦株は紙切れになりますが、黒字化できれば再上場もありえます。
私もその時を夢見ておきたいと思います。
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スカイマークが、JALと共同運航を検討中であることが報道されました。

羽田発の各路線でJALと共同運航を行い、約2割の座席をJALに提供したいとのこと。
現時点では資本提携は求めないそうです。

羽田発着便では最大25%しか他社に提供できない規定があるため、
JALへの提供座席はおそらく25%になるでしょう。
JALとコードシェアすることになれば、JALに座席を販売することによる売上に加え、
競合する路線ではおそらくJALは減便して路線調整を行うと考えられ、
その点でも搭乗率の改善が見込まれます。
各路線の全体での提供座席数が減れば、単価が高くても搭乗率が確保できるようになるので、
おそらく客単価も上げることが可能でしょう。
昔なら羽田便は満席に近い搭乗率だったので、
JALに売るなんてもったいないことはできなかったと思いますが、
最近は70%そこそこですので、JALに売れる余地ができています。
直近の経営改善には効果はありそうですし、今後も提携の拡大も予想されます。
資本提携も十分ありえますね。

今のスカイマークにとってはJALとの提携は生き残りにはいいことですが、
おそらくANA傘下のスターフライヤーやエアドゥ、ソラシドのように、
生かさず殺さずの状態になるのでしょうね。
一応黒字にはなっても大して儲からず、路線計画もJAL次第となったり。。。
第3勢力としての役割は全くできなくなると思われます。
現状の危機は脱することができても、今後の大きな飛躍はありえなさそうです。
これは残念なことですね。


スカイマークの2014年度2Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
27年3月期第2四半期 45,172 △0.7 △4,387 △3,983 △5,744
26年3月期第2四半期 45,505 △1.7 2,033 △69.5 3,361 △38.6 1,702 △42.5


1Qの赤字が55億だったので、2Q単体では11.4億の黒字ですが、
航空業界は利益の大半を2Qで稼ぐ構図なのでこの利益では厳しい。
昨年は2Q単体で45億の黒字がありましたが、昨年と今年を比べてみると、

        2013  2014
提供座席数 2,570,394 2,853,759
搭乗者数 1,935,379  2,122,749
搭乗率(%) 75.3%  74.4%
客単価(円) 13.965  12,709 (前年比91.0%)

搭乗者数が増えていますが、客単価が下がっているため売上は伸びず。
経営環境としては、円安が10%程度進んでいて経費が増加しており、
さらにA330導入で燃料消費量、機材レンタル費用や着陸料等も増加しています。
A330導入で客単価は上げていかないといけないのに、
これでは儲けが出るはずはないですね。

このような状況ですので、通期の業績は以下のように下方修正されました。

売上 88,295
営業利益 △12,428
経常利益 △11,582
純利益 △13,676

このままでは3Qも1Q程度かそれ以上の赤字が出るでしょうから、
この下方修正の値も大体妥当かなと思います。
来期黒字化に向けては、客単価の向上が最大の課題ですね。

しかも、A380の違約金が決まれば、これに対してさらに特別損失が上積みされることになります。
これが200億だと仮定したら、今期順損失は336億まで膨らみます。
そうなると純資産は110億しかなくなり、一株資産は120円程度。
この状況だと来期黒字のメドも立たず、この110億もいつまで持つことやら。。。

本当にどこかに買収されないと厳しいような気がしてきました。
幹線に絞って運行していけば堅実に稼げると思うのですが、
なぜこうなってしまったのか、という感じですね。

A380のキャンセルによる違約金の交渉をエアバスと行っているスカイマークですが、
違約金が前払い金で相殺できる規模になる見通しとの報道がありました。

現在前払い金は265億で、最悪でもこれが返ってこないだけで済む、ということになりそうです。
済む、といっても会社の損害が265億ですので大変な金額ですが、
当初報道されていた700億請求されるという危機は回避されたようです。

前払い金が無くなるだけなら、
運転資金は手元にありますし新たな借り入れは不要ですので、
今期以降黒字経営ができれば無借金経営は維持できます。
その黒字経営については、成田等不採算路線の撤退等で
なんとか達成はできるのではないかと思います。
今期から就航しているA330が成功すれば、という条件はありますが。
A330の成功=搭乗率を維持しつつ客単価を上げることですが、
これができているかどうかは2Q以降の決算で確認ですね。

スカイマーク株への投資についてですが、
仮に前払い金が全額違約金になった場合、一株資産は198円。
大体現在の株価と同じで、これから利益を上げていけると思えば買いなのですが、
利益が出せるかどうかは、A330次第といったところ。
円安もスカイマークにとっては悪材料です。
成田撤退して来期以降黒字化できるかどうかは微妙ですね。
ただ今回の騒動でもあったように、羽田発着枠を持っていることで、
買収したいと思う企業はあると思うので、その点の安心感はあります。

2Q決算でA330についてある程度黒字化の見通しが出れば、
200円近辺なら買ってもよさそうですね。その頃には違約金騒動も解決しているでしょうし。


A380のキャンセル問題で、エアバスから多額の違約金を請求される見込みのスカイマークですが、
エアバスとの違約金減額交渉を開始し、10月中に決着させることで合意したとのことです。

まず、エアバス側は当初交渉には応じないと話していましたが、
交渉に応じることになった点は好材料。
また、スカイマークの経営に影響がないようにする点も合意しているとのことで、
どうやら即座に倒産という事態は避けられそうです。

経営に影響がない額とはどの程度なのか。
これまでに265億を前払いしており、これは返ってこない可能性が大。
さらに700億を要求していると報道されていましたが、これがおそらく満額の場合の金額。
スカイマークがどの程度なら払えるのか、と考えると、
現状赤字ですし、円安で今期の黒字も正直厳しいです。
来期以降、成田等不採算路線の撤退で経費を削減しても、
黒字はせいぜい30億円程度かと思われます。
となると30億円×10年払い、ぐらいが限界ですかね。
これ以上になると払えないように思います。
そうなると期間を伸ばしてもらったり、銀行に借りたりするんですかね。

すぐに倒産という事態は避けられそうですが、厳しい経営には変わりないです。
まずは今月中に決定するという違約金の額に注目したいと思います。


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