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ANAが2011年1Qの決算を発表しておりました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
24年3月期第1四半期 305,080 △0.6 △8,102 △14,456 △8,470
23年3月期第1四半期 306,854 14 2,981 △2,967 △5,254

やはり赤字ですが、この程度の赤字は震災の影響を考えると想定内ではないでしょうか。
国内線のみならずまだ戻りの悪い国際線も抱えているわけですし。

私の興味は、国内線、国際線の各売上と客単価ですので、
早速計算してみたいと思います。

国内線2010-1Q2011-1Q
売上(百万)143,529134,500
搭乗者数9,566,5388,164,172
客単価(円)15,00316,474
利用率61.753.6
国際線2010-1Q2011-1Q
売上(百万)64,17169,200
搭乗者数1,224,3481,273,803
客単価(円)52,41254,326
利用率76.965.7


国内線は利用者数は前年比85.3%。利用率も53.6%とかなり悪いです。
ただ客単価はかなり改善されています。
これは、比較的単価の高いビジネス需要の方が回復が大きいため、と思われます。
そのおかげで90億ほどの減収ですみました。

国際線は、提供座席数を増やしている(座席キロで25%増)ため、
売上、搭乗者数とも伸びています。
ただ25%も増やしているのにそれぞれ8%、4%の増加に留まっています。
当然利用率も下落しています。
一方、今回の需要減の場合は安売りをすれば回復するという種類のものでもないため、
客単価は下げずやや上昇していますね。

他で特筆すべき点は、貨物収入が増えている点ですね。

    2010-1Q 2011-1Q
国内貨物 7,560 7,900
国際貨物 20,023 23,600

合わせて40億ほど売上が増加。
沖縄をハブにして国際貨物に力を入れており、その効果が出ているようです。
費用対効果で利益がどの程度かは不明ですが、
売上としてはかなり助けになっているようです。

同時に今期の予想も発表しております。
売上 1,410,000 (百万)
営業利益 70,000
経常利益 36,000
純利益 20,000

営業利益は昨年を上回る予想を出しています。
震災から100%回復していない状況でこの予想は結構強気だと思いますね。
2Qの予約状況に自信があるのでしょうか。。。

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スカイマークの2011年1Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
24年3月期第1四半期 16,125 54 2,007 79 1,681 74 824 16
23年3月期第1四半期 10,479 19 1,118 964 711


震災の影響を感じさせない、なかなかの好決算だと思います。
私は減益もあると思っていたので、営業利益20億はかなり好印象です。

なぜ予想とずれが発生したのか、私の予想との差を見てみたいと思います。
予想  結果
15,353 16,125 (+772)
645   2,007 (+1,362)

売上7.72億のずれ、利益13.62億のずれです。
売上増分が利益になると思いますが、経費の見積もりも5.9億ほど誤っていたようです。

売上の誤りについては、客単価の誤りによるところが大きいと思われます。
この売上になるには、既存路線の客単価が前年比113%、新路線は85%で大体この数字。
意外と客単価は上がっているように思われます。
で、この客単価を2Q以降に適用してみると、以前と同じ見積もり方法で通期売上は804億。
会社予想に非常に近くなりました。
この客単価の数字での見積もりで、近い数字が出せそうな気がします。

経費については、予想より5.9億ほど少なかったです。
これについては、原油や為替の見積もりがずれていた可能性もあると思いますが、
以前から1Qより2Qの方がその他経費がかかっているようですので、
1,2Qトータルでは予想(300億強)に近い経費になると思われ、
この5.9億は2Qでかかってくるのではと思っています。

震災や原油高の影響もなく、よい数字を出せてよかったと思います。
私の予想もいい方向に裏切ってくれました。
私の予想通りで通期利益が140億程度だったので、
このままいくと170億程度まで利益が膨れ上がる可能性もあり、
上方修正も期待できると思います。
A380での海外進出はいまだに半信半疑ですが、
それまでは自信を持って保有してよい銘柄だと改めて確信しました。
(これだけ利益が出ていればA380で少々失敗しても大丈夫でしょう。)


2011年1Qの決算発表予定日一覧です。

<航空>
9202 全日本空輸 7月29日 金
9204 スカイマーク 7月28日 木

<不動産>
1925 大和ハウス工業 8月5日 金
3231 野村不動産ホールディングス 7月28日 木
3254 プレサンスコーポレーション 8月4日 木
3264 (株)アスコット 7月28日 木
8801 三井不動産 7月28日 木
8802 三菱地所 7月29日 金
8803 平和不動産 7月27日 水
8818 京阪神不動産 7月27日 水
8830 住友不動産 8月4日 木
8840 大京 8月2日 火
8864 空港施設 7月28日 木
8869 明和地所 8月9日 火
8871 ゴールドクレスト 7月28日 木
8877 日本エスリード 7月29日 金
8881 日神不動産 8月3日 水
8889 (株)アパマンショップホールディングス 7月29日 金
8897 タカラレーベン 7月25日 月
8907 フージャースコーポレーション 8月5日 金
8909 (株)シノケングループ 8月9日 火
8935 エフ・ジェー・ネクスト 8月4日 木
8944 ランドビジネス 7月29日 金
8946 (株)陽光都市開発 8月11日 木

<FX>
6784 プラネックスホールディング(株) 8月5日 金
7954 (株)EMCOMホールディングス 8月5日 金
8711 FXプライム(株) 7月27日 水
8728 (株)マネースクウェア・ジャパン 8月5日 金
8732 (株)マネーパートナーズグループ 8月10日 水
8704 トレイダーズホールディングス(株) 8月5日 金

スカイマークは7/28の木曜日。
利益については昨年を越えるかどうかの水準で、
大きく上回ってくることはないと予想しています。
それよりも私としては売上高の方に注目しています。
私の153億の予想を超えてくれるとうれしいです。
ANAは震災の影響が1Qは大きかったので結構な赤字でしょうね。

不動産は最近はあまり見ていないですね。
低PBRで安定して利益を出せる銘柄は買いたいと思っていますが。

FXの方もあまり見ていないですね。
最近は円高ですがじわじわ円高に進むだけで値動きはあまりないので、
FX業者としては厳しいのではないでしょうか。


スカイマークとJAL(JTA)との那覇-宮古路線の運賃争いが続いております。
スカイマークはさらに値下げを発表しました。もうこれで値下げは3度目ですね。

         7/14   7/16     7/21   7/23※ 
WEB割21    3,800円→2,800円→ 同左 → 同左
前割5      5,800円→4,800円→ 同左 →3,800円
前割1      7,800円→6,800円→5,800円→4,800円
大人普通運賃 9,800円→同左 → 7,800円→7,500円
※9/24-30のみ。他は9/15-30

上記に対してJTAの発表した運賃は、
スーパー先得 3,800円 (45日前までに要予約)
特便割引7  4,200円
特便割引1  5,100円
離島割引  7,800円
9/24-30に適用
また、沖縄在住という条件付ですが、ダブルマイルキャンペーンも実施しています。

たしかに全運賃ででスカイマークのほうが安いですが、
45日から21日前で1,400円差、
21日より近くなると数百円レベルの差ですので、
マイルもたまるし使い慣れたJTAでいい、と思う人も多いように思います。
ただこの運賃を今後も提供できれば、の話ですね。
JTAにとってのドル箱路線で、
従来の半額かそれ以下の運賃をずっと提供し続けるのは不可能でしょうね。

スカイマーク側もこの運賃では利益は出なさそうですが、
経営状態はいいので少々の赤字程度なら許容範囲でしょうし、
JTAが張り合い続けている間は譲らないでしょう。
この路線の覇権争いの行方は今後も注目です。
同じようなことが2013年の石垣路線でも起こることは目に見えていますし、
まずは優位なポジションを確保したいですね。


ANAが、エアアジアと共同で成田空港を拠点とするLCCを設立するとのこと。
具体的な内容をまとめると以下の通り。

出資比率 ANA 67%、エアアジア 33%
 (無議決権株式を含めて、ANA 51%、エアアジア 49%)
資本金 50億円
2012年8月 運航開始
機材はエアバス機。2016年には30機規模。
就航路線 未定(成田-新千歳、福岡が候補)
社名 エアアジア・ジャパン

出資比率はANAが67%となっていますが、無議決権株式を含めると51%ということは、
出資額は折半ということでしょうか。ということは利益の半分は持っていかれます。
外資規制については、議決権が1/3以下ならよいということですかね。

しかしANAはピーチを設立したばかりなのに、
また別ブランドでLCCを立ち上げて大丈夫なんでしょうかね。
ピーチは関空、エアアジアは成田と住み分けは出来ていますが。
既存のANAの路線とも被るでしょうし。
最初からピーチをエアアジアと共同で設立してもよかったような・・・

また、今回のエアアジアは成田拠点とのことで、
今秋に成田就航を予定しているスカイマークと競合します。
路線もかなり被りそうで、ピーチの時よりも気になりますね。
ただスカイマークはかなりコスト削減は出来ていると思われ、
たとえエアアジアであってもスカイマークより安い運賃は
そう簡単には出してこれないと思います。
この争いがどうなるかは就航してみないとわかりませんね。
スカイマークのほうが1年早く就航するので、
その間にしっかりと顧客を掴んでおいてもらいたいですね。

また、エアアジアジャパンの設立により、
成田空港のLCCターミナル建設は進むかもしれません。
この点は好材料かもしれません。

このエアアジアの件はスカイマークにも大きく関わってきそうですので、
今後も注目しておきたいと思います。



前回に続き、スカイマークの2011年1Q決算を予想してみたいと思います。
今回は費用と利益について試算します。

まず費用を燃料費、機材レンタル費、着陸料、それ以外で見積もってみます。

・燃料費
燃料費は、ケロシン価格と為替、各路線の便数と消費燃料の推定から、
1Q:3,683百万、2Q:3,903百万(為替82円想定)。
燃料税は26,000円から18,000円への減額を考慮し、1Q:741百万、2Q:792百万。
以上から燃料費は1Q:4,424百万、2Q:4,696百万。

・機材レンタル費
以前に見積もった月43万ドル/機の数値を使用し、為替を考慮して
1Q:2,068百万、2Q:2,221百万。

・着陸料
着陸回数等から、1Q:1,802百万、2Q:1,871百万。

・上記以外
まず、2010年4Qでの「上記以外」に当たる費用は6,384百万。
ここからの増減で考えてみます。
増加する費用で考えられるのは、
決算説明資料から見ると人件費と定期/返還整備引当金です。

人件費については、2010年上期から下期で965百万の増加しています。
2Qまでで同程度の増加はあると思われますが、本1Qでは300百万の増加としておきます。
定期整備引当金は、1機毎に12百万/月、返還整備引当金は3百万/月程度を
計上していると思われます。
その数値から計算すると、保有機材は2010年4Qは54機月、2011年1Qは56機月ですので、
4Qからの増加としては両引当金は30百万の増加。

2010年4Qから減少する費用としては、運送サービス費があります。
これは上期より下期の方が600百万程度増加するようですので、
2010-4Qと2011-1Qの比較では300百万減少すると仮定します。

上記を総合すると、「上記以外」に当たる費用は、
300+30-300=30百万 の増加となり、6,384+30=6,414百万。

以上より、1Qの総費用は
4,424+2,068+1,802+6,414=14,708百万

上記の売上、費用の見積もり結果から、決算予想は以下のようになります。

1Q
売上  15,353 (費用14,708)
営業利益 645  (単位:百万)

意外にも、利益は昨年の11.18億に届かない見積もりになりました。
この理由としては、既存路線として計上されていた羽田旭川がなくなったことや、
震災の影響、原油の高騰等が考えられます。
しかし2Q以降も同じような試算をしてみると、

2Q    3Q    4Q  (単位:百万)
37,119  56,163  77,127
7,038   9,936  14,246

上記のようになり、利益面では会社予想を達成出来る計算となりました。
ですので1Qが減益となっても気にしなくてよいと思われます。

様々な仮定があるので、予想が当たるかどうかはわかりませんが、
私は減益となることを想定しておきたいと思います。
株価的にはあまりいい材料ではないと思われますが。



さて、スカイマークの2011年1Qの輸送実績が出揃いましたので、
1Q決算を予想してみたいと思います。
ただ経費の詳細が記載されている決算説明資料が、半期毎の内訳を明記しているため、
今回は2Qまでの決算予想も合わせて行いたいと思います。

まず売上について。
以下の想定で見積もってみたいと思います。
・搭乗者数
 幹線は前年と同実績。
 新路線については、2年目以降は搭乗率5%の改善を見込んで搭乗者数を計算。
 ただし増便があった場合は搭乗率は前年から据え置きで搭乗者数を計算。
 1年未満の新路線については、搭乗率は6月実績を使用。
・客単価
 既存路線(就航1年以上)は前年比で110%。新路線(就航1年未満)は前年比75%と仮定。
・未発表の新路線については、現在判明している範囲で概算。
 搭乗率は65%と仮定。

以上のように仮定したところ、既存路線、新規路線のそれぞれの搭乗者数は、
       4月   5月    6月   7月   8月   9月
既存路線 286,740 296,433 300,021 339,292 374,108 356,892
新規路線 134,254 149,890 159,454 144,352 138,086 125,257

客単価の前年実績の1Q:11,772円、2Q:14,676円を使用して売上を計算すると、
1Q:15,353百万、2Q:21,766百万
となりました。

ちなみに3Q、4Qも同様の仮定で計算してみると、
3Q:19,044百万、4Q:20,964百万 
と計算されます。
合計すると77,127百万となり、
会社の通期売上予想の80,000百万には30億ほど届かない計算となります。
ただ3Q以降は路線も未確定であり、まだ増便余地もあるため売上が伸びる可能性はあります。
他にも昨年みたいに深夜にチャーター便という可能性もあります。
私の単価見積もりが低すぎるという子脳性ももちろんあります。
(その場合はうれしい誤算です。)

少々長くなりましたので、次回で経費と利益を計算してみたいと思います。

先日発表した9/15から就航する那覇-宮古便の運賃ですが、
先日の発表時の価格より値下げされることが発表されました。

なぜ値下げしたのかと、大手の運賃を確認してみると、
JALが対抗値下げを行っていたことがわかりました。

JAL(JTA、RAC)の運賃は、

スーパー先得 7,200円、11,000円 → 3,800円
先得割引 11,200円、7,400円 → 4,000円
得便割引7 (12,600円 →) 5,800円
得便割引3 12,600円 → 7,800円
得便割引1 (12,600円 →) 8,000円
普通運賃 17,500円
※得便割引7、1については以前は設定なし。(9/14までの運賃を参考)

かなり思い切った値下げをしてきました。
ちなみにこの便はJALは9便18往復を運航しています。
業績にも結構影響が出そうですけど、
2011年5月の搭乗者数が40,165人(72,488、搭乗率55.4%)と
かなりの需要の大きい路線ですので、死守したいという思いがありそうですね。
またこの路線はツアーでの使用が多いと思いますので、
個別販売の価格を下げてもそれほど痛くないのかもしれません。

そこでスカイが発表した対抗運賃、具体的には、以下のようになります。

WEB割21 3,800円 → 2,800円
前割5 5,800円 → 4,800円
前割1 7,800円 → 6,800円

前の運賃に対してJALは合わせる形で下げてきましたが、
それを突き放すようの1000円の値下げを行っています。
客単価は下がるでしょうが、スカイは運賃で負けない姿勢を明確に示しました。

この運賃はスカイ、JALとも発表されているのは9月末までのようですが、
10月以降もこの争いを続けるのかどうか注目ですね。
おそらくスカイが降りることはないと思いますので、JAL側が継続するのかどうか。
JALが値上げしてくればスカイも元の運賃の戻すでしょうし、
JALがどこまでがんばるか見ものですね。


スカイマークが9月15日から運航する那覇-宮古便について、
運賃が発表されました。

Web割21 3,800円
前割5  5,800円
前割1  7,800円
普通運賃 9,800円

上記のように最安で3,800円から設定があります。普通運賃でも9,800円。
大手の価格(ANA、JALとも全く同じ)は、

スーパー旅割 7,200円 (午前の便は11,000円)
旅割   7,400円 (午前の便は11,200、11,700円)
特割   12,600円
普通運賃 17,500円

スカイの運賃は大体半額といったところですね。
予想通りの低運賃を出してきたのではないでしょうか。

この運賃で利益が出るのかどうか、ざっくり計算してみると、
フライト距離 177マイル、一日5往復10便、為替は82円/ドル、燃料は3ドル/ガロン、
また燃料税は7.5円/リットル、着陸料400円/トン(離島路線のためかなり安い)
と仮定します。

私の試算では燃料消費量が1便当たり1725リットル(456ガロン)。
燃料税を含めて燃料総費用が125,221円
着陸料は70t×400円=28,000円

機材レンタル費用は年間5百万ドルとすると、
1便あたりでは5百万ドル÷365÷10×82円=112,329円

人件費は、1機当たりパイロット8人、CA16人
(パイロット2人、CA4人を4交代で回すイメージ)で、
一人当たりの日当をパイロット4万、CA2万と仮定すると、1日当たりでは64万。
一便当りでは6.4万円です。

以上を合計すると、1便運航する費用は329,550円となりました。
この費用であれば、客単価5,000円としても搭乗率37.2%で採算が取れます。
ただこの費用には固定費が含まれていないため、損益分離点は50%程度ですかね。

この運賃でも、十分利益は出せそうです。
また各地から那覇路線の搭乗率向上も期待できます。
那覇空港の使い勝手がどうなっているのかは気になりますが、
かなり期待できそうですね。

スカイマークの2011年6月の輸送実績が発表されておりました。

2011年度 2010年度
羽田-福岡 93.6% 91.2%
羽田-神戸 87.3% 84.2%
羽田-札幌 86.9% 85.6%
羽田 -沖縄 90.3% 79.8%
羽田-北九州 57.1%
羽田-熊本 70.4%
羽田-鹿児島 80.7%
福岡-沖縄 60.1% 66.2%
神戸-沖縄 81.7% 56.8%
神戸-茨城 43.3% 68.2%
神戸-札幌 77.4%
神戸-長崎 59.9%
神戸-熊本 30.2%
神戸-鹿児島 55.7%
札幌-旭川 23.9%
名古屋-札幌 62.2%
名古屋-沖縄 66.6%
茨城-札幌 45.7%
鹿児島-奄美 44.6%
-------------
全路線 73.6% 81.9%


総搭乗者数は前年比153.4%。今月から羽田-名古屋を運休し、名古屋-那覇の運航を開始。
その結果全便数に占める羽田路線の割合は61.3%に低下しています。

路線別に見てみても、震災の影響はもうなくなったと言ってもよさそうですね。
幹線は90%前後を確保していますし、
地方路線も大半が60%程度の搭乗率を確保できています。
名古屋-札幌もダイヤが使いやすく変更された効果もあったようで、
先月の50.3%から62.2%と大幅に改善しています。
7月以降の繁忙期でどれだけ伸ばせるか楽しみですね。
増便した路線については、1便から2便に増便した神戸-札幌も77.4%と好調、
しかし茨城-札幌は5月の70.5%から45.7%と大幅ダウン。
札幌は夏場が本番なので7月以降に期待したいです。

さて1Qの実績がすべて出揃いました。近々決算予想をしてみたいと思います。
震災や原油高と向かい風も大きかったですが、
まずまずのスタートを切れているのではないかと推測します。

まだ具体的な話はないようですが、中国の春秋航空が日本国内にLCCを設立し、
日本国内線や日本からの近距離国際線へ参入する計画があるそうです。

海外の航空会社から見たら日本はおいしい市場に見えると思いますので、
今後もこういった動きは色々出てくるものと思われます。
ただ日本国内での航空会社の運航については、
外資の出資比率が3分の1以下と言う制限があるため、
実現のためには日本国内の出資者を探す必要があります。
というわけでANAもJALも海外からの出資以外に国内からの出資を集めていますが、
現時点でわかっている出資者や比率は以下の通り。

ANA-LCC(ピーチ)ANA 33%
ファーストイースタン 33%
産業革新機構 33%

JAL-LCCJAL 30%
ジェットスター 30%
未決定 40%

もし春秋も日本国内に子会社を設立するとなると、国内から出資を募る必要があります。
商社等から出資を募るのだと思いますが、
同じ航空会社であるスカイマークも候補になっているのではないでしょうか。
春秋としても一から国内線ネットワークを構築する手間が省けますし、
スカイマークは近距離国際線を春秋に任せられます。
(スカイマークは近距離国際線には消極的ですし。)

ただ春秋とスカイでは機材が異なりますし、
中国の会社というのも日本人のイメージ的にどうか、というのもあります。
いずれにしても、近距離国際線についてはどこかと組んで実現、
というのがおそらくスカイの方針なのではないでしょうか。


羽田空港ビルと空港施設使用料の件でもめているスカイマークですが、
9月運賃から通常運賃に含めて徴収している空港施設使用料を、
運賃で徴収しないようになりました。

この件は株主総会でも話に上がっていて、
たしかに9月からは現在徴収している100円の分も取らないようにする、と言っていました。
空港ビルに対しては、4月に100円から170円に上がってから支払を拒否していたようですが、
空港ビルからは一人当たり170円の請求書が届いているとのこと。

これについて、もし空港が独自で集めるようなことになると、
スカイの乗客だけ保安の前の自販機等で170円を払う必要が出てくる、
といったことになりかねません。
そうなると乗客側もビル側も非常に面倒ですし、
運賃と一緒に集金するしか解はないように思いますね。
しかしスカイの機材はいつも遠い搭乗口に止められるのは事実のようですし、
その点が改善されるようにこの機会に議論を行えたらよいと思います。

ただあまりこじれて羽田に出入り禁止になったりしないよう、
ほどほどにお願いしたいと思います。
既存権力との戦いはやってもらいたいですが。。。


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