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事業再建中のプロパストが、色々開示を出しました。
基本的にはいい材料はありません。いよいよ厳しくなってまいりました。

・通期業績の下方修正
前回発表でも純利益は△206億なのですが、
事業売却に伴う子会社出資売却損が27.76億計上され、
純利益は△220.68億となりました。
営業利益は若干上方修正されていますが、まったく間に合わずです。

3Q決算
純利益は△217.74億。それに対し自己資本は31億で、自己資本比率は3.0%。
通期では△220.68億なので、自己資本はさらに3億マイナスになります。
現金は4.5億しか残ってません。流動負債は754億

監査意見不表明
上記のような状況から、適正意見をもらえず。

このままいくと上場廃止になります。
経営破綻するのが先か、はたまた大逆転があるのか。
どこかがスポンサーになるぐらいしか逆転は考えらないですが、
特にそういう会社もないように思えます。
仲がよさそうなのは東京建物ぐらいですが、
これまでにも出資していて債権や株券が紙くずになるのを防ぐ、
等の利害関係はないので、出資を仰ぐのも難しそうですし。
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ランドビジネスが、通期業績の下方修正と配当の減額を発表しておりました。

業績の下方修正については、棚卸資産の評価損2,544(百万)の計上。
これは以前にも発表があったため折込済み。
営業利益の方は上方修正となっており、最終損益は303(百万)とギリギリの黒。
配当は900円の当初予定に対して、250円に修正。
利益がほとんどない状態なので、出せるだけマシといった状況です。
最終損益303(百万)は、黒字に無理やり合わせてきた感もありますが、
本当に少しでも利益を出せるのであれば今期としては健闘といえるでしょう。

棚卸資産は200億ほどなので、評価損25億はまあ妥当な線です。
現金はまずまずあるので、販売をさほど急ぐ必要はないと思われ、
また売却も予定通り進んでいるようなので、
これ以上の評価損を計上するリスクは低いのでは、と思っています。

一株資産58,805円に対して株価15,020円と安いので、
まあ買ってもいいのかな、と思いました。

先日、6,800万の第三者割当増資の話が流れてしまったアゼルですが、
本日破産手続き開始、とのことです。
やはり相当資金繰りは苦しかったということでしょうね。
負債総額442億円。

引き金となった取引の一つに、
パラッツォ東京プラザとの27億の取引の解約があります。
この会社の事業から見ておそらくパチンコ屋を建設していたものと思われますが、
建ててしまった建物はどうなるのでしょうか。
マンションなら値段を下げれば引き取り手はあるでしょうが、
パチンコ業界も厳しいと思われ、引き取り手を探すのも難航しそうです。

本日発表されていた、月次速報です。

・クスリノアオキ 3月月次
ドラッグストアのクスリノアオキ。
全店 107.4%、既存店 97.3%。

・ゲンキー 3月月次
こちらもドラッグストアのゲンキー。
全店 116.2%、既存店 98.8%。こちらは2桁増収をキープしており、順調と言えそうです。

小売の中でもドラッグストア業界は不況の影響はあまりないといえそうですね。
アパレルや居酒屋なんかはどこもひどいですが。

アゼルが先日発表していた、第三者割当増資を中止すると発表しました。

この増資はたったの6,800万円でしたが、引き受けてもらえず。
中止の理由については明確な説明はなされていないとのことです。
先方の資金繰りが悪化したからなのでしょうか。

この6,800万は本社ビルの改装のための調達でしたが、
一応マンションの売上金をそちらに充てる目処は付いているそうです。
でも手元資金は3Q時点で10億を切るような厳しい状態でしたからねえ。
小額でも調達できなかったのはダメージはあると思うのですが。

FXのMJを参加に持つプラネックスコミュニケーションズの株を、
本日購入しました。
微々たる物ですが、21300円で3株だけ。
押し目があれば買いまして行きたいです。

で、今までは利確、損切りの自分の中での基準が明確でないまま、
なんとなく上がりそう、下がりそうで取引していたように思います。
今回はちゃんとその基準を明確化しておきたいと思います。

まず、ベンチマークとして同じFX業者のFXプライムの株価を基準とします。
(選定理由:ほぼ同じ規模の売上、利益であり、月次発表もあるため。)
FXプライムのPERは約3.4倍であるため、これを基準にします。
プラネックスのPERは、来期EPS6,058円からすると3.5倍。
しかしこれはFX事業の利益を過少評価していると思われ、
FXプライムの業績が今年に入っても堅調であることから、
MJは昨年並みの利益を確保できるものと考えられます。
昨年の金融事業(=MJ)の利益は19.5億、最終利益は昨年並みの9.59億とすると、
PERは10,400円となります。

ここから、目標株価は10,400(PER)×3.4(FXプライムのPER)=35,360円
とします。
FXプライムの株価が下がってPERが下がるようなことがあれば、
それに従って目標株価も修正していき、目標株価に達したときに売却します。

不動産関連会社のアトリウムから、色々開示がありました。

・事業再編による特別損失の計上と下方修正
事業再編のための特別損失910億を計上し、今期は1028億の最終赤字へ。
これにより550億の債務超過へ。

・クレディセゾンとの株式交換による完全子会社化
上記のような状況であるため、クレディセゾンに助けを求めました。
3,248億をすでに貸しているクレディセゾンは見捨てることもできず、
10倍超の希薄化を生む第三者割当増資を受け入れ、
さらに現在のアトリウム株も1:0.13の割合でクレディセゾン株に交換。
完全子会社化することになりました。

他にも東証二部指定替えやGC注記についても発表がありましたが、
上場廃止されるのであまり関係なし。

この件の影響で、クレディセゾンも赤字に転落してしまいました。
クレディセゾンも大きなお荷物を背負い込んでしまいましたね。
しかしアトリウムは3Q時点では自己資本比率が14%あったにも関わらず、
一気に債務超過まで転落とは、不動産株は怖いですね。

本日発表されていた、月次速報です。

・西松屋チェーン 3月月次
子供用品の西松屋の3月月次。
全店100.3%、既存店93.3%。
ここも上期はまずまず(全店106.4%、既存店99.0%)だったようですが、
下期は全店103.7%、既存店96.8%とトーンダウン。
その流れを今期も受け継いであまり芳しくないスタートとなりました。
(ここは2月決算なので3月は新決算期のスタート)
下げ止まりを確認するまで様子見でしょうか。

小売は冴えない会社が多いですね。
この数日、日本の株価は戻り基調にあるようですが、本物なのかどうか怪しいですね。

木造注文住宅販売のアーバンエステートが民事再生法を申請だそうです。

ここは非上場なので経営状況はよくわかりませんが、
よくCMを放映していたイメージがあります。
モデルルームを持たず、以前にアーバンエステートで建てた人の家を
モデルルーム代わりに見学し、営業が立ち会わずに家の持ち主の率直な感想を聞ける、
というような内容でした。

なるほどと思わせるビジネスモデルだったので記憶していました。
おそらく自分の家を見学させる人たちは、
アーバンエステートから見学料等の何らかの見返りはあるでしょうし、
それだけに悪口を言う人も少ないのでは、と思いました。

2002年設立で急拡大を続けていたようですから、
急速に冷え込む市況に対する備えもできてなかった、
ということでしょうか。
この業界はまだまだ厳しそうです。

昨日ニュースにあったパーク24によるマツダレンタカーの買収ですが、
やはり本当だったようで、本日発表されていました。

買収額は純資産10.2億に対して20.7億とのこと。
しかしマツダはマツダレンタカーの株は持ってないんですね。
大和SMBCキャピタルが67.7%を保有しています。

カーシェアリングサービスがどこまで浸透するか注目ですね。
昨日書いたように私はまだまだ難しいと思っていますが・・・

マネースクウェアが配当予想を500円と発表しておりました。
前期は2500円だったため、かなりの減配となります。

ここはFX業者の中では業績は厳しく3Q単独では赤字であり、
4Qも思うように売上が上がっていないことから、
4Qも赤字であると予想されます。
来期に向けて何か手を打たないと厳しい状況であり、
減配もやむをえないでしょう。

富裕層向けでレバレッジは低めのため、預かり保証金は多いのですが、
ユーザの取引につながっていません。
長期保有志向の人が多く、ボラティリティの大きい現在の相場は
ここのユーザには合わないのかもしれません。



本日(3/23)に発表されていた、月次速報です。

・ネクスト 2月月次
不動産ポータルサイト「Home's」と運営するネクスト。Homesの月次情報。
- 賃貸・不動産売買部門
加盟店数 116%
掲載物件数 120%
総ページビュー数 98% (従来方式での比較)
売上高 116%
- 新築分譲マンション部門
掲載物件数 90%
総ページビュー数 82% (従来方式での比較)
売上高 106%

賃貸・不動産売買部門は、ページビューは若干減少しているものの、
売上は増加しており、順調と言えそうです。
ページビューの減少の原因はなんでしょうか。検索システムが向上して、
一発で所望の物件にアクセスできるようになったとか?
新築分譲マンション部門については、マンションの売り出しが減っているので掲載数、
ページビュー数の減少はやむをえないところ。
それでも売上は増収を確保できているのは立派です。
不動産に限らず、ポータルサイトは人が集まる→物件が集まる→さらに人が集まる
のスパイラルがあると思うので、ここはうまくやっていると言えそうです。

・ジーンズメイト 2月月次
カジュアル衣料関連のジーンズメイトの2月月次
全店79.9% 既存店82.2% と非常に苦戦しています。
しかし、不況が表面化する10月頃より以前でも苦戦しており、
原因はこの環境だけではなさそうです。
ユニクロに客を取られているのか・・

・ライトオン 2月月次
カジュアル衣料関連のライトオンの2月月次。
全店90.1%、既存店85.3%と、こちらも苦戦。
上のジーンズメイトと店舗形態が被るイメージがありますが、
こちらの低迷は12月頃からのようですね。
この業界はやはりユニクロの一人勝ちなのか。

NIKKEIに、パーク24がマツダレンタカーを買収する、との記事がありました。
パーク24側はお約束の否定IRを出していますが。

マツダは業績悪化やフォードが持つマツダ株を買い取ったりと、
資金繰りが厳しくなっているとの報道もありますし、
この件が実現できればマツダとしても当面の運転資金は確保できるため、
そういう点で信憑性はあります。

さて、パーク24が展開しようとしているカーシェアのシステムですが、
私としては本当に普及するのかちょっと懐疑的な印象を持っています。

・料金体系について
料金体系は15分200円等が検討されているようですが、
ちょっと郊外に買い物のために2時間ほど使用する場合、
5000円ほどの買い物にレンタカー代金1600円を使うのか、
と考え、それなら少々高くても歩いてor電車でいける場所を選びそうです。
もともと遠出をする予定であれば、これまでのレンタカーのシステムで問題なし。

・借りる際の利便性について
予約が必要となると、自分の車を使う手軽さは失われます。
週末などは予約で埋まってしまうことも多そうですし。
子供がいる人だとチャイルドシートは毎回付けるか、
備え付けの車しか借りれないことになります。
さらに、使った後ガソリンを満タンにして返すのが普通ですが、
ほんの数Km乗っただけでも毎回ガソリンを入れるとなると、結構面倒です。
拠点を増やすといっても、自分の家の駐車場ほどの近さにできるとは考えづらく、
本当に自分の車感覚で使える駐車場の距離(=バス停毎ぐらい?)に
拠点がないと不便そうです。

これらの問題点が解決できそうなソリューションが出てきたなら、
パーク24の株購入も考えてみたいと思います。

先日発表されていました明和地所による札幌丸増の買収について、
詳細決定事項が発表されていました。

注目の買収価格ですが、1円となっておりました。
純資産は115(百万)ありますが、総資産7,052あることから、
これから売りさばけない状態が続くと評価損計上、債務超過という恐れもあるため、
(上記数字は20年3月時点なので、すでに債務超過という可能性もありますが)
純資産についての評価は全くされていないようです。
日本ハウズイングはとにかく手放したかった、ということでしょう。

この買収が明和地所の札幌事業拡大につながればよいのですが。
資産を取得するのはまだまだリスキーな環境が続きます。

本日発表されていた月次速報です。

・マネックスグループ 2月月次
オンライン証券のマネックス。
月次売上は1,393(百万)。昨年が2,091なので、前年比67%。
特に今年に入っての落ち込みがひどく、経常利益はギリギリ黒という状況。
ざっと見てたところ取引に関係なくかかる固定費が1200程度ありそうで、
これ以上売上が下がれば赤字の危機です。

・スズデン 2月月次
FA機器が中心のスズデン。
前年比△44.4%。10月あたりから一気に需要が冷え込んだのがよくわかります。
設備投資は真っ先に切られるところですからね。

・メディア工房 2月月次
ネットコンテンツ作成のメディア工房。
前年比145.4%の売上。不況が顕著になった10月前後でも特に増収ペースは変わらず。
まだまだネットビジネス業界は健在と思われます。

本日発表されていた月次速報です。

・フルキャスト 2月月次
人材派遣のフルキャストの2月月次。
前年比59.6%と大幅な落ち込み。
ファクトリー事業は特にひどく、51.2%減と半減しています。
派遣切りはたしかに行われているようですね。

・ジェイエイシージャパン 2月月次
人材紹介、人材派遣のジェイエイシージャパン。
全社売上は前年比△38.0%と振るわず。
人を切る方向に進んでいるご時世ですから、売上増は難しいでしょうね。

・Jフロントリテイリング 2月月次
大丸、松坂屋の百貨店運営のJフロントリテイリング。
前年比△16.0%と元気なしです。

・テレビ東京 2月月次
売上は前年比△8.5%。不況でスポンサーが付かないことが一番の要因でしょうが、
長期的な観点では広告メディアのシフトという点もあると思います。

・武富士 2月月次
消費者金融の武富士は、貸出残高の前年比△24.5%。
利子が20%以下になったことで貸出残高が増えなくなった&
利子が20%以下なので貸し出し基準を厳格化せざるを得ない、ということでしょうが、
借りれなくなった人はどこで借りているのでしょうか。

今日の各社は冴えない業績ばかりですね。

本日の出来高は7株と、相変わらず注目されていない
サッポロドラッグの2月月次が発表されていました。

全店 10.6%、既存店 △3.0% という結果でした。

全店が伸びているのはいいのですが、既存店が△3.0%。
しかし昨年より一日少ないと考えると、既存店も昨年並みは確保できていると考えられます。
まあ及第点と言っていいのではないでしょうか。
2月は出退店は0だったのは好材料です。

9月以降は、今期出店を多く行った効果が売上に出ていると思います。
今期はこの出店費用と、値下げ販売による利益率低下で減益予想となっていますが、
来期以降は出店の効果が期待できるのではないでしょうか。

本日発表されていた月次速報です。

・アコーディアゴルフ 2月月次
ゴルフ場運営のアコーディアゴルフ。
全ゴルフ場 113.8%、既存ゴルフ場108.9%
1月の前年割れから一転二桁増収。既存店も健闘。
客単価は下がっているため利益率は下がっている、とのことです。
しかし不況を反映しやすいゴルフ業界が復活したとあれば、
不況脱出に向けて心強いです。そんな単純なものではないでしょうが。

・ファンコミュニケーションズ 2月月次
A8.netを運営するアフィリエイトプロバイダのファンコミュニケーションズ。
136.2%の前年比。特に携帯向けが194.7%とほぼ倍増です。
広告のメディアシフト(新聞、TV→PC→携帯)はまだまだ続くと思われます。

今日のこの2社についてはまずまず順調といえそうですね。

FX業者のMJが、2月月次の口座数を発表しておりました。
MJの親会社はプラネックスコミュニケーションズです。

2月 口座数 37,671(+1,473) 預り高 4,909百万円(+96百万)

口座数の伸びは若干落ちていますが、他社が預り高を減らしているのに対して、
預り高も増加していますし、まずまず順調と言えそうです。
預り高はおそらくアクティブなユーザ数と直結すると思いますので。

今月はMJが入金キャンペーン(200万入金で2万円)を行うため、
預り高は増加すると思われます。
入金とちょっとトレードするだけで2万円なんて、
本当に太っ腹です・・・そんなのがキャンペーンがしょっちゅう行われている
FX業界はよほど儲かっているんでしょうね。
(私がFX業者に注目したきっかけでもありますが。)

FX業者の2月月次速報が出揃いました。
ボラ指数(VL指数)を使って数値見積もりを試みていましたが、どうだったでしょうか。
数字は以下の通りです。


マネパ FXプライム M2J
営業収益(百万) 1029 446 66
外国為替取引高(百万単位) 65,376 15,443
顧客口座数 88,675 51,397 13,085
預かり保証金(百万) 22,605 9,492 13,320




顧客増加数 4,575 1,884 360
収益増減(前月比) -44 -38 -2
預かり保証金増加額(前月比:百万) -2,914 -159 -693
一人当たり収益(円) 11,604 8,678 5,044
一人当たり保証金(円) 254,920 184,680 1,017,959


各社1月と比べて収益は若干の減少となりました。
1月のVL指数は3.09、2月は3.85なので2月の方が売上は上かな、と思ってましたが、
いきなり外してしまいました。。。
外してしまったのはのはしょうがない、なぜ外れたかを検討する必要があります。
1月は年末にポジション整理した人たちが年始に改めてポジションを取るのか?
2月は1月より3日短いのも影響はあると思います。

VL指数の件はまあいいとして、各社の概況。
マネパとFXPは、売上は若干下がってますが、口座数は順調。
ただ預かり保証金が減少していることから、他社に移った人が多いのかも。
マネパの入金キャンペーンは12月だったので、
キャンペーン狙いの人は1月に引き出しているでしょうし。
M2Jはやっぱりさえないですね。この売上だと3Qと同じように赤字になるのでは?

この3社はスプレッドはそこそこ広い(≒長期保有の人が多い)業者なので、
短期の人が多いと思われる、ドル円1pipでやっている業者(MJ、みんなのFX)の方の
業績も見てみたいところです。



IRを見ていて、特別損失決算書遅延GC注記と色々発表されている
ウィルという会社があり、事業内容を見てみるとやはり不動産関連銘柄でした。。。

関西で戸建て、マンションを販売する会社とのことです。
まず決算短信の内容を見てみます。
売上44億に対し、純利益が△4.8億。あまりよくありません。

財務は、現金が1.8億しかないですが、流動負債が46億もあります。
GC注記が付くぐらいなので、資金繰りは厳しいものと予想はできましたが、
やはり状況は厳しいですね。
自己資本比率は9.4%と、10%を切っていました。
さらに今回棚卸資産評価損1.5億を今回計上しているため、
自己資本比率は7.4%まで悪化しています。

そして決算遅延と監査法人変更、GC注記と一気に悪材料が発表されました。
監査法人は新日本から堂島監査法人。あまり聞きなれないところですね。

ここも他の不動産銘柄と同じように、
これ以上の評価損を計上せずにちゃんと売り切れて、
ようやく復活の目が見える、という状態ですね。
これ以上自己資本がなくなるとスポンサー頼みになりますし。

不動産流動化のアルデプロの2Q決算下方修正が発表されていました。

ここも他の不動産銘柄と同じく、大きな赤字となっています。
通期では218億の赤字と、とんでもない数字。
営業損失が84億、棚卸資産評価損60億を計上しています。

2Q時点の純資産が60億で、決算に向けてさらに40億赤字が増加することから、
4Q時点での純資産は20億しかなくなる計算になります。
4Q時点の総資産を600億と仮定すると、自己資本比率は約3%。
これはもう危険水域ですね。

財務を見てみても、
現金は8億しかないのに対して、流動負債は535億と膨大。厳しすぎる・・・

というわけでスポンサーを探して増資をしないと、
行き詰まるのは時間の問題、ということで、
まずは社長が増資を引き受けるそうです。
調達額は15億、発行価格は435円なので、特に有利発行ではありません。

で、最後に今後の経営計画が発表されていました。
この計画によると、21年7月までに資産はほとんど売却し、
手元に残る30億円で中古マンション仕入れ、整備、販売のサイクルを
1年で3回強を行う、というものです。
このサイクルは3,4ヶ月程度で1回転可能とのことですが、
本当に売却がその期間で進むのか、また利益がちゃんと20%確保できるのか、
という点に疑問が残ります。
仕入れは厳選して・・・とありますが、今までも厳選してたはずですけど。

また、この計画にはゴールドマン子会社が
社債を株式に転換することが前提になっています。
これが現金での償還を要求された場合もアウトになりそうです。

・ゴールドマンの社債は株式への転換
・現在の在庫を現在の想定価格で売り切る
・手元30億での中古マンション仕入れ
・整備、付加価値付与して利益率20%での早期売却。
・売却資金で中古マンション仕入れ、整備、売却の繰り返し

どのハードルまで越えることができるか、注目したいと思います。


決算発表が遅延し、監査してくれる監査法人を探していた
エスグラントですが、民事再生法申請となりました。

まあ監査法人がここまで辞退を繰り返す時点で、
まともに監査したら債務超過なんだろうということは想像できましたし、
こういう結果は目に見えていたと思います。
ここまで財務が悪化してしまうと、
やはりスポンサー頼みになってしまいますね。

財務が悪化したら逃げて静観、というのが不動産株式投資としては正しいと思われます。

先日、FX業者の業績は為替の値動きとの関連が深そう、
ということを書きました。

その考察結果から、値動きが大きい年は利益が上がって当然であり、
逆に言うと来期以降も利益を利益を上げるためには今年度並みに
値動きがないといけない、ということになります。

というわけで、2008年の値動きは例年と比較して大きかったのかどうか、
2005-2007年のボラ指数を調べてみました。
各年、各月のボラ指数を以下に示します。
(注:ボラ指数は私が勝手に付けた名称です。1週間の値幅の月平均です。)

月/年2008200720062005
123.3982.2651.5922.808
113.89253.291.7351.87
106.7842.171.74751.6925
93.33252.63251.6481.992
82.1143.5641.86752.095
72.332.3152.42752.172
62.621.4322.31.5325
52.6221.1852.51251.6325
43.3751.76251.861.632
33.662.9242.6421.6125
22.3922.352.40751.9275
12.941.852.642.5075
合計39.4627.7425.379523.474
月平均3.2882.3112.1141.956


月平均を見ると、2008年の3.288と比較して、他の年は2前後と小さいです。
やはり2008年は為替の値動きが荒い年だったといえそうです。
となるとこの荒い値動きが落ち着くと、FX業者の業績は落ちることになりそうです。
2009年以降も1ヶ月に3円以上動くような値動きになるのかどうか、
しばらくは動きそうですが、やはり落ち着いたら例年並みの2円前後になるとみたほうが自然。
FX業者の業績は前途洋々と言うわけではなさそうです。
今はPER3倍程度とかなりの割安ですが・・・
次に気になるのは、ボラ指数と実際の売上の関係。
ボラ指数が半分になると、売上も半分?この辺は次回検証してみます。

ちなみにボラ指数で検索すると、ボラティリティ指数(VIX)という指数が出てきます。
紛らわしいのでちょっと名前を変えたほうがよさそうです。
Volatility指数なので、VL指数とでもしますか。

本日発表されていた月次速報のうち、気になる会社のものをピックアップします。

・王将フードサービス 2月月次
餃子の王将の2月月次は、全店116.1%、既存店112.7%。
好調維持。昨年より一日少ないにもかかわらずこの数字はたいしたものです。
不況は関係なさそうです。

・ファンケル 2月月次
化粧品のファンケル。
2月売上高は前年比△8.1%。累計では△1.3%ですので、2月は不振。

・物語コーポレーション 2月月次
あまりよく知りませんが、焼肉屋チェーン等の外食産業だそうです。
全店では121.3%。既存店は、主力と思われる焼肉店が96.9%。
うるう年の誤差範囲内か、という印象です。

・博報堂DYホールディングス 2月月次
広告代理店の博報堂の2月月次。
テレビ局も不振であり、やはり広告代理店も不振。
主力の博報堂で、前年比79.7%。

外食でも、王将のような高い印象のない会社は、
それほど不況の影響は受けていないようです。
物語コーポもそういう部類の会社なのでしょうか。

前回に続き、気になった月次速報を記載します。

・マルシェ 2月月次
居酒屋チェーンのマルシェの2月月次。
全店90.3%、既存店89.1%。厳しい数字。
しかしまだ景気がよかったと思われる上期から同じような数字が続いており、
不況の影響だけとも言い切れなさそうです。

・ワタミ 2月月次
居酒屋チェーンのワタミの2月月次。
全店93.6%、既存店93.3%。これまでは100%近辺であったため、落ち込みあり。
しかしうるう年と金曜が少なかったことを考慮をすればほぼ計画通り、
との会社発表。

・スギHD 2月月次
ドラッグストアのスギ薬局のスギホールディング。
全店103.2%、既存店99.1%。
まずまずに見えますが、上期は10%超の売上増であったのに対して、
下期は一桁増の留まっています。
ドラッグストアとしてはやや物足りない数字。

・あきんどすしロー 2月月次
回転寿司のあきんどスシローの2月月次。
全店114%、既存店98.3%。ここもまずまず。上期下期の比較でもそれほど変わらず。
回転寿司にぜいたくのイメージはあまりないため、不況には強いのかも。

・チムニー 2月月次
居酒屋チェーンのチムニーの2月月次。
全店99.8%、既存店90.7%。ここもうるう年の影響はあると思いますが、
ちょっと落ち込みが大きい。
どうも居酒屋が軒並み苦戦しているような気がします。

昨年がうるう年であった影響はあると思いますが、
それを加味しても外食産業は売上減が目立ちますね。
景気のバロメーターとして外食産業はいいのかも。
ここが上向いてきたら景気が回復基調であると考えられるもかもしれません。
しばらく経過観察してみます。

各会社が発表する月次売上等の情報です。
知っている会社や注目している会社、業種のみ拾っていきます。

・HIS 1月月次
HIS自体はもう少し早い段階で発表されていましたが、
主要旅行業者の売上もでそろったのを確認したのが今日でした。

HIS 92.9% 主要旅行業者 79.4% HISシェア 13.2% 出国者数 87.1%
サーチャージの高騰に不況がプラスされ、
出国者数、旅行業者合計の売上は減少し続けています。
その中ではHISは検討した部類と言えますが、、、4月のサーチャージ減額に期待。

・大和ハウス 2月月次
マンションの受注の回復傾向は見られず。2月も-37%。
どこかで反転の兆しが見えると思いますが、まだ先は長そうです。

・ジェイコム 2月月次
人材派遣サービスのジェイコム。
2月は106.8%と前年比プラスをキープも、
上期は前年比120%以上がほとんどだったのに比べると、
落ち込みが見えると言えます。派遣切りとかここは関係あるのでしょうか。

・大戸屋 2月月次
外食産業の大戸屋。1月まで前年比プラスを維持していたのに、
2月でマイナス2.7%に転落。昨年がうるう年だったことが影響しているとか。
それを補正してもかろうじてプラス0.8%なので、
これまでと比較するとやはり失速はあると思ってよさそうです。

・ブックオフ 2月月次
全店104.7%、既存店100.7%。まずます。
古本は不況にはよいのかな、と思われます。

色々あって数が多いので、次回に続きます。

スカイマークの2月月次搭乗率が発表されておりました。

昨年2月は78.6%と非常に高い搭乗率を記録していました。
高いハードルに今年は挑むことになったわけですが・・・
今年2月は77.2%の搭乗率でした。

この数字自体は悪くないのですが、昨年比では-1.4%
小型化で搭乗率の改善が必須の状態ですので、ちょっと物足りないです。

路線別の搭乗率(%)では、
       2008 2009
羽田-福岡 80.9 82.0
羽田-神戸 73.8 74.0
羽田-札幌 82.0 75.8
羽田-旭川  -  53.9
羽田-沖縄 75.4 81.3
という内容です。

福岡は好調持続、札幌が伸び悩み、今年度新規の旭川が苦戦。
旭川が搭乗率70%であれば、大体+3000人となり全体で1%の搭乗率改善になるので、
前期の搭乗率を上回るには旭川の搭乗率向上が必要ですね。
ちなみに旭川を外した場合の搭乗率は78.9%となり、前期をクリアしています。

3月度はさらにハードルが上がって、前期87.4%。
旭川が60%も期待できない現状では、他ががんばってもクリアは難しそうです。

スカイマーク関連で気になっている点は、原油価格がじわじわ上昇している点。
安値では30ドル台でしたが、最近は40ドル台の中盤を維持しています。
しかし、そんな中でもシンガポールケロシンの価格は下がっており、
110セント台となっています。
なぜ原油に追随しないのかはよくわかりませんが、スカイにとっては好材料です。

中国資本の中柏ジャパンからの資金調達を模索していたパシフィックホールディングですが、
資金調達を断念しついに会社更生法を申請です。

中柏ジャパンからの調達ができないとアウト、
という状態でしたので、この結果は仕方がないですね。

負債総額は1636億、グループでは3265億とかなりの大型倒産となりました。
債務超過ですし、かなりの貸し倒れが出そうですね。
しかし株価は2週間ほど前にマネーゲームと思えるストップ高連発があり、
マネーゲーム終了後1週間でこの結果となりました。
同じようについ最近マネーゲームと思われる状態となった銘柄がありますが、
そちらはどうなることでしょうか。

最近注目しているFX業者について、FX業者は為替の変動(ボラリティ)が大きいほど、
利益が上がる(=相関性が高い)と言われておりますが、何とかそれを定量化できないものかと、
ちょっと検討してみました。

まず、各月のボラリティが高かったかどうかをどう評価するか。
各月の高値と安値の差をボラリティと判断して、FXプライムの月次業績(取引通貨単位)
と相関を取ってみました。
使用する通貨はドル円、各月の高値、安値はInfoseekのデータを使用しています。
そうしたところ、相関係数は0.75となりました。

相関係数は1が最大で-1が最低ですので、この数値でも相関の高さは言えますが、
さらに高い相関を目指して、各週毎の変動幅の平均値をボラリティとして使い、
FXプライムの業績との相関を取ってみました。
そうしたところ、相関係数は0.84まで上昇しました。
これはなかなか高い相関性であり、
この数値はFX業者の業績を予想する際に使用できそうです。
この指数(1週間における変動幅の月平均値)をボラ指数と勝手に名づけます。
具体的な数値は以下の通りです。


ボラ指数取引高
2008/123.39817016
2008/113.892518513
2008/106.78441347
2008/93.332529143
2008/82.11416864
2008/72.3317218
2008/62.6216418
2008/52.62214715
2008/43.37516411
2008/33.6616374
2008/22.39211826
2008/12.9413270

2月の業績はまだ発表されていませんが、ボラ指数は3.85と計算しています。
となると11月並の取引高が期待できる、
ということは18500(百万通貨単位)ぐらいの売上は期待できるのではないでしょうか。

次の月の業績予想は大体見積もれるとして、
次に気になるのは年単位の業績です。
このボラリティは今年が異常なのか、例年並なのか。
それがこの業界の今後に関わってくると思いますので。
それについては次回検証してみます。

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