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スカイマークの12月1日から20日までの運賃が発表されました。
成田発着便は普通運賃10,000円、関空は12,000円で現在運航していますが、
12月より新たに中部路線も普通運賃12,000円とするそうです。
また成田、関空の普通運賃は12月も継続、とのこと。

これは、明らかにエアアジアの中部就航を牽制しての対策ですね。
エアアジアは年内にも就航する予定としていますし、先手を打ったということですね。
ただエアアジアは着陸料など運営コストの減額を求めていて、
まだ就航決定ではないようですが。
成田は11時までの門限があるので、
ダイバート先として24時間空港の中部に就航しておきたい、という意図もあると思います。

12月より12,000円となりますが、11月の運賃は、
中部-新千歳 12,800(平日) 13,800(週末)
中部-那覇 12,800(平日) 13,800(週末)
実は11月でもかなり安いですね。
ただ12,000円と銘打つことで知名度が上がり、搭乗率が上がるかもしれません。
ちなみに9月、10月は16,800円(平日)と18,800円(週末)。
11月からだいぶ値下げしているみたいです。

エアアジアに対する影響ですが、
就航以来遅延、欠航が多くイメージは悪く、
さらに座席も狭いエアアジアですので、
スカイが12,000円なら10,000円以下で藻売れるかどうか微妙ですね。
ダイヤによって行きはエアアジア、帰りはスカイといった売れ方もすると思いますが、
スカイより搭乗率を稼ぐのは難しいような気がします。
客単価8,000円とかならわかりませんが。

8月の実績ではLCCよりスカイの方が搭乗率がよかったので、
中部でも優位に立ってもらいたいですね。

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航空各社の2012年7月の輸送実績がまとまりました。

2012年7月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,263,193 3,266,711 62.1% 47.91% 105.0%
JAL 4,226,355 2,547,271 60.3% 37.36% 104.8%
SKY 898,098 593,891 66.1% 8.71% 113.4%
ADO 232,545 181,169 77.9% 2.66% 103.3%
SFJ 141,904 87,920 62.0% 1.29% 107.4%
SNA 0 0 0.00% 0.0%
IBEX 89,101 55,599 62.4% 0.82% 175.6%
ORC 22,142 13,396 60.5% 0.20% 99.0%
FDA 97,431 61,869 63.5% 0.91% 134.5%
AMX 11,497 5,461 47.5% 0.08% 133.9%
新中央 10,923 5,516 50.5% 0.08% 103.4%
合計 10,993,189 6,818,803 62.0% 100.00% 104.7%

SNAは四半期毎の発表なので未発表、また他にLCC3社もありますが、
月次実績は発表されていないため、表には記載していません。

全体としては、各社とも昨年の震災で搭乗者数が減少したため、
その減少の回復により前年比ではプラスとなっています。
ただ2010年7月は搭乗者数7,145,018人(SNA分含む)でしたので、
SNA分を考慮しても2%程度は減少していますかね。

スカイマークはシェアは伸びてきましたが搭乗率は大手にかなり近くなってきました。
成田路線や宮古路線の不振が大きく影響してこの数字ですが、
これに対しては対策が打たれたので大手との搭乗率差は8月以降は大きくなるはず。

さて、7月の那覇-宮古路線ですが、JAL(JTA)、ANA、SKYはそれぞれ以下の通りです。

JAL  75,434   57,082  75.7%
ANA  44,150   28,915  65.5%
SKY  53,808   15,279  28.4%
------------
合計  173,392  101,276  58.4%

JAL、ANAともに搭乗率を伸ばしましたが、スカイマークは6月(39.3%)以下の搭乗率。
7月でこの数字では通期で完全に赤字でしょうし、さすがにちょっとまずいですね。
運賃は7/12までは最安2,800円、13日以降は最安5,800円となっていました。
この値上げがまずかった、ということでしょうか。
しかし5,800円でも集客できないならば、減便もやむを得ないですね。
他社はツアーなどで集客していて、この区間はタダ同然なのかもしれません。
3便に減便して、搭乗率がどのようになるか注目ですね。

また2013年には石垣に就航予定であり、
今回と同じような争いが考えられます。
このままでは石垣も利益を出すのは難しそうです。
何か施策を考えないといけませんね。沖縄向けはツアーを充実させるとか。。。

スカイマークが、11/15、16からのダイヤ変更を発表しました。

まず第一に成田-札幌の増便。現在の2往復4便から3往復6便に増便されます。

成田→札幌
875          →13:20-15:00(増便)  
877 14:00-15:40 →14:25-17:05(時刻変更)
879 20:05-21:45 →20:05-21:45(変更なし)

札幌→成田
870 7:45-9:30  →7:45-9:30(変更なし)
874 13:40-15:20 →13:05-14:45(時刻変更)
876         →16:45-18:25(増便)

成田発、札幌発とも以前よりバランスがよくなったと思います。

ただしこの増便の影響を受けて、運休される路線があります。
・成田-神戸 (34.8%)
・成田-鹿児島 (75.0%)
・関空-旭川 (40.2%)
カッコ内は8月の搭乗率です。

いずれも1往復2便の運航でしたが、11/14もしくは15で運休となります。
成田-神戸や関空-旭川は、8月の搭乗率でこの数字なので運休もやむを得ないかもしれませんが、
成田-鹿児島は意外でしたね。
LCCが就航していない路線なので、安くする必要はないと考えたのでしょうか。
羽田-鹿児島が搭乗率が下がっているので、
そちらに誘導したいという思惑もあるのでしょうかね。
しかし今後の国際線を考えると、
各地からのネットワークを成田に充実させておくことは必要だと思いますが。
ちょうど成田-鹿児島を飛んでた便が札幌に行くようなダイヤですので、
ダイヤの都合でやむを得なかったのかもしれませんが、
もし目先の利益を優先しての運休だとすると少々残念ですね。

このダイヤ変更で、低搭乗率路線は運休や減便などでかなり整理されましたね。
その効果には期待したいと思います。

スカイマークの2012年8月の輸送実績が発表されました。

2012年度 2011年度
羽田-福岡 85.2% 95.5%
羽田-神戸 84.5% 92.6%
羽田-札幌 87.0% 93.4%
羽田 -沖縄 88.2% 94.3%
羽田-北九州 67.8% 79.2%
羽田-熊本 82.6% 93.3%
羽田-鹿児島 89.2% 97.0%
福岡-沖縄 72.2% 85.0%
神戸-沖縄 65.1% 91.9%
神戸-茨城 61.8% 87.2%
神戸-札幌 75.3% 89.8%
神戸-長崎 75.8% 81.0%
神戸-熊本 42.7% 52.5%
神戸-鹿児島 66.1% 83.9%
成田-札幌 89.0%
成田-旭川 87.5%
成田-神戸 34.8%
成田-福岡 92.5%
成田-沖縄 93.9%
成田-鹿児島 75.0%
名古屋-札幌 83.5% 86.3%
名古屋-沖縄 77.1%
茨城-札幌 75.2% 85.7%
関西-札幌 72.7%
関西-沖縄 73.3%
関西-旭川 40.2%
茨城-沖縄 67.1%
那覇-宮古 23.3%
北九州-沖縄 30.4%
--------------------
全路線 78.4% 87.6%


全体の搭乗率が78.4%になっていますが、搭乗者数÷提供座席数では76.0%ですね。
(今年度に入ってからずれが生じていますが、どういう計算なのでしょうか。)

全体の搭乗者数は前年比115%。羽田以外の路線の便数の割合は55.3%です。
また成田路線は搭乗率84.3%、関空路線は73.0%。

羽田路線は昨年はほぼ全路線90%以上でしたが、今年は80%台と10%程度落としています。
単価は上がっていると思いますので、売上で昨年並みを確保できていればよいのですが。

神戸は、関空の影響を受けており、依然として低調ですね。
8月でこの数字だと、他の月では利益を出すのは難しそうです。
熊本は8月でこれでは撤退もやむを得ないですね。この路線にジェット機は大きすぎでしたか。

さて、成田ですが、さすがにかなり安い運賃を提示していただけあって
搭乗率は84.3%と高く、エアアジアとの競合路線に限れば91.7%と、
エアアジアの8月搭乗率84.7%をしのいでいます。
LCCの運航状況を見ているとこの結果は当然に思いますね。
あれだけ遅延や欠航が多いと、いくら安くても使う気にはなれないのではないでしょうか。
LCCが安いといってもスカイマークの10,000円と比較するとせいぜい2、3000円程度。
運航はスカイの方が安定しており、座席も広いし普通運賃なのでキャンセルも可能。
LCCは空港に早く行かなくては行けなかったりWebチェックインが必要だったりという点もあり、
この程度の価格差ならまずスカイが売れるように思いますね。
9月以降もスカイはLCCを上回る搭乗率を確保できると思います。
対するLCCの方は経営は厳しくなりそうですね。

意外だったのが那覇-宮古の搭乗率23.3%。
各地から那覇への便はかなり増やしているはずなのに、逆に宮古便は悪化。
他社に取られたということなのか、2,800円でないと集客できないのか。
この稼ぎ時にこの数値では、減便せざるをえないという判断ですかね。
来年は石垣への就航も予定されていますが、
こちらも思うようにはいかないかもしれませんね。
離島路線はなかなか難しいですね。



JALが9/19に再上場されますが、仮条件は3,500円-3,790円となりました。
さてこの価格が高いのか安いのか・・・ざっくり検討してみました。

まずPBRについて。
現在の純資産が1Q終了時点で4,198億。
通常ならこれに株式売り出し時の増資で資産が追加されるのですが、
今回は産業再生機構の出資分の売り出しなので、JALへの資産追加はありません。
ちなみに産業再生機構は1.75億株を売り出しますが、出資額は1株2000円なので3,500億円。
今回上限価格3,790円で売り出すとすると、6,632億で売却することになります。
手数料を引いても3,000億近く儲けが出ることになります。

JALの純資産に話を戻すと、
JALとしては再上場後も純資産も株数も同じなので、BPSは2,315円ですね。
しかし、JALは再生にあたり巨額の損失を出しているので、
繰越欠損金が1兆円ほどあると言われており、当面法人税が免除されます。
これは実質繰延税金資産のようなものなので、
法人税を35%として、これを資産として考えると、
3,500億円の資産が別にあると考えることも出来る、となるとBPSは4,245円。
PBRは0.89倍と、1倍を割ってきますね。

利益面について。
営業利益は1,500億円、純利益は1,300億円予想。EPSは717円、PERは5.28倍。
ただこれは法人税がかかっていない数字であり、
他の企業との比較のため法人税を考慮すると、PERは8.13倍程度。
それでもANAとの比較ではまだまだ安い数字だと思います。
おそらくANAと同じように株主優待も発行するのでしょうし。
またこの営業利益の数字も、稼ぎづらい1Qですでに314億円出しており、
上振れも予想されます。

PBR、PERともANAとの比較では上ですし、業績の上振れも予想される、
ということでこの3,790円の株価は買ってもよい株価かと思います。
ただ羽田発着枠の割当や、今後の事業展開への制約など、
倒産企業ということで様々な制約が生じる可能性があり、
その点がどう出るかですね。ただ羽田枠が思うように取れなくても、
もうすでに多くの枠を持っており、業績への影響は大したことはないように思います。

ブックビルディングについては、どうするか迷うところですね。
ちょっとだけ申し込んでみようかと思っていますが、
当たっても深追いせず4,500円ぐらいまでですかね。


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