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ANAの2Q決算が発表されておりました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
23年3月期第2四半期 684,147 12 56,816 45,505 13,277
22年3月期第2四半期 611,822 △18.8 △28,271 △41,529 △25,375

営業利益も回復していますし、まずまずの数字ですかね。
私がいつも気になっているのは客単価ですが、以下の通りになっていました。

国内線2009-2Q2010-2Q
売上(百万)185,766189,012
搭乗者数11,175,65511,390,739
客単価(円)16,62216,593
国際線2009-2Q2010-2Q
売上(百万)57,12077,696
搭乗者数1,216,6371,377,226
客単価(円)46,94956,415


国内線は、搭乗者数は微増、客単価は微減となっており、業績には大きな影響なし。
やはり変動が大きいのは国際線ですね。
200億の売上増ですし、客単価も2割以上とかなり回復しています。
やはり業績に寄与が大きいのは国際線ですね。
JALも2Qで利益1000億とのニュースもありましたが、JALの国際線も回復しているものと思われます。
(JALの場合は会計処理上で有利になっている点もありますが。)
ビジネス客頼みの国際線というのは、業績に浮き沈みが大きく難しいですね。
個人客相手のLCCなら、大きく売上が下がることはないと思いますが。

来年度はANAのLCCがスタートする予定ですが、
ANAの国際線の客の動向が気になりますね。
客層は被らないように思いますので、客単価と搭乗者数は維持できるのではと思いますが、
そうなると海外の格安航空との勝負となり、それはそれで分が悪そうです。
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スカイマークの2Q決算が発表されておりました。
先日大幅な上方修正を発表しましたが、その進捗度はどの程度かが注目です。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
23年3月期第2四半期 26,644 27 5,890 168 5,495 172 2,454 24
22年3月期第2四半期 21,044 △5.4 2,198 2,021 1,987


好決算には間違いないですが、営業利益は58.9億ですか。
通期予想91億なので、この数字でも正直ちょっといまいちですね。
客単価や搭乗率の高くない新路線を多数抱えて、まだ32.1億上積みが必要です。
拠点開設も多数あり、費用も増加しそうですし。
最近のスカイの予想は保守的なので、先日の上方修正も保守的なものだと思いますが。

利益が伸びていない理由が、引当金を多く積んでいるためなら納得ですが、
今回は通常の四半期とほぼ同じ。

ただ、注目は客単価ですね。
2Q単独の客単価は前年を上回っています。(前年14,567円、今年14,675円)
新路線を多数抱えながら、この数字は立派です。
おそらく既存路線の客単価がかなり上がっているものと思われます。
計算してみますと、既存路線の客単価を前年比105%、新路線を68%とすると、
トータルの客単価はほぼ前年並になりますので、
客単価の比率はこんなものではないかと思われます。

客単価は上記前提、搭乗率は既存路線は前年比7%アップ(上期実績より)、
新路線は搭乗率58%、として計算してみると、
通期売上は561.3億と、会社予想の565億に近い数字になりました。
というわけで新路線の搭乗率は58%を超えているかどうかが、
会社予想達成の目安となりそうです。

この決算は、上方修正の数字と比較すると私としてはいまひとつだと思いますが、
明日以降株価はどう動きますかね。
短期的には利益確定売りが出るかもしれません。


フィリピンのLCCであるセブパシフィック航空が株式を新規上場し、
約500億の資金調達を行った、とのことです。

発行済み株式の30.4%、1億8660万株を一株230円で上場。
たしかに430億円程度になりますね。
結構な額のように思いましたが、
LCCのIPOとしては最大の調達額のようです。
時価総額は1,500億円程度になりますね。
セブパシフィックにどの程度の純資産があるのか不明ですが、
LCCが流行となっていることもありかなり大きな額に思えます。

他のLCCのIPOでの調達額は、以下だそうです。
Southwest Airlines (USD 7.15 million)
RyanAir (USD 159.60 million),
Air Asia (USD 220.316 million)
Tiger Airways (USD 175.939 million)
★Cebu Pacific (USD 539 million)

他に記事に書いてあることをメモしておくと、
2010年上期は売上29.4%増 搭乗率85.4%、定時就航率89.4%、利益率21.2%
これらはエアアジアやタイガーエアを上回る、とのこと。
関空にも就航していますし、伸び盛りの航空会社という感じですね。

保有機材は
A319-100 10機
A320-200 11機
ATR72-500 7機
合計29機
ATR72は72席の小型機ですし、規模はスカイマークよりやや大きい程度ですかね。
A320は22機オーダーしているとのことですし、
まだまだ路線を拡張していく予定のようです。
海外路線を扱うアジアのLCCは乱立していますし、
LCC同士で路線の競合が多くなってきたときが本当の勝負だと思いますが、
そういった路線はまだまだ少なそうですし、伸びる余地が大きいのだと思います。
その競争にスカイマークが参入できるのはいつになるのでしょうか。。。


この数日のスカイマーク関連の報道や発表をまとめておきます。

まず1月のダイヤの発表がありました。
12月との差分はなしですね。まだ中部就航や茨城の拡張はないようです。
17機目がいつ入るか次第なんでしょうね。
ところでスカイの16機目となるJA73NCは、現在テストフライト中とのこと。
12月17日の長崎就航には間に合いそうです。
こんな姿でテストをしているようです。未塗装の緑色の機体はインパクトありますね。

また、年末年始の運賃が発表されていました。
昨年より、少しずつですが値上げしているようです。
例えば羽田-新千歳が27,800円から28,800円とか、羽田-神戸が12,800円から13,800円、など。
今年の調子だとおそらく昨年以上の搭乗率は確保できそうですし、
その上単価も上がることで先日の業績が実現できるのでしょう。
羽田から熊本、鹿児島は19,800円ですが、路線が定着する来年は
もう少し上がってくるでしょうし、さらに業績が上がることが期待できますね。

最後に、今日発表された奄美大島支援
元々9,800円、週末11,800円の運賃を6,800円にするとのこと。
またキャンセル料も無料にするとのことです。
イメージ戦略的な面もありますが、元々10月で撤退する予定なので、
この運賃値下げでの売上減はせいぜい500万(3,000円×100人×2便×8日)ほど。
大した額ではないですね。
この路線は続けていけば採算に乗りそうに思いますので、
来年以降の再就航のためにもこの支援はいい考えだと思いますね。


スカイマークの上方修正がついに出ました。
月次の搭乗率や昨今の円高を考えると上方修正は確実と思っておりました。
あとはその修正幅が問題だったのですが・・・

           売上 営業利益 経常利益 純利益 一株利益(円)
前回発表予想(A) 51,000   4,600    4,500   2,500      35.94
今回発表予想(B) 56,500   9,100    8,700   5,500      79.02
 (単位:百万)

私は通期66億と試算していましたが、91億とは恐れ入りました。
以前に社長インタビューで通期70億程度は可能という記事がありましたが、
それもはるかに上回っていますので、
おそらく市場コンセンサスも上回っているでしょう。
一株利益79円、前期でも配当を10円出していますし、
今期は利益倍増ですから配当は20円かもしれません。

私の予想より売上は60億、利益は25億上回っています。
ということは私の予想より経費が35億余分にかかっていることになり、
その点はちょっと気になりますね。
返還整備とか定期整備の引当金を積んでいるのかもしれません。
そうでないとしたらコスト体質に若干疑問が出てきますので、
その点は決算資料で確認したいと思います。


もう間もなく2Q決算のシーズンとなります。
私が注目する企業の決算発表予定日を一覧に上げておきます。

<航空>
9202 全日本空輸 10月29日 金
9204 スカイマーク 10月28日 木

<FX>
6784 プラネックスホールディング(株) 11月2日 火
7954 (株)EMCOMホールディングス 11月2日 火
8711 FXプライム(株) 10月28日 木
8728 (株)マネースクウェア・ジャパン 11月5日 金
8732 (株)マネーパートナーズグループ 11月10日 水
8704 トレイダーズホールディングス(株) 10月27日 水

<不動産>
1925 大和ハウス工業 11月9日 火
3231 野村不動産ホールディングス 10月28日 木
3254 プレサンスコーポレーション 11月4日 木
3264 (株)アスコット 10月28日 木
8801 三井不動産 10月29日 金
8802 三菱地所 10月29日 金
8803 平和不動産 10月29日 金
8830 住友不動産 11月5日 金
8840 大京 11月9日 火
8869 明和地所 11月11日 木
8871 ゴールドクレスト 10月28日 木
8877 日本エスリード 10月29日 金
8881 日神不動産 11月5日 金
8897 タカラレーベン 10月25日 月
8907 フージャースコーポレーション 11月8日 月
8909 (株)シノケングループ 11月10日 水
8935 エフ・ジェー・ネクスト 11月4日 木
8944 ランドビジネス 11月10日 水
8946 (株)陽光都市開発 11月11日 木

スカイマークの決算は10/28。
上方修正があると思いますが、どのタイミングでどの程度の額を出してくるか。
株価もだいぶ上げてきているので、通期営業利益60億は欲しいところ。
70億あれば上々ですけど、どうですかね。

FXについては、今期は為替変動が大きかったためよい決算が見込まれています。
私はみんなのFXを買収したトレイダーズHDに少し投資しています。
平均単価4,000円弱なので、含み損ですが。

最近あまり見ていない不動産関連については、
自分の保有する銘柄とゴールドクレストは注目ですね。

航空各社の8月実績がまとまりました。
東京航空局のデータもいきなり更新され始めたため、全社出揃っております。

2010年8月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,484,421 3,897,423 71.1% 46.89% 103.6%
JAL 5,221,263 3,496,930 67.0% 42.07% 94.1%
SKY 448,164 386,362 86.2% 4.65% 130.1%
ADO 255,313 213,007 83.4% 2.56% 113.5%
SFJ 117,878 95,396 80.9% 1.15% 98.9%
SNA 142,035 111,528 78.5% 1.34% 104.3%
IBEX 60,818 46,161 75.9% 0.56% 203.5%
ORC 29,515 20,867 70.7% 0.25% 117.0%
FDA 43,884 27,252 62.1% 0.33% -
AMX 12,987 8,169 62.9% 0.10% 101.4%
新中央 13,611 8,861 65.1% 0.11% 119.2%
合計 11,829,890 8,311,956 70.3% 100.00% 101.0%


各社8月は高需要期であるため、搭乗率は上がっています。
そのためもともと搭乗率の高いスカイマークは相対的にシェアは下がります。
9月以降は新路線が多数ありますので、5%は軽く超えてくるでしょうね。

またJALとANAのシェア差がかなり開いていますね。
これはJALが株主優待を廃止した影響でしょう。
この時期に優待を使う人は多いでしょうから。
シェアは徐々に離れていくことは間違いないでしょうけど。
スカイがJALに追いつくのはいつ頃になるのでしょうね。

スカイマークの2010年12月17-31日のダイヤが発表されておりましたので、
機材繰りを調べてみました。
A-Pまでの16機体制となっています。

路線 運航時刻 機材 路線 運航時刻 機材
羽田→旭川 旭川→羽田
605 08:35-11:15(札幌経由便) B 682 12:00-14:45(札幌経由便) B
611 11:00-13:40(札幌経由便) C 684 15:05-17:55(札幌経由便) C
617 14:30-17:10(札幌経由便) D 686 17:50-20:40(札幌経由便) D
羽田→札幌 札幌→羽田
705 08:35-10:05 × 706 08:45-10:20 C
707 09:45-11:15 D 710 10:50-12:25 J
711 11:00-12:30 × 712 11:50-13:25 D
713 12:30-14:00 A 714 13:10-14:45 ×
717 14:30-16:00 × 716 14:40-16:15 A
723 16:55-18:25 A 720 16:20-17:55 ×
727 18:50-20:20 C 726 19:05-20:40 ×
729 20:05-21:35 I 730 21:00-22:35 C
羽田→神戸 神戸→羽田
101 07:20-08:35 × 102 07:40-08:50 D
105 11:15-12:30 × 104 09:15-10:25 ×
107 13:20-14:35 J 108 13:10-14:20 ×
111 14:50-16:05 × 110 15:40-16:50 J
113 17:55-19:10 × 112 16:45-17:55 ×
117 20:05-21:25 G 116 20:20-21:30 ×
羽田→北九州 北九州→羽田
81 22:00-23:50 K 84 00:50-02:15 K
羽田→福岡 福岡→羽田
1 06:40-08:35 E 2 07:10-08:40 F
3 07:55-09:55 M 4 09:10-10:40 E
7 09:25-11:25 F 8 10:30-12:00 M
9 11:20-13:20 E 10 12:00-13:30 F
13 12:40-14:40 M 12 13:55-15:25 E
15 14:10-16:05 F 16 15:15-16:45 M
17 15:25-17:25 B 18 16:40-18:10 F
21 17:25-19:25 M 20 18:00-19:30 B
25 18:40-20:35 F 24 20:00-21:30 M
27 20:00-21:55 B 26 21:10-22:40 F
羽田→長崎 長崎→羽田
401 07:20-10:25(神戸経由便) N 440 07:40-10:25(神戸経由便) P
405 11:15-14:20(神戸経由便) P 442 11:35-14:20(神戸経由便) N
411 14:50-17:55(神戸経由便) N 446 15:10-17:55(神戸経由便) P
413 17:55-21:00(神戸経由便) J 448 18:45-21:30(神戸経由便) N
羽田→熊本 熊本→羽田
201 06:55-08:55 A 202 09:35-11:05 A
205 12:40-14:40 H 206 15:25-16:55 H
207 17:35-19:35 H 208 20:25-22:00 H
羽田→鹿児島 鹿児島→羽田
301 08:45-10:45 G 302 07:50-09:25 H
305 15:10-17:10 G 304 11:25-13:00 G
307 18:30-20:30 G 306 17:45-19:20 G
羽田→那覇 那覇→羽田
511 06:25-09:25 I 512 10:20-12:35 I
517 13:00-16:00 I 518 17:15-19:30 I
519 16:05-19:05 E 520 18:30-20:45 K
525 22:45-01:45 (木-土) D 526 21:15-23:30 (木-土) O
札幌→旭川 旭川→札幌
781 10:40-11:15 × 782 12:00-12:35 ×
783 13:05-13:40 × 784 15:05-15:40 ×
785 16:35-17:10 × 786 17:50-18:25 ×
神戸→札幌 札幌→神戸
171 08:00-09:55 J 178 19:05-21:10 A
神戸→茨城 茨城→神戸
182 08:25-09:40 O 183 10:40-12:05 O
神戸→長崎 長崎→神戸
141 09:10-10:25 × 140 07:40-08:40 ×
143 13:05-14:20 × 142 11:35-12:35 ×
145 16:40-17:55 × 146 15:10-16:10 ×
147 19:45-21:00 × 148 18:45-19:45 ×
神戸→熊本 熊本→神戸
123 10:40-11:45 L 124 12:20-13:20 L
127 17:40-18:45 L 128 19:20-20:20 L
神戸→鹿児島 鹿児島→神戸
131 07:15-08:25 L 132 09:00-10:05 L
135 14:00-15:10 L 136 15:50-16:55 L
神戸→那覇 那覇→神戸
591 12:40-14:55 O 594 12:50-14:40 K
599 15:25-17:40 K 598 19:40-21:30 E
福岡→那覇 那覇→福岡
505 10:30-12:10 K 502 08:20-09:55 K
509 18:45-20:25 O 506 15:35-17:10 O


先日の発表の通り、長崎から神戸と羽田(経由便)が4便追加されております。
このダイヤを実現するためには16機体制が必要であり、
12/17までには新しい機材がデリバリーされるものと思います。

このスケジュールで行くと、H機が9:25から12:40まで停泊、
またG機が13:00から18:30まで停泊となります。
12/16まではG機はこの時間で羽田-神戸を往復するダイヤでしたが、
また停泊時間が延びるダイヤとなりました。
これだけ余裕があるのなら、ちょっと調整すれば
神戸-札幌の1往復ぐらい入れられそうですけど。
予備機としての意味合いもあると思うので、
これにより定時出発率が上がればいいですがね。

<10/27追記>
以前の記載誤りがあり、G機を含めたスケジュールを見直しました。
その結果G機の羽田停泊は13:00-15:10となりました。


スカイマークが12/16より神戸-長崎便および羽田-長崎便(経由便)の運航を開始する、
との発表がありました。

この就航自体は予定通りですが、驚きは1日4往復という点です。
神戸から熊本や鹿児島は2往復なのに対して、神戸-長崎は4往復と、
熊本や鹿児島より需要が少なそうな長崎を4往復運航する、
という点で、この路線の搭乗率はどうなるのか心配ですね。
熊本や鹿児島は羽田からの直行便が3便あり、
トータルの便数としては熊本、鹿児島が5に対して長崎は4なのですが。
しかし神戸-長崎が4往復なのであれば、
そのうち1往復を9月好調であった神戸-札幌に当ててもよさそうなものですが。。。
(神戸-札幌は10/31より2→1往復に減便されています。)
昨日の搭乗率の発表にもあったように、
神戸-九州路線が思ったより需要があると踏んだのかもしれません。

私としては、今回の長崎4往復は正直疑問が残りますね。
12/16以降のダイヤも近日中に発表されるはずなので、
そこでもやはり神戸-札幌が1往復のみなのかどうか、
そこまでして長崎便を優先したのかどうか、
確認したいと思います。


スカイマークの9月輸送実績が発表されておりました。
各路線の搭乗率は以下の通りです。

2010 2009
羽田-福岡 96.6% 85.7%
羽田-神戸 90.3% 87.5%
羽田-札幌 95.9% 88.1%
羽田-旭川 87.9% 74.5%
羽田 -沖縄 85.4% 89.5%
福岡-沖縄 80.1% 56.1%
神戸-沖縄 83.1% -
茨城-神戸 - -
神戸-札幌 92.5% -
札幌-旭川 18.0% -
北九州-羽田 39.8% -
北九州ー沖縄 27.3% -
神戸-鹿児島 45.8% -
鹿児島-奄美 38.5% -
----------------
全路線 81.7% 84.4%

搭乗者数 前年比133.7%

見た目上の搭乗率は3%弱下落していますが、
羽田以外の路線が大幅に増えているためで、
前年は6.4%だった羽田以外の路線が提供座席数ベースで29.3%にまで増加しています。
それを考えるとこの数字は絶好調といえる数字だと思います。

各路線別に見てみると、
幹線は軒並み90%超と、飽和状態が続いています。
沖縄は増便してさらに深夜便の運航もしていますが、それでも85.4%なら十分でしょう。
特筆すべきは神戸-札幌。92.5%は素晴らしいですね。
すぐにでも増便すべき搭乗率ですが、11月から減便なんですよね。
冬の北海道は閑散期ではあり、機材繰りの影響もあるでしょうがもったいないですね。

注目の神戸-鹿児島は45.8%と、30%以下も覚悟していましたがこの数字ならまずまず。
11月から大幅値下げですが、値下げ前でこの数字なら及第点と思います。
奄美にしても、38.5%なら拠点なし運営でギリギリ採算ラインではないでしょうか。
夏場限定でも、来年以降も続けていけば採算に乗ってきそうですね。
北九州-沖縄は、深夜で機材費を考えなくてよいとしてもちょっと厳しいですかね。
撤退もやむを得ないかと。

今月は神戸-鹿児島を何とか乗り切り、
他の路線は幹線を中心に絶好調であることが確認できました。
来月の発表(10月)では神戸-熊本がありますが、これも40%程度は確保してほしいところです。


韓国の格安航空会社4社が、4社とも黒字を計上したとのことです。

韓国の航空事情といえば、大韓航空とアシアナが大手、
格安航空として済州航空、ジンエアー、エア釜山、イースター航空と4社があります。
構図としては日本とよく似ているように思います。

各社の概要を調べてみると、
・ジンエアー
2008年7月就航
大韓航空の子会社
B737-800 5機
グアム、大阪、マカオ、香港、バンコクなど7路線に就航

・エア釜山
2008年10月就航
アシアナ航空の子会社
B737-400 3機、B737-500 3機
釜山-ソウル、釜山-済州、および釜山-関西、釜山-福岡に就航

・イースター航空
2009年1月に就航
B737-600 1機、B737-700 5機
済州からソウル、清州、群山と、コタキナバル(マレーシア)

・済州航空
2006年7月就航
B737-800 6機
済州からソウル、釜山、清州と、ソウルから関西、名古屋、北九州、バンコク、香港、マニラ
スターフライヤーと提携

こうして見てみると、日本の新興各社と比べてもまだ新しい会社が多いですね。
具体的な業績はよくわかりませんが、昨年まではほとんど赤字だったそうですが、
まだ就航1,2年目という会社がほとんどならそれもやむを得ないですね。
むしろまだ3年目程度でもう黒字転換したという方が驚きです。

1?9月の格安航空会社の国内線利用客は、
前年同期比で48.4%急増した516万人を記録し、
初めて500万人を上回った。
国内線全体に占める割合も25.9%から34.0%に上昇し、
年末までの利用客は670万人に上る見通しだ。


前年でも25.9%とかなり高いですが、
34.0%にまで増えるとはすごい。日本の新興4社はせいぜい10%です。
しかもスカイ以外はANAとコードシェアの分も含まれていますし。
韓国のこの状況を見ていると、
大手からLCCへの流れはまだまだ続くと思われますね。

また韓国の上記4社ともB737、エア釜山以外はB737-NGを使用しています。
日本での整備はスカイが受け持つなどでうまく提携していければ
国際線への道も開けてくると思うのですが、何とかならないですかね。


航空大手3社の賃金について比較した記事がありました。
記事の本題はJALの賃金下落についてですが、
なかなか各職種の賃金がまとまった資料はないため、まとめておきます。
まずここで「大手」としてスカイマークが上がっているのはいいことですね。
しかもANA、JALと比較しても遜色ない給与水準ですし。

         JAL       ANA      SKY
パイロット   1,200      2,000      804
客室乗務員  420(36.1歳)  430(31.7歳)  364(26.6歳)
地上職    500(44.3歳)   667(43.0歳)  593(36.1歳)
 (単位:万円)

さすがにJALはかなり下げられたようですね。
スカイも平均年齢を考えれば、ANAとも引けを取らない妥当な水準と思います。
ANAのパイロットがかなり際立っていますね。
JALがこのようになった今、
ANAのパイロットがこのまま高水準を維持できるとも思えませんが、
やはり賃下げの方向に進むんですかね。

スカイは賃金も大手並に成長してきた、と言っていいと思います。
(福利厚生に差はあるのかもしれませんが、スカイにもストックオプションがありますし。)
このまま成長を続け、堂々と高賃金を受け取れる会社に成長してもらいたいですね。


スカイマークの2Qおよび通期の決算予想について、
前回は売上について見積もってみました。
今回は費用について見積もり、合わせて決算予想をしてみたいと思います。

まず、費用(売上?営業利益)を、燃料費、機材レンタル費、その他の3項目に分け、
それぞれについて見積もってみます。

2009年度は、下記のようになります。ここで
機材レンタル費:年間385.2万ドルとし、月々の所有数と為替レートから算出した数値
燃料費:提供座席数から各路線の運航便数を計算し、
路線マイル数×8.9(Litter)+150(Litter)を消費燃料として計算。
その上で為替レートとケロシンのレートをかけ合わせて計算した数値。
さらに燃料税26円/Litter(沖縄便は半額)を加算したものを燃料費推定としています。
その他:費用から上記費用を引いたもの。
上記のように計算しています。

2009-1Q2009-2Q2009-3Q2009-4Q
売上8838210443061741458
営業利益-398219824213143
経常利益-426202122762956
純利益-453198718112627
四半期売上883812206957310841
営業利益-3982596223722
費用92369610935010119
燃料推定2130214821442447
機材1631131613601495
原油以外5475614658466177

上記をベースに2010年を検討すると、
まず燃料費と機材レンタル費は前年と同じ方法で計算できます。
3Q以降も想定される機材数と、路線数と運航便数から計算しています。
(10月以降の為替レートは86円、ケロシンは220cent/gallonを想定)

上記以外の、「その他」の費用ですが、
2010年の1Qは5,475から5,252(百万)と、路線や便数は増えているのですが、
昨年より減少しているという結果となりました。
ですので2Qも大きくは増加していないと考えられます。
ここの費用は昨年並みで、機材数や鹿児島拠点が9月から開設されているので、
昨年の6,146に対して6,200(百万)としておきます。
3Q以降については、3Qは熊本拠点の開設、4Qは中部や茨城の開設があり、
さらに機材も増加するため、ざっくりですが3Qは2億増、4Qは3億増と仮定しています。

2010-1Q2010-2Q2010-3Q2010-4Q
売上1047925,24337,65550,458
営業利益11185,1746,1386,607
経常利益964
純利益711
四半期売上10,47914,76412,41212,803
営業利益1,1184,056964469
費用9361107081144812334
燃料推定2609294936553877
機材1500155917471980
原油以外5252620060466477

そうしたところ、今期は上記のような業績になるという見積もりとなりました。

2Q 売上 25,243 営業利益 5,174
4Q 売上 50,458 営業利益 6,607 (百万)

会社側の通期業績予想では売上51,000、営業利益4,500(百万)ですので、
2Qの時点で利益は達成され、上方修正は確実だと思われます。
また私の売上見積もりは保守的だと思いますので、
新路線が想定(50%)以上の搭乗率となるようなら、さらに上ブレも考えられます。
幹線も搭乗率が上がっているため、
(当日運賃での搭乗者が増えるため)客単価も上がっているように思いますし。

今期は上記数字かそれ以上、来期は路線定着でさらに売り上げ増が見込まれますし、
当面は業績向上が見込めますし、楽しみですね。


まだ9月の実績は発表されていませんが、
そろそろ上方修正等決算情報が発表されるような気がしますので、
前もって決算を見積もってみます。

まず売上がどの程度になるか。
これは新規就航路線の単価および搭乗率がどの程度と仮定するかによって、大きく変わります。
ここでは搭乗率50%客単価を前年比60%(7,000円程度)としました。
また既存路線については搭乗率は1%良化していると仮定し、
9月以降の新規就航各路線の本数を想定して計算すると、
座席数と搭乗者数は以下のようになり、
その上でトータルの客単価を考えると以下のようになります。

            1Q    2Q      3Q     4Q
座席数(既存)  995,271  1,059,345   998,988   955,800
搭乗者数(既存) 832,341  927,235   816,809   779,774
座席数(新規)  98,058   238,950    685,910  819,510
搭乗者数(新規) 57,825   149,055   342,955  409,755
前年比客単価  97.7%   94.5%     88.2%   86.2%
搭乗者数前年比 125%   128%     147%    137%
売上増加率    122.2%  121.3%    129.7%   118.2%
売上(百万)   10,479   14,764    12,412   12,803

客単価×搭乗者数で売上高の前年比が出るため、四半期売上が計算できます。
その結果も上記に示しています。
この結果、2Q売上252.4億、通期では504.6億となります。

売上は2Q時点で40億程度前期を上回ってそうですね。
次に経費についてですが、長くなりそうなので次回にします。

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