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羽田空港の施設利用料が4月から一人あたり100円から170円に上がりますが、
スカイマークが値上げ分の代理徴収を拒否した、とのことです。

空港使用料は航空会社が代理徴収をしており、
航空会社はチケット代に含めて顧客から徴収しています。
これまでもチケット代のうち100円は空港使用料として空港会社に納められていましたが、
この100円が4月からは170円になるわけですが、
値上げ分について正当な理由が無いとの理由で、スカイマークは徴収を拒否しています。

この値上げに伴ってPBB(ボーディングブリッジ)使用料は徴収されなくなり、
実質的に航空会社の負担は変わらない、と空港会社は以前説明しています。
PBBの使用/不使用に関わらず一律で徴収されることになるのですが、
PBBの使用が平等でなかったり、使用できても端のほうだったりと、
他社と不公平があるとスカイマークが考えていて、
スカイマークはこの点が不満なのではないでしょうか。

PBB使用率のデータは国交省のHPにありました。
これを見てみても、スカイマークが特別使用率が低いとは見えないです。
使用できたとしても端のほうだったりする点で不公平があるのかもしれませんが。
(逆にスタフラは一切使用していなくて、文句はないのでしょうかね。
4月以降は平等に使えるようになるのかもしれませんが。)

この機会に、PBBの不平等解消について徹底的に戦おうということですかね。
仮に空港会社が徴収することになると、
ユーザ利便性が落ちるので避けてほしい、というか現実的ではないと思いますので、
結局4月以降もスカイマークが徴収する点は変わらないと思いますが。

さてこの一件、どういった結末となりますか・・・
スカイマークは業績好調で来期以降もその流れは継続すると思うので、
ちゃんと戦ってほしいと思う一方、
空港会社とけんかせず穏便に済ませてほしいという思いもあります。
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スカイマークの2010-3Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
23年3月期第3四半期 41,178 35 8,680 259 8,149 258 3,947 118
22年3月期第3四半期 30,617 △4.5 2,421 2,276 1,811


以前に見積もった私の予想より売上が10億増加、
その分がそのまま利益増になった、と考えてよさそうです。
ですので費用面での見積もりは誤っていなかったのかな、と思います。

しかし売り上げの方は私の予想より10億も多いわけで、
3Q単独で見ると誤差は7%程度とそこそこ大きいです。
客単価の前提条件が誤っていたと考えないといけませんね。

先日の修正の要因となった整備費用についてですが、
今回も整備引当金を積み増しております。
負債の部にある、各引当金の残高は、
            期初    2Q     3Q
定期整備引当金 3,297,869 3,775,483 4,165,874
返還整備引当金 285,015 520,519 653,949 (千円)

本3Qで見ると、2Qと比べても5.3億の増加、期初より12.4億の積み増しとなっています。
ここに計上される額は、繰入額?実際の使用額なので、
増加しているということは実際の使用額より繰入額が大きくなっていると考えられます。
この積み増し分12.4億が税法上の損金不算入部分となると思われます。
そのため実効税率より高い税金がかかっているように見え、
純利益が減少していると理解しています。
当初はこの引当金分も損金として計上するつもりだったのではないでしょうか。
(これまでは繰延欠損金があったので考える必要がなかった?)
つまり実力的にはさらに12.4億利益を積み増せる、ということになります。
かなりの健全経営で、素晴らしい限りです。

3Qで営業利益86.8億なので、通期予想103億まではあと16.2億。
2Qに次ぐ書き入れ時の4Qで利益が16.2億とは、
いくら中部や茨城の新路線が不振であっても考えづらいです。
おそらくさらに上方修正されるでしょう。
ここまで安心して見ていられる銘柄も珍しいですね。

羽田発着の地方路線について、
大手航空会社とのコードシェア比率が、
現行の25%から最大50%まで引き上げが可能になった、とのことです。
3月1日から実施するそうです。

これって誰が得するのか、
名目上は新興各社の地方への就航促進とのことですが、
新興各社は搭乗率を見ても悪くないですし、
50%も持っていってほしくないのが本音なのではないでしょうか。
座席数を多くすることで単価下げも要求されそうですし。
結局得をするのはANA、という構図だと思いますね。
新興各社に割り振られた羽田枠の50%は実質ANAだと考えると、
ANAへの割り当ては減らすべきと思います。

新興各社のANAの下僕化が進みそうです。
何のための新規航空会社なのか、もう一度考えてほしいですね。


スカイマークの3月27日から4月27日までのダイヤが発表されておりました。
早速内容と機材繰りを見てみます。

路線
羽田→旭川 旭川→羽田
605 08:35-11:20(札幌経由便) B 682 11:55-14:45(札幌経由便) B
611 11:00-13:45(札幌経由便) C 684 15:05-17:55(札幌経由便) C
617 14:10-16:55(札幌経由便) D 686 17:50-20:40(札幌経由便) D
羽田→札幌 札幌→羽田
701 6:05-7:35 C 706 08:45-10:20 C
705 08:35-10:05 × 710 10:35-12:15 J
707 09:45-11:15 D 712 11:45-13:25 D
711 11:00-12:30 × 714 13:05-14:45 ×
713 12:30-14:00 A 716 14:35-16:15 A
717 14:30-16:00 × 720 16:15-17:55 ×
723 16:55-18:25 A 726 19:00-20:40 ×
727 18:50-20:20 C 730 21:05-22:45 C
729 20:05-21:35 I 732 22:40-00:25 I
羽田→神戸 神戸→羽田
101 07:20-08:30 × 102 07:15-08:30 D
105 11:15-12:25 × 104 09:15-10:25 ×
107 13:20-14:30 J 108 13:05-14:20 ×
113 17:55-19:10 × 110 15:35-16:50 J
117 20:05-21:25 G 116 20:05-21:20 ×
羽田→北九州 北九州→羽田
81 21:20-23:00 K 84 23:40-01:10 K
羽田→福岡 福岡→羽田
1 06:25-08:15 E 2 07:05-08:40 F
3 07:55-09:50 M 4 08:55-10:30 E
7 09:20-11:15 F 8 10:30-12:05 M
9 11:05-13:00 E 10 11:50-13:25 F
13 12:45-14:40 M 12 13:40-15:15 E
15 14:05-16:00 F 16 15:15-16:50 M
17 15:25-17:20 B 18 16:35-18:10 F
21 17:25-19:20 M 20 17:55-19:30 B
25 18:40-20:35 F 24 19:55-21:30 M
27 20:00-21:55 B 26 21:10-22:45 F
羽田→長崎 長崎→羽田
401 07:20-10:15(神戸経由便) N 440 07:40-10:25(神戸経由便) P
405 11:15-14:10(神戸経由便) P 442 11:30-14:20(神戸経由便) N
413 17:55-20:50(神戸経由便) J 448 18:30-21:20(神戸経由便) P
羽田→熊本 熊本→羽田
201 06:55-08:50 A 202 10:10-11:45 A
205 13:00-14:55 H 206 15:35-17:10 H
207 17:50-19:45 H 208 20:25-22:00 H
羽田→鹿児島 鹿児島→羽田
301 08:45-10:45 G 302 8:15-9:55 H
305 15:05-17:05 G 304 14:45-16:25 G
307 18:25-20:20 N 306 20:25-22:00 G
羽田→那覇 那覇→羽田
511 06:20-09:10 I 512 10:10-12:35 I
517 12:50-15:40 I 518 16:55-19:20 I
519 15:55-18:45 E 520 18:20-20:45 K
525 22:55-01:40 (木-土) D 526 21:05-23:30 (木-土) O
札幌→旭川 旭川→札幌
781 10:45-11:20 × 782 11:55-12:30 ×
783 13:10-13:45 × 784 15:05-15:40 ×
785 16:20-16:55 × 786 17:50-18:25 ×
神戸→札幌 札幌→神戸
171 9:05-11:00 R 178 19:10-21:05 A
神戸→茨城 茨城→神戸
182 08:25-09:40 O 183 10:15-11:35 O
神戸→長崎 長崎→神戸
141 09:05-10:15 × 140 07:40-08:40 ×
143 13:00-14:10 × 142 11:30-12:30 ×
145 16:40-17:50 P 146 15:00-16:00 P
147 19:40-20:50 × 148 18:30-19:30 ×
神戸→熊本 熊本→神戸
123 11:00-12:05 L 124 12:40-13:40 L
127 17:35-18:40 L 128 19:15-20:15 L
神戸→鹿児島 鹿児島→神戸
131 07:40-08:45 L 132 09:20-10:25 L
135 14:15-15:20 L 136 15:50-17:00 L
神戸→那覇 那覇→神戸
591 12:15-14:20 O 594 12:50-14:45 K
599 15:30-17:35 K 598 19:25-21:20 E
福岡→那覇 那覇→福岡
505 10:30-12:05 K 502 08:20-09:55 K
509 18:20-19:55 O 506 15:15-16:50 O
羽田→名古屋 名古屋→羽田
61 22:50-23:50 M 62 23:40-00:40 Q
茨城→札幌 札幌→茨城
787 13:15-14:40 788 15:15-16:40
名古屋→札幌 札幌→名古屋
761 07:00-08:45 Q 762 09:20-11:10 Q
763 11:45-14:40(茨城経由便) Q 764 15:15-18:15(茨城経由便) Q
765 18:55-20:40 Q 766 21:15-23:05 Q
名古屋→茨城 茨城→名古屋
68 11:45-12:40 x 69 17:15-18:15 x
鹿児島→奄美 奄美→鹿児島
361 11:40-12:25 G 362 13:15-14:05 G

変更点は、奄美の運航が開始されたことと、羽田-札幌が深夜、早朝に1往復増加。
羽田-神戸は1往復減便で5往復となっています。
それに伴い、経由便の羽田-長崎は3便に減便となっています。
神戸-長崎は4便のままですね。

奄美については季節定期便と記載されていました。
いつまでの定期便となるのか明記されていませんが、
なんか運休するための逃げ道をつくっているような・・・
前回もそれなりの搭乗率は出ていましたので、 問題はないと思いますが。

羽田-札幌については、深夜便のほうは羽田からの足が気になりますが、
北九州が好調なので安めの値段設定とすればおそらく需要はあるものと思います。


スカイマーク関連のニュースが2点ありました。

・9月から那覇-宮古路線、6月には那覇-中部路線を新設
那覇-宮古については以前報道されたとおりで、正式決定ということですね。
5往復ということですが、那覇-宮古は大体所要50分、
ということは折り返しに40分として、往復2時間20分ですね。
那覇に40分停泊するとすると、5往復にかかる時間は14時間20分であり、
1機での5往復が十分可能ですね。

那覇-中部については2往復とのこと。
両空港とも24時間運用であることから、1往復は深夜便の可能性が大きいと思います。

神戸空港に格納庫を新設来期中に神戸空港に航空機1機が格納できる格納庫を新設する、とのこと。
費用は十数億、となっています。
来年4月には25機体制となっていますし、
神戸は便数も多いので神戸に新設するのは妥当でしょうね。
ただこれ以上の増便は30枠規制が緩和されないと不可能、という不安材料もありますが。
整備士も20人程度に増やしたり、居室を構えたりとなると費用も増加しますが、
運航できないことの機会損失の方が大きいと思いますし。
これを機会に規制の見直しも進むといいのですが。

私が注目している各社の決算予定日をまとめました。

<航空>
9202 全日本空輸 1月31日 月
9204 スカイマーク 1月27日 木

<不動産>
1925 大和ハウス工業 2月9日 水
3231 野村不動産ホールディングス 1月28日 金
3254 プレサンスコーポレーション 2月3日 木
3264 (株)アスコット 1月28日 金
8801 三井不動産 2月4日 金
8802 三菱地所 2月4日 金
8803 平和不動産 1月31日 月
8830 住友不動産 2月8日 火
8840 大京 2月8日 火
8869 明和地所 2月10日 木
8871 ゴールドクレスト 1月27日 木
8877 日本エスリード 1月28日 金
8881 日神不動産 2月4日 金
8889 (株)アパマンショップホールディングス 2月14日 月
8897 タカラレーベン 1月28日 金
8907 フージャースコーポレーション 2月7日 月
8909 (株)シノケングループ 2月14日 月
8935 エフ・ジェー・ネクスト 2月3日 木
8944 ランドビジネス 2月4日 金
8946 (株)陽光都市開発 2月15日 火

<FX>
6784 プラネックスホールディング(株) 2月14日 月
7954 (株)EMCOMホールディングス 2月15日 火
8711 FXプライム(株) 未定
8728 (株)マネースクウェア・ジャパン 2月4日 金
8732 (株)マネーパートナーズグループ 2月10日 木
8704 トレイダーズホールディングス(株) 未定

スカイマークは27日の木曜日。売上と営業利益の進捗率に注目ですね。
ANAも悪くはないと思いますが、どの程度の利益を出してくるでしょうか。

不動産は最近あまり見ていなかったですが、
低PBRの銘柄が全体的に上がっていますね。
業績はだいぶ戻してきているようですし。
ゴールドクレストがどう出てくるかはチェックしておきたいです。

航空各社の2010年11月の輸送実績がまとまりました。
四半期毎の発表となったSNAも11月分データが発表されています。

2010年11月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,122,395 3,411,852 66.6% 49.17% 106.6%
JAL 4,058,659 2,689,998 66.3% 38.77% 85.5%
SKY 492,591 384,483 78.1% 5.54% 145.9%
ADO 229,411 169,631 73.9% 2.44% 102.2%
SFJ 109,361 85,259 78.0% 1.23% 105.5%
SNA 138,948 99,956 71.9% 1.44% 126.1%
IBEX 62,276 44,216 71.0% 0.64% 137.4%
ORC 26,993 15,278 56.6% 0.22% 98.7%
FDA 62,519 28,571 45.7% 0.41% 287.99%
AMX 7,026 3,794 54.0% 0.05% 68.9%
新中央 9,669 5,376 55.6% 0.08% 117.3%
合計 10,319,848 6,938,414 67.2% 100.00% 99.0%


JALがついにシェア40%割れ、ANAとの差もかなり大きくなりました。
JALは前年比大幅減ですが、その分がANAと新興に流れている構図ですね。

スカイマークは5.54%、前年比も145.9%と、他の新興と比べても一歩抜き出ています。
スカイの機材計画を考えても、この流れはしばらく続くでしょうね。
まだまだ時間はかかるでしょうが、早くJALを追い抜いてほしいです。

スカイマークが、那覇-パラオのチャーター便を検討している、とのこと。
具体的には、4月以降に週2便、深夜便での運航を予定しているそうです。

深夜便とする目的は機材の有効活用であり、
昨年もグアムへの深夜便によるチャーター便を運航しました。
また昨年は羽田からでしたが、今回は那覇からとなっていますね。
なぜ那覇からか、という理由は、
・東南アジア等への拠点として那覇はアクセスがよい。(ANAが物流拠点にするほど)
・那覇は24時間運用可能。
・羽田より着陸料が安い。
などの理由が挙げられます。

上記の理由から那覇経由で国際線を運航するのはいいと思うのですが、
他にも台北、上海、マニラ等大都市は多数ある中で、
目的地がパラオという点はどうなのでしょう。
その点について考えてみましたが、
おそらく日本からの直行便の運航がなく、台北、マニラ等で乗り継ぎとなるため、
それならば那覇乗り継ぎのほうが距離的に有利であり、
日本の航空会社という点も含めると競争力はある、
という判断なのではないでしょうか。

那覇をハブにして、パラオ以外にも深夜国際線を運航するようにすれば、
損益分離点が低いことを考えると成功するように思いますね。
那覇から他の都市への就航も考えてみてもらいたいですね。


スカイマークの通期業績の修正が発表されておりました。
売上、営業利益は上方修正、しかし純利益は下方修正という内容です。

           売上 営業利益 経常利益 純利益 一株利益
前回発表予想(A) 56,500  9,100  8,700  5,500  79.02
今回発表予想(B) 57,400  10,300  9,900  5,000  71.70

純利益が減少している理由は、
税務上費用とならない整備引当金等の見込額を見直したため、とのことです。
必要以上の引当金を積んでいたため、それが経費として認められず課税対象になった、
ということですね。
たしかに直前の決算(2010年度2Q)では
定期整備引当金37.75億、
返還整備引当金5.2億、
と大きな額になっています。

おそらく今後の機材増加を見越して実際に今年度使用する額より
多めに積んだ引当金を経費として計上していたのを、
経費として積む額を減額するよう指導されたということでしょうか。
そのためか、売上が9億の伸びのところ営業利益は12億の増加となっています。
これは引当金の経費への計上を抑えたためなのではないでしょうか。

ただ、それでは今期の純利益が減少する説明にはならないです。
過年度分の修正額が特別損失に入っている?
ちょっとまだ理解できていません。

しかし本業の方は好調であることが確認できました。
何より売上が私の予想より多いことが好材料ですね。
客単価は私の想定以上に上がっているのだと思います。
27日の3Q決算が楽しみですね。


これまでの検討から、決算数字を計算してみます。

売上は2010-3Qは13,502、4Qは14,972(百万)。
それに対して経費は2010下期トータルで24,856(百万)。
経費については3Qより4Qの方が便数増などで増加しますが、
燃料費、着陸料、機材費等を3Q、4Qでそれぞれ計算すると、
燃料費 3,330 4,103 (+773)
着陸料 1,490 1,702 (+212)
機材費 1,799 2,023 (+224)
人件費 2,130 2,258 (+128)
4Qの方が3Qより1,337(百万)増加するという結論になります。
この結果から、3Q、4Qの経費はそれぞれ11,760、13,097(百万)。

以上より、ようやく結論です。
3Q
売上 40,146
営業利益 7,633 (百万)

4Q 
売上 55,118
営業利益 9,508 (百万)

4Qはまだ不確定要素が多いですが、
搭乗率や客単価が想定以上で売上が増加するようなことがあれば、
営業利益100億も見えてきますね。
今のところは会社予想を4億超える程度、と予想しておきます。


前回に続いて、スカイマークの3Q決算予想の経費の見積もりです。

今回の経費見積もりについては、
せっかく決算発表説明資料に経費の詳細が記載されていますので、
その項目ごとに見積もりを行ってみたいと思います。

(?航行費)
この項目はほとんどが燃料費と着陸料ですので、
各路線の運航便数や原油、為替相場から計算可能です。
その結果下期トータルの燃料費は7,434、着陸料は3,192となりました。
また給与についても単純に50名程度増加しているとして、
957÷289×339=1,123。
その他の部分は上期と変わらずとして、これらを足すと13,104(百万)。

(?整備費)
ここで大きいのは返還整備と定期整備の引当金ですね。
ここでは機数に比例するとして、2010上期が15機、下期が18機なので
定期整備引当金 931÷15×18=1,117 (上期より186増)
返還整備引当金 276÷15×18=331 (上期より55増)
他で大きいのはその他の部分ですが、これについては
233→512→58と見積りづらい経過。
ここでは間を取って358(上期より300増)としておきます。
また給与は1割増、整備部品は機数に比例して増、と考えます。
以上をすべて合計すると3,359(百万)。

(?機材費)
この項目は機材のレンタル料です。
月々の機材数と為替から計算すると、3,822(百万)となりました。

(?運送費)
この項目内でよくわからないのは運送サービス費。
以下のような遷移になっています。
2009上 2009下 2010上
83 640 182
上期より下期の方が経費が大きいです。
ここは2010下期は2009下期と同様に640としておきます。
給与手当についても上期に対し100ほど増加と考え、737。
以上から2010下期は2,062(百万)とします。

(?空港管理費)
ここでは、まず人件費は2011上期の849人から、
下期は1000人程度になっているとして、917÷849×1000=1,358
賃借料も新拠点の熊本、鹿児島、中部、茨城(2月から)で、
一月500万として80(百万)の増加、トータルで756(百万)。
以上から2,359(百万)と予想します。

(販売管理費)
販売管理費は以下のような推移です。
2009上 2009下 2010上
1,183 1,214 1,353
ここは見積もりが難しいですが、2010上期での増加分を足して、
1353+139=1492(百万) とします。

以上から、2010下期の経費は
13,104+3,359+3,822+2,062+2,359+1,492=24,856(百万)
となります。

ちょっと長くなったのでまとめは次回。

2010年度3Qの輸送実績が出ましたので、3Q決算の数字を予想してみます。

まず売上から。
搭乗者数を昨年からの既存路線と新規路線に分けると、
以下のようになります。

         10月 11月 12月
既存路線
提供座席数 333,999 301,431 321,609
搭乗者数 303,309 279,479 278,594
新規路線
提供座席数 168,150 191,160 229,923
搭乗者数 78,728 105,004 121,988

ここで客単価は2Qで計算した既存105%、新規68%と仮定すると、
昨年比の客単価は95.3%となります。
また搭乗者数は3Qトータルでは前年比148.0%。

昨年3Qの四半期単独売上が9,573百万なので、今期3Q単独では、
9,573×1.480×0.953=13,502百万 となります。

ちなみに同じ計算方法で、4Q売上を見積もってみます。
3Qの実績から、4Qの搭乗者数は既存路線が搭乗率前年比+9%、
新路線が搭乗率55%と仮定すると、
搭乗者数は前年比149.3%、客単価は前年比92.5%となりました。
昨年4Q単独が10,841百万であることから、
10,841×1.493×0.925=14,972百万。

上記と上期売上をトータルすると通期売上は55,118百万。
会社予想56,500百万には若干届かない結果となりました。

さて、これに対して経費がどの程度かで利益が出ますが、
それについては次回にしたいと思います。


インドの格安航空会社のインディゴ(IndiGo)航空が、エアバスA320型機を180機発注したとのことです。
また180機のうち150機はA320neoと呼ばれる次世代機だそうです。

180機とはかなり大きな数で驚きですが、
・ここで気になるのはインディゴ航空とはどういう会社か?
・A320neoとはどういう機体なのか?
の2点ですので、勉強がてらまとめておきたいと思います。

・インディゴ航空について
2005年に設立された格安航空会社。
機材はA320-200を39機。別にA320を91機、A320neoを150機オーダー中だそうです。
(オーダー数は今回の発表の数字を含む。)
A320の座席数は180席とのことで、ANAがオールエコノミーで166席だそうですので、
LCCらしく結構詰め込んでいますね。(エアアジアもA320も180席)
国際線は未就航。これは国内で5年間の運航実績がインドでは必須だから、とのこと。

インドの航空業界としては、インディゴの他に、
エアインディア 31機
エアインディア・エクスプレス 17機
ゴーエア 10機
ジェットエアウェイズ 80機
ジェットライト 22機
Kingfisher Airlines 76機
スパイスジェット 22機
とあり、39機のインディゴはインドでは中規模の航空会社のようです。
そんな会社が180機をオーダーするのですから、かなり思い切った戦略ですね。

・A320neoについて
現行のA320のエンジンを換装したバージョンのようで、
2016年に就航予定とのこと。燃費効率は15%程度アップするそうです。
インディゴの今回発注の180機のうち150機は2016年以降の納入のようですね。
A320の方の発注残は91機ありそれが2015年までの分と思われますので、
1年当たり20機弱ですか・・・かなりの急拡大ですね。
スカイマークの導入予定は1年当たり6機程度ですが、比較するとかわいいもんです。

LCCは各国で急拡大していますが、ここも数年後には大きく拡大してそうですね。
航空会社の勢力図はこの先10年ぐらいで大きく変わるように思います。

スカイマークの2010年12月の輸送実績が発表されておりました。

2010 2009
羽田-福岡 90.9% 86.6%
羽田-神戸 82.0% 85.0%
羽田-札幌 89.2% 72.9%
羽田-旭川 - 53.4%
羽田 -沖縄 84.0% 73.0%
福岡-沖縄 72.4% 52.9%
神戸-沖縄 64.1% 66.6%
茨城-神戸 50.0% -
神戸-札幌 78.2% -
札幌-旭川 19.0% -
北九州-羽田 56.2% -
北九州ー沖縄 - -
神戸-鹿児島 56.3% -
鹿児島-奄美 - -
羽田-熊本 69.1% -
羽田-鹿児島 78.4% -
神戸-熊本 36.8% -
神戸-長崎 57.5% -
-------------
全路線 74.1% 76.7%

総搭乗者数は前年比153.9%。
羽田以外の地方路線が31.4%まで増加しており全体の搭乗率は若干下落していますが、
この程度の下落で済んでいると見るべきでしょうね。

各路線を見てみると、幹線が90%を切る路線が増えていますが、
これは12月は年末年始があるものの実は閑散期のため、特に問題はないです。
昨年との比較では(増便した神戸以外)大きく向上していますし。
羽田から熊本、鹿児島も好調で、軌道に乗った感じです。
ただ普通運賃が9,800円(週末12,800円)と破格でしたので、
14,800円に値上がりしている1月以降に真価が問われますね。

新規路線の神戸長崎は57.5%と、4便の運航としては健闘ですね。
ただ12月後半のみの繁忙期の運航ですので、
1月以降もこの数字をキープできるかどうかはまだわかりませんね。

あと、やはり神戸熊本は伸び悩んでいますね。
長期的には心配はしていませんが、
当面のテコ入れとして同じく伸び悩んでいる茨城神戸を、
茨城熊本の経由便として提供するのも面白いかもしれません。

さて3Qの実績が出揃ったので、3Q決算の見積もりも後日行ってみたいと思います。


航空各社の年末年始輸送実績をまとめてみました。
提供座席数 搭乗者数 搭乗率 搭乗者数(前年比)
ANA 2,573,702 1,587,945 61.7% 104.5%
JAL 1,927,140 1,219,364 63.3% 81.6%
SKY 254,703 211,943 83.2% 166.2%
ADO 87,754 75,432 86.0% 113.7%
SFJ 53,423 42,727 80.0% 102.2%
SNA 70,395 53,471 76.0% 112.2%
合計 4,967,117 3,190,882 64.2% 96.8%
-
大手2社 4,500,842 2,807,309 62.4% 93.1%
新興4社 466,275 383,573 82.3% 135.4%

JALが提供座席数を減少させているため大幅減になるのは想定どおりですが、
その分をANAが取りきれているかというとそうでもなさそうです。

大手2社の合計と新興4社の合計を比べてみると、
大手の搭乗者は新興に流れた、と見るのが正しいように思います。
大手から新興への流れは進んでいると考えてよさそうです。
スカイマークを含め新興各社はしばらく好調が続くように思いますね。


スカイマークの年末年始輸送実績が発表されておりました。

路線 2010 2009 前年比
提供座席数 搭乗者数 搭乗率 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 提供座席数 搭乗者数
羽田-福岡線 49,383 44,522 90.20% 51,330 44,524 86.70% 96.20% 100.00%
羽田-札幌線 39,117 35,518 90.80% 41,595 33,299 80.10% 94.00% 106.70%
羽田-神戸線 29,382 26,516 90.20% 26,373 22,510 85.40% 111.40% 117.80%
羽田-熊本線 14,691 12,833 87.40% - - - - -
羽田-鹿児島線 14,868 13,506 90.80% - - - - -
羽田-那覇線 16,992 15,674 92.20% 14,868 12,873 86.60% 114.30% 121.80%
羽田-北九州線 7,965 6,207 77.90% - - - - -
神戸-那覇線 9,912 9,123 92.00% 8,496 6,095 71.70% 116.70% 149.70%
神戸-長崎線 18,939 13,633 72.00% - - - - -
神戸-熊本線 9,558 5,512 57.70% - - - - -
神戸-鹿児島線 9,912 8,034 81.10% - - - - -
神戸-札幌線 4,779 4,235 88.60% - - - - -
茨城-神戸線 4,956 3,710 74.90% - - - - -
福岡-那覇線 9,558 9,001 94.20% 9,912 8,260 83.30% 96.40% 109.00%
札幌-旭川線 14,691 3,919 26.70% - - - - -
全路線計 254,703 211,943 83.20% 152,574 127,561 83.60% 166.90% 166.20%

予約時点では前年比180%でしたが、結果は前年比166.2%でした。
スカイマークの安さが浸透して、
早く座席を確保しておこうという動きが活発だったということでしょう。
新路線にもかかわらず、提供座席数の増加がそのまま搭乗者数の増加につながっており、
絶好調といっていいと思いますね。

個別路線について見てみると、
羽田路線は、新路線の熊本や鹿児島も90%前後、深夜便の北九州も77.9%と、
羽田路線は絶好調ですね。
神戸路線も80%程度は出ており、地方路線ということを考えれば十分でしょう。
神戸熊本はこの繁忙期でも57.7%と低調。ここは長い目で見ないといけなさそうです。
需要はある路線だと思いますし、知名度の問題だと思いますので、
長くやっていけばそのうち高収益路線になるのではないでしょうか。


HISがスカイマークの株式300万株を売却したとのことです。

HISはスカイマーク株を1,005万株(14.38%)を保有しており、
西久保社長に次ぐ第2位の株主です。
今回はそのうちの30%の300万株を売却し、売却益が31億発生するそうです。
売却時期は12月20日から29日とあるのでおそらく市場での売却、
とすると売却額は1150円前後、ということは帳簿価額は1株150円程度だったようです。
これによりHISの持分は10.05%になります。

まだ10%を保有する大株主には変わりありませんが、
・座席販売での連携が薄くなる懸念(特に長崎便)
・浮動株数の増加による株価下落の懸念
・これからも持ち株を処理するのかどうか。
という心配がありますね。

HISとは今後の国際線のことを考えても連携は強化する必要がありそうに思いますが、
今回の件は心配になりますね。


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