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ちょっと遅くなりましたが、2013年7月の航空各社の輸送実績です。

2013年7月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,798,234 3,262,675 56.3% 47.24% 99.9%
JAL 4,310,044 2,573,440 59.7% 37.26% 101.0%
SKY 862,875 608,097 70.5% 8.80% 102.4%
ADO 243,400 175,339 72.0% 2.54% 96.8%
SFJ 194,556 121,230 62.3% 1.76% 137.9%
SNA 0 0 0.00%
IBEX 103,400 63,901 61.8% 0.93% 114.9%
ORC 26,262 15,232 58.0% 0.22% 113.7%
FDA 112,264 76,564 68.2% 1.11% 123.8%
AMX 7,143 4,257 59.6% 0.06% 78.0%
新中央 10,610 6,101 57.5% 0.09% 110.6%
APJ 0 0.0%
JJP 0 0.0%
WAJ 0 0.0%
合計 11,668,788 6,906,836 59.2% 100.00% 101.3%

7月もSNAとLCCの情報はなしです。
大手は前年並み、新興、コミューター各社は増加という傾向。
全体では前年比101.3%と増加しています。
しかし搭乗率は前年は62%となっていました。
羽田増等で座席数は増えていますので、搭乗率が低下したということだと思います。

続いて、いつも見ている那覇-宮古と那覇-石垣について。

那覇-宮古
   座席数 乗客数 搭乗率
JAL 71,985  48,774  67.8%
ANA 40,036  26,372  65.9%
SKY 24,426  13,614  55.7%
---
total 136,447  88,760  65.1%

スカイマークは4,5月を運休し、6月より3往復で再開。
7月は7/9まで3往復でしたが、10日から2往復に減便。
スカイマークの搭乗率は55.7%と、以前に比べればまずまず。
繁忙期に入るということもあるでしょうが。
JAL(JTA)、ANAと比較してもそれほど見劣りはしないので、いい傾向かと思います。

那覇-石垣
   座席数 乗客数 搭乗率
JAL 82,510  52,652  63.8%
ANA 62,439  43,529  69.7%
SKY 29,028  16,335  56.3%
---
total 173,977 112,516 64.7%

こちらはスカイマークは7/10から4往復で就航。
こちらも宮古と同じような傾向ですね。
大手からそれほど見劣りはしないので、健闘しているといえると思います。

ただ、両路線とも夏場でこの数字で採算が取れているかというと、
ちょっと厳しいのかなという印象です。
しかし離島路線があれば各地から那覇への便の利用者が増加するので、
そちらの方で利益が確保できればよいと思います。
LCCとの差別化ポイントにもなりますし。(ピーチの石垣便は申し訳程度にありますが。)
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スカイマークが、2013年12月より米子空港に就航する計画であることを発表しました。

就航する路線は、
・成田-米子 2往復
・神戸-米子 2往復
・茨城-米子 1往復 (神戸経由便)
上記の通りとのこと。

米子就航は初耳ですね。以前出雲に就航という話はありましたが。

現在米子空港は羽田からANAが5往復(10月から6往復に増便)で就航しています。
それ以外の国内線路線は無いようですね。

羽田-米子路線の搭乗率は、24年度でみると、
座席数 703,481、搭乗者数 414,810、搭乗率 59.9%
6往復で機材もそれなり(B767、B737-800、A320)のものを使用しているので、
提供座席数はそこそこあり。搭乗率はまあ平均的なものですかね。

運賃は最安で13,000円ぐらい、普通運賃は31,570円。
スカイマークが最安10,000円弱、普通運賃16,000円ぐらいで出せれば、
茨城や成田であっても競争力は出せると思います。
成田のほうはそこそこはやれるかな、という気はします。

一方、神戸-米子のほうはちょっと心配ですね。
近い路線としては、伊丹-出雲があり、JACが1日6往復で運行。
この路線の実績ですが、7月実績を見てみると、
座席数 17,882、搭乗者数 10,871、搭乗率 60.8%
運賃は最安8,000円、普通運賃19,200円。

ライバルが航空便のみなら普通運賃10,000円程度で出せれば競争力はあると思いますが、
バスであったり電車であったりと移動手段は色々考えられます。
電車なら所要3時間で8,910円、バスでも所要3時間半で4,500円で行けます。
飛行機は所要1時間であっても、手続きだったり空港から市内までが遠かったりするので、
今回の場合、電車やバスと所要時間は大して変わらないように思います。
となるとスカイマークには最安3,800円、普通運賃8,000円ぐらいで出してほしい。。。
神戸の方はちょっと厳しいように思いますね。

成田-米子の方は、ある程度搭乗率が確保できそうなら、
A330就航後に羽田からも出すのではないかと推測します。
そのための試験の意味もかねているのではないかと思います。

米子はもちろんがんばってほしいですが、
あまり顧客が付く路線のようには思えないというのが正直なところですね。


スカイマークの2013年8月輸送実績です。
各路線の搭乗率は以下の通りです。

2013年度 2012年度
羽田-福岡 81.3% 85.2%
羽田-神戸 82.6% 84.5%
羽田-札幌 86.7% 87.0%
羽田 -沖縄 80.6% 88.2%
羽田-熊本 86.2% 82.6%
羽田-鹿児島 76.8% 89.2%
羽田-旭川 76.1% 0.0%
福岡-沖縄 79.9% 72.2%
神戸-沖縄 68.4% 65.1%
神戸-茨城 75.3% 61.8%
神戸-札幌 93.8% 75.3%
神戸-長崎 79.2% 75.8%
神戸-鹿児島 65.6% 66.1%
神戸-石垣 62.6% 0.0%
成田-札幌 84.4% 89.0%
成田-旭川 78.6% 87.5%
成田-福岡 73.8% 92.5%
成田-沖縄 81.1% 93.9%
成田-石垣 82.6% 0.0%
名古屋-札幌 87.7% 83.5%
名古屋-沖縄 85.1% 77.1%
茨城-札幌 85.2% 75.2%
茨城-沖縄 80.1% 67.1%
沖縄-宮古 86.0% 23.3%
沖縄-石垣 65.6% 0.0%
福岡-札幌 89.7%
仙台-札幌 73.1%
仙台-福岡 81.3%
--------------------
全路線 80.2% 78.4%


全路線での提供座席数は前年比101.2%、搭乗者数は106.2%でした。
また羽田以外の路線便数は全体の51.9%。
成田路線は搭乗率80.0%、うちLCCとの競合路線は79.8%でした。

個別に見てみますと、
羽田路線は80%前後となっていますが、昨年のほうが高いですね。
福岡はスタフラに押されている影響があり、
他の路線は発着枠増による席数増加が影響していそうです。
今年度末にはA330が導入されますが、席を埋められるかどうか若干不安に感じます。

神戸については、
ピーチと被っている路線が弱い感じがしますね。
沖縄や鹿児島は8月で60%台では、通年ではちょっと厳しいのかもしれません。
札幌は93.8%とかなり高いですが、便数を減らしていますし。
こういう状況からか、鹿児島は11/5から2往復から1往復に減便ですね。

成田路線も、繁忙期ということで好調ですね。
成田は多少時間がかかってもよい人が多く、
リゾート需要向きなので夏場は搭乗者数が伸びやすい傾向はあると思います。
ただそれでも福岡は73.8%といまいち、ということもありこちらも11/5から運休ですね。
運休にしてしまうとLCCがやりたい放題になるので、ちょっと心配ですが。。。

名古屋路線はいつもどおり順調、その他の新路線もまずまずですね。
離島路線は、宮古は2往復ですがなかなかの数字、
しかし石垣は65.6%と夏場としては苦戦。
これは9月以降また40%とかになりそう。。。やっぱり苦戦する運命なのかも。

今回は搭乗者数も増えていますし、
路線のコントロールが上手くいっているように思います。
単価が昨年並みならば短月の利益はかなり上回っていると思われます。

オリンピックに向けて羽田枠の拡張の話もあるようですし、
間もなく国際線を開始するスカイマークにとっては、オリンピック自体も好材料。
まだまだ先の話ですが、将来の見通しは少し明るくなったかな、という印象です。

国交省より、2013年1Qの「航空輸送サービスに係る情報公開」が発表されました。
この資料からLCCの経営状況を推測してみます。

便数 座席数 平均搭乗区間距離 経費(百万) 乗客数 搭乗率
ピーチ 2,925 526,415 932 3,925 437,887 83.2%
ジェットスター 4,450 800,925 1,067 6,837 574,958 71.8%
エアアジア 1,431 257,552 1,054 2,172 144,997 56.3%

便数は遅延便数÷割合で算出。座席数は便数×180席。
平均搭乗区間距離は発表資料から引用。
経費は座席キロを8円と仮定して算出しました。
さらに乗客数は国交省発表の数字を使用し、搭乗率を乗客数/座席数で算出。

旅客収入(百万) 客単価(円) 旅客収入(円/人キロ) 収支(百万)
ピーチ 3,084 7,083 7.6 -841
ジェットスター 3,361 5,869 5.5 -3,476
エアアジア 853 5,902 5.6 -1,319

さらに、旅客収入は発表のもの、客単価は旅客収入(円/人キロ)に平均搭乗区間距離をかけて算出。
収支は旅客収入-経費。

客単価が相変わらず低く、ユニットコストを8円と甘めに見ても赤字ですね。
エアアジアは比較的単価を下げていなかったのですが、
今回はかなり安売りしていたようです。
それでも搭乗率は60%にも満たず大苦戦ですね。
ピーチにしてもこの単価ではまだ赤字。
しかし単価の上がる2Qでは黒字が確保できるレベルの赤字にまではなっています。

ジェットスターは規模が大きいため赤字も大きいです。
ある程度機材が揃えばユニットコストも下がってくると思いますが、
この単価では赤字が拡大するばかりですね。
エアアジア撤退でLCC競合路線は減るはずですので、
その後単価を上げていければ希望も出てくるのかもしれませんが。

また、運行品質についても発表されています。

   定時運行率 欠航割合
ピーチ   86.22% 0.24%
ジェットスター 89.19% 1.66%
エアアジア 74.84% 1.11%

まだ遅延は多いですが、少し前のスカイマークぐらいの定時運行率にはなってきました。
ちなみにスカイマークは92.81%とかなりいい数字。
スカイマークは機材繰りに余裕が出来てそうですので、
おそらく予備機を活用するなどでこの数字を実現しているものと思います。
大手客の取り込みを狙う上で、この数字はまずはよかったですね。

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