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各社から3Q決算が発表されておりますが、
法人税率変更による繰延税金試算の取り崩しによる
特別損失を計上している会社が結構あります。

繰延税金試算を取り崩すということは、今後法人税を払える見込みがなくなった、
ということで通常は業績の悪い会社が行うものですが、
今回は予定通り利益が出ていても取り崩しを行っています。
たしかに法人税率が下がれば、
払う予定の税金も減るため取り崩しの必要も出ると思います。
法人税率の減税は震災により見送られたものと思っていましたが、
実は来年度から減税は実施されるようです。

しかしながら復興増税により法人税が10%増税されるため、
今後の法人税と法人実効税率は以下のようになるようです。

法人税
現行 30%
2012年度-14年度 25.5%×1.1=28.05%
15年度以降 25.5%

法人には他にも住民税、事業税がかかります。これらの税率は、
住民税 法人税×17.3%
事業税 利益×0.6% (ただし次年度に損金に算入)

以上から、法人実効税率は以下のようになります。
現行 40.69%
2012年度-14年度 38.01%
15年度以降 35.64%

今年度比で、来年度から2.6%、15年度からは5%の減税になりますね。

スカイマークで考えると、来期は税引前利益で200億程度にはなると思いますので、
2.6%の減税により5.2億、5%の場合は10億の減税効果となります。
それだけの額がキャッシュで残るのは結構大きいですね。
この分だけでも配当に回してくれれば株主としてはうれしいですが。
来年度は東証一部上場でしょうから、
その際に増資を行うにしても今の株価では調達額も少なくなってしまいますし。
株価対策もお願いしたいですね。

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先日上場したスターフライヤーの3Q決算です。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
24年3月期第3四半期 16,450 20 924 △39.9 699 △33.8 683 △34.8
23年3月期第3四半期 13,704 1,537 1,055 1,048


前年比で利益が減益になっているのは、
震災の影響とそれに伴うパイロット不足による大量欠航のためなので想定通り。
問題は本3Qの状況がどうだったか、ですね。

上場されたおかげで決算の詳細内訳が発表されています。

上場時の目論見書に記載されていた内容と、今回の決算情報から計算したところ、
以下のようになりました。
カッコ内の数字は2Qまでの数字からの推測です。

2011-2Q      2011-3Q  3Q単独
売上   10,305   16,450  6,145
営業利益  309   924  615
経常利益  107   699  592
純利益   94    683  589

貨物(t)   6,186   10,035  3,849
貨物収入   254   412  158
付帯事業   280   (420)  140
貨物単価(円) 41060 (41060)
旅客収入   9,770   15,618  5,847

次に座席数、旅客数とコードシェア収入についてです。
HPでの座席数等の発表については12月分が未発表ですが、
決算短信内の旅客数68.8万人、搭乗率66.4%から12月分は推測しました。

         2011-2Q  3Q(単独)
座席数(便数×144) 893,520  530,044
提供座席数(HP)  631,200   404,088
旅客数(HP)     415,315   272,717
コードシェア席数  262,320   125,956
コードシェア割合  29.4%    23.8%
コードシェア収入  2,492    1,197
コードシェア単価  9,500    9500
SFJ客単価     17,524    17,052

SFJ分の客単価は約17,000円。
スカイマークは12,000円程度ですのでかなり高いですが、
関空路線はほとんどANAに卸していますので、
北九州と福岡の単価と考えればこの程度なのかな、と思います。

利益については、利益の出づらい3Qで6.15億の営業利益を出せているので、
好内容と見ていいでしょう。
通期予想が営業利益10.22億ですので、
書き入れ時の4Qを残しているにもかかわらず進捗率も高いです。
上方修正が期待できますね。

ただ、客単価が高いことはたしかですが、
元々A320の座席数を絞った機材なので座席数は少ないですし、
搭乗率も67.5%(3Q単独)程度でこれだけ利益が出せるのは、
若干不思議でもあります。
このあたりはスカイマークと比べてみて、
必要な経費が詰まれていないなど問題がないのかどうか、
今後調査してみたいと思います。


スカイマークの2011年度3Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
24年3月期第3四半期 58,656 42 12,058 39 11,154 37 5,533 40
23年3月期第3四半期 41,178 35 8,680 259 8,149 258 3,947 118

傍目にみれば売上、利益とも高成長で好決算なのですが・・・
売上600億超を期待した私としては正直期待外れです。

私の試算では、3Q単独で売上20,390(百万)、営業利益3,495(百万)でしたが、
今回の決算では3Q単独の売上18,910(百万)、営業利益2,936(百万)となります。
特に売上が伸びていない点が気になりますね。
以前の試算では既存路線は前年比110%、新規路線は75%と客単価を仮定しましたが、
今回発表された売上になるためには、
既存路線104%、新規路線65%程度とする必要があります。
4Qもこの客単価とすると、売上が802億までしか伸びないことになり、
下方修正が発生してしまいます。
会社想定では下期の搭乗率の想定を81%としていますが、現在のところ76.1%。
4Qで搭乗率86%となれば下期トータルの搭乗率81%は達成できますが、
新路線が多く達成はちょっと難しいように思います。

ただ、経費については私の試算よりは10億ほど少なかったです。
これについては試算方法を考え直さないといけませんが、
人件費とかその他のカテゴリの経費が意外と少なかったのでしょうかね。

4Qで利益50億を積み増さないと下方修正ですが、
前期は震災の影響もあり25.1億でした。
これが50億まで伸びるかというと、ちょっと難しい気がします。
あったとしても小幅だとは思いますが、下方修正は覚悟しておいた方がよさそうですね。

ただ下方修正があるとしても、業績が高成長であることには変わりないわけですし、
今の株価は安いと思いますけどね。

2011年度第3四半期の注目銘柄の決算予定日一覧です。

<航空>
9202 全日本空輸 1月31日 火
9204 スカイマーク 1月26日 木
9206 スターフライヤー 1月27日 金

<不動産>
1925 大和ハウス工業 2月10日 金
3231 野村不動産ホールディングス 1月31日 火
3254 プレサンスコーポレーション 2月3日 金
3264 (株)アスコット 1月30日 月
8801 三井不動産 2月3日 金
8802 三菱地所 2月3日 金
8803 平和不動産 1月30日 月
8818 京阪神ビルディング 1月31日 火
8830 住友不動産 2月9日 木
8840 大京 2月7日 火
8864 空港施設 1月26日 木
8869 明和地所 2月10日 金
8871 ゴールドクレスト 1月26日 木
8877 日本エスリード 1月27日 金
8881 日神不動産 2月6日 月
8889 (株)アパマンショップホールディングス 1月31日 火
8897 タカラレーベン 1月30日 月
8907 フージャースコーポレーション 2月6日 月
8909 (株)シノケングループ 2月14日 火
8928 穴吹興産(株) 2月10日 金
8935 エフ・ジェー・ネクスト 2月3日 金
8944 ランドビジネス 2月3日 金
8946 (株)陽光都市開発 2月16日 木
9706 日本空港ビルデング 2月9日 木

航空についてはスカイマークは明日決算ですね。
売上が順調に伸びているかに注目です。
上方修正等があればサプライズですが、それは今回は期待薄です。

スタフラは上場後も欠航がありました。
業績面の影響は小さいと思いますが、
これから知名度を上げていく段階でこういったトラブルは痛いですね。

不動産については、最近はあまり注目していませんが、
まだ地味に持っていますので一応確認はしています。
PBR1倍を大きく割り込んでいて、財務がよさそうな銘柄があれば買いたいですが。


スカイマークが2012年の3月25日以降のダイヤおよび運賃を発表いたしました。
3/25より関空に就航することが発表されていたので、その詳細が気になるところです。

まずは関空絡みの新路線について。

関西→札幌   札幌→関西
09:00 - 10:55  09:40 - 11:50
17:55 - 19:50  20:25 - 22:35
関西→那覇    那覇→関西
12:25 - 14:25  15:30 - 17:20
羽田→関西    関西→羽田
20:15 - 21:30  07:15 - 08:25

関西-札幌はピーチとと競合する路線です。
ピーチは4往復に対して2往復で対抗しますが、
朝晩に分かれているのでダイヤとしては使いやすそうです。
関空-那覇は両方昼間なので若干使いづらいかも。
羽田-関西は、深夜早朝便にならない程度の遅い時間と早い時間。
どの程度需要があるかわかりませんが、
ここから深夜便で台湾につなげるのではないか、と予想します。

またダイヤについては、神戸-熊本が2往復から1往復に減便されていますね。
神戸枠を空ける目的もあるのでやむをえないとも思いますが、
当初の3往復からついに1往復にまで減ってしまいました。
この減便は神戸枠の問題の方が大きいと思いますので、
早く30枠規制を拡大してほしいですね。

次に運賃について。
特に関西-札幌はピーチとの兼ね合いが気になりますが、
関空割と称して空席数に応じて運賃が変わる形式を取ってきました。
関空割の運賃は、3,800~18,800円となっています。

ピーチの関空-札幌路線は、
ハッピーピーチ 4,780円~14,780円
ハッピーピーチプラス 6,480円~19,780円
スカイマークは手荷物無料、座席指定無料、便変更無料ですので、
サービスとしてはハッピーピーチプラスとほぼ同じ。

今回のスカイマークの運賃はハッピーピーチプラスを意識しつつ、
ハッピーピーチより安い運賃も設定可能、という運賃になっていますね。
おそらくスカイの方がピーチより安い運賃を提供してくるのではないでしょうか。
体力的にも可能ですし、おそらく宮古路線と同様真っ向勝負だと思いますので。

なお、同様の空席数に応じた運賃を那覇-宮古にも適用するとのこと。
こちらは2,800-8,800円。これまではWeb割7で2,800円でしたが、
7日前よりももう少し早い段階で上げていきたい、ということでしょうか。

路線計画についても更新しておきます。

神戸-札幌 1 6月増便済
神戸-茨城 1 2012年3月7日 増便ダイヤ発表済 
那覇-宮古 5 9月15日 就航済
中部-那覇 2 6月就航済
福岡-那覇 1 6月増便済 
茨城-札幌 1 6月増便済 
成田-那覇 2 12月8日 就航済
成田-札幌 2 10月30日就航済、2月より増便ダイヤ発表済
成田-福岡 2 2012年2月1日 ダイヤ発表済
成田-旭川 3 10月30日 就航済
成田-神戸 2 2012年3月7日 ダイヤ発表済  
仙台-札幌 3 2012年3月→2012年4月 プレスリリース済  
仙台-中部 1 2012年10月 
仙台-神戸 1 2012年7月 
仙台-福岡 1 2013年2月
仙台-成田 1 2012年4月 プレスリリース済
羽田-関西 1 2012年3月25日 ダイヤ発表済 up 
関西-札幌 3 2012年3月25日 2往復、5月より3往復 ダイヤ発表済 up
関西-那覇 3 2012年3月25日 1往復、5月より3往復 ダイヤ発表済 up
羽田-北九州 2 2012年7月1日 2往復増便予定 プレスリリース済
成田-函館 
成田-出雲 
成田-高松 
成田-徳島 
成田-石垣 
-------------
2011年度  26
2012年度  12


2011年度の3Q輸送実績がすべて出揃いましたので、3Q決算がどうなるか予想してみます。

まず売上について。
1年前にすでに存在した路線を既存路線、1年前にはなかった路線を新規路線とし、
それぞれの客単価を既存路線は前年比110%、新規路線は75%と仮定しました。
この仮定の場合、昨年3Qの客単価は12,453円のため、
既存路線は客単価13,698円、新規路線は9,340円となります。

本3Qでの乗客数は既存路線1,238,082人、新規路線367,337人だったため、
売上は13,698×1,238,082+9,340×367,337=20,390(百万)
と予想します。

次に経費について。
これは決算説明資料に記載の内訳に従って考えてみたいと思います。

Ⅰ航行費 8,503(百万)
 うち燃料費、燃料税4,791(百万)、空港使用料2,048(百万)

Ⅱ整備費 2,029(百万)
 うち定期整備、返還整備引当金975(百万)

Ⅲ機材費 2,613(百万)
 機材レンタルおよび保険で2,613(百万)

Ⅳ運送費 1,200(百万)
Ⅴ空港管理費 1,650(百万)
販売管理費 900(百万)

上記をすべて足して、経費は16,895(百万)。
詳細を記載した箇所については大体自信はあるのですが、不明な部分が6,792(百万)あります。
このうち、特に人件費が3,010百万と約半分を占めますが、
これまでの増加具合から3,4Qトータルで人件費6,287と予想し、
3Q:3,010、4Q:3,277と予想し、各内訳に割り振っています。
他ではその他として括られている費用がありますが、2Qまででは3,850(百万)。
これは過去の実績では上期と下期は大体同じ程度のようなので、
3,4Qで3,899百万、3Q:1,848、4Q:2,196と仮定してみました。

以上より、3Q単独では
売上   20,390
営業利益 3,495 (百万)

3Qまでトータルの決算数字は、
売上  60,136
営業利益 12,617 (百万)
と予想いたします。

ちなみに上と同じような考え方で、
各路線の搭乗率を既存路線は前年と同程度(3月は5%増)、
新規路線は搭乗率5%増(路線によっては前年と同じ)と仮定すると、通期では
売上  83,184
営業利益 17,160 (百万)
となりました。
営業利益は何とかクリアする、というレベルのように思います。

私としては、今回の決算は売上600億を突破するかどうかに注目します。
既存路線の客単価を前年比110%と置いたのが影響が大きいため、
売上のずれはおそらくこの客単価の見誤りだと思うので。
そうなると4Qの厳しくなる可能性もあり、利益クリアが厳しくなってしまいます。

決算は1/26(木)発表。最近は株価も低迷気味ですし、突破口になってくれればよいのですが。


格安航空会社のピーチは、関空から新たに5路線への就航する計画を発表しました。
現在就航が決まっている福岡と札幌に加え、
今回新たに発表されたのは長崎、鹿児島、那覇、台北、香港の5都市。
長崎、鹿児島は以前にも報道されていましたが、
正式発表は今回が初めてですね。

具体的な就航時期と便数は、
長崎 3/25より2往復
鹿児島 4/1より2往復
那覇、台北、香港 7月以降

ピーチの機材導入計画は、
受領済 2機、その後2012年2月、6月、9月、11月に1機ずつで、年内に6機体制となる予定。
福岡、札幌が4往復ずつですのでこれに2機。
長崎、鹿児島で1機使用しますので、2月に受領する分まではこれで確定。
6月到着の機材で那覇、台北を2往復ずつ。9月の機材で香港、
という感じですかね。
11月到着の機材で、2012年度中にまだ路線拡張できる余地はありそうです。

さて今回発表された各路線ですが、
長崎、鹿児島については神戸や伊丹の需要を見てとのことですので、
スカイマークが好調なことも路線選定の一因となっているようです。
台北は整備の関係でスカイも近々就航すると思われており、
これについては先を越された感がありますね。
スカイマークも関空就航後は長崎、鹿児島当りへの就航は当然考えていたでしょうし、
この路線でもピーチと直接対決になりそうですね。

札幌や福岡の運賃を見てもそれほど脅威には感じませんでしたが、
顧客としては両方の運賃を見比べて選ぶでしょうし、
ある程度は需要が食われるでしょうね。
その点では路線が被るのはやはりスカイマークにはいい材料ではないですが、
スカイマークを相手に利益を出せるような経営をピーチが出来るとは思えないので、
ピーチがエアドゥ等と同じ位置付けに成り下がるまでの辛抱ですね。
スカイマークも競合路線では利益はほとんどないか赤字だと思いますが、
幹線で十分利益を出せるので少々の赤字は問題なしですし。


スカイマークが、夏場(7/1-10/27)の那覇-宮古便を
現在の5往復10便から9往復18便に増便する、と発表しました。
また同時に「宮古空港所予約係」として、
那覇-宮古便専門の予約窓口も設けられるとのことです。

現在が5往復10便で、その上7日前まで最安2,800円と超格安運賃、
それでも搭乗率は50%に届かない状況。
夏場は需要が当然増えることは見込まれますが、
4往復8便も増便して大丈夫なのでしょうか。

2011年8月のANA、JALの実績を見てみると、
   搭乗者数 提供座席数 搭乗率
ANA  25,625  34,738  73.8%
JAL  55,237  78,801  70.1%
----
合計 80,862 113,539 71.2%

一方、スカイマークが9往復18便とすると、提供座席数は98,766席。
ほぼ倍増することになります。
今年の数字がどのようになるか、格安運賃で25%程度の需要喚起、
ANA、JALの搭乗率10%と想定すると、以下のようになります。

   搭乗者数 提供座席数 搭乗率
ANA  22,163  34,738  63.8%
JAL  47,359  78,801  60.1%
SKY  31,555  98,766  31.9%
----
合計 101,077 212,305 47.6%

この数ヶ月の様子で仮定すると、大体これくらいになりそうです。
スカイマークは便数が増えて利便性が上がるので、
もう少し顧客を奪えるとは思いますが、
8月でも50%に届くことすら難しいように思います。
夏場はどこに飛ばしても高搭乗率が期待できると思いますが、
数少ない機材をこの路線にもう1機張り付かせてしまうのは、
どうももったいないような気がします。

おそらく、スカイもこの路線の先が見えない価格競争を懸念していて、
ここで一気に増便して主導権を握り、
大手に白旗を揚げさせて価格競争の収束を期待する、
という作戦なのではないかと思います。
このままだとドロ沼ですので、解決が見えればいいのですが。。。

もう一つの発表、「宮古空港所予約係」について。
これは電話番号の記載があるだけで詳細の記載はありませんが、
宮古空港に対人の予約窓口が設置される、ということですかね。
スカイの予約はインターネットが主体となっていますが、
インターネットの苦手な高齢者等の需要を取り込むための施策かと思います。
さらなる需要喚起に期待したいです。


航空各社の2011年度年末年始の輸送実績をまとめました。
今年は12/22-1/9を年末年始と位置付けられています。

2011 2010 前年比
座席数 搭乗者数 搭乗率 座席数 搭乗者数 搭乗率 搭乗者数 搭乗率
ANA 3,428,926 2,153,321 62.8% 3,467,064 2,098,753 60.5% 102.6% 2.3%
JAL 2,496,128 1,594,210 63.9% 2,578,645 1,621,780 62.9% 98.3% 1.0%
SKY 456,483 370,836 81.2% 326,034 280,400 86.0% 132.3% -4.8%
SNA 103,086 78,095 75.8% 95,376 69,601 73.0% 112.2% 2.8%
SFJ 86,258 69,096 80.1% 53,477 42,494 79.5% 162.6% 0.6%
ADO 130,407 109,161 83.7% 119,064 102,160 85.8% 106.9% -2.1%
合計 6,701,288 4,374,719 65.3% 6,639,659 4,215,189 63.5% 103.8% 1.8%


提供座席数を大幅に増やしたスカイマークやエアドゥは搭乗率が下がっていますが、
全体としては搭乗者数は3.8%増となっており、
おおむね好調な実績となったと考えてよいと思います。
夏以降は国内の航空業界は好調ですが、その流れは続いていますね。
スタフラについても提供座席数を増やしていますが、
こちらは搭乗率も向上しています。
スタフラの新路線は羽田福岡なのでこの時期の需要は非常に高いですが、
この冬で知名度を上げることが出来たかもしれません。

スカイマークは81.2%と、スカイの繁忙期の実績としては低い数字。
新路線も多くまだまだ知名度が低い路線も多いと思うので、
そのあたりが浸透してくれば改善されると思いますが。


スカイマークの2011年12月の輸送実績が発表されておりました。
具体的な搭乗率の数字は以下の通りです。

2011年度 2010年度
羽田-福岡 93.0% 90.9%
羽田-神戸 86.8% 82.0%
羽田-札幌 84.1% 89.2%
羽田-沖縄 85.1% 84.0%
羽田-北九州 60.8% 56.2%
羽田-熊本 79.6% 69.1%
羽田-鹿児島 82.6% 78.4%
福岡-沖縄 69.6% 72.4%
神戸-沖縄 79.1% 64.1%
神戸-茨城 70.3% 50.0%
神戸-札幌 76.5% 78.2%
神戸-長崎 67.6% 57.5%
神戸-熊本 44.9% 36.8%
神戸-鹿児島 65.3% 56.3%
成田-札幌 75.3%
成田-旭川 48.8%
成田-沖縄 53.6%
名古屋-札幌 61.7%
名古屋-沖縄 56.0%
茨城-札幌 51.1%
那覇-宮古 41.4%
-------------
全路線 73.2% 74.1%


全体の搭乗者数は前年比133.4%。便数は4,124便で、うち羽田路線は2,148便。
羽田以外の路線の便数割合は45.6%となっています。

搭乗率は昨年より0.9%悪化していますが、11月(1.8%差)よりは差は縮まっていますし、
成田-旭川の増便等があってこの数字なので、まずまずなのではないでしょうか。
また昨年と異なるのは、搭乗率41.4%の那覇-宮古が提供座席数の7.4%と大きな割合を占めている点。
これがないとすると全体の搭乗率は75.7%になり、昨年を上回ります。

個別に見てみますと、
幹線については羽田-札幌以外は昨年を上回っています。
札幌便については成田から札幌と旭川に就航したことによる影響と、
札幌-旭川の経由便がなくなったことによる影響と思われます。

神戸についても、昨年と比べると搭乗率は上がっています。
増便している路線もありますし、客単価も昨年より上がっているでしょうし、
利益はかなり上がっているでしょうね。
問題の神戸-熊本は、まだ搭乗率50%に届かず苦しいところですね。
成田から神戸経由で熊本便を出すとか、
工夫しないとこの路線はなかなか埋まらないですね。

成田シャトルは、札幌は好調ですが、増便した旭川はやはり厳しい結果。
沖縄もイマイチの結果でした。
まあこの辺は就航直後ですしもう少し様子見ですね。

他では、上で触れた那覇-宮古は41.4%と厳しい結果。
おそらく他社も搭乗率を落としていて、客単価も下がっているため、
どの会社も利益を出せていないのではないでしょうか。
各社引くに引けない消耗戦はいつまで続きますか・・・
石垣でも同じ競争が起きてJACが降参するまで続くのかもしれません。


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