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スカイマークの2013年2Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
26年3月期第2四半期 45,505 △1.7 2,033 △69.5 3,361 △38.6 1,702 △42.5
25年3月期第2四半期 46,281 16 6,676 △26.8 5,472 △31.4 2,960 △33.7

私が以前に試算した数字より、売り上げが悪いですね。
客単価は前年比96.7%の13,965円。1Qも前年比97%の客単価でした。
本来であれば円安や原油高の費用増を運賃に転嫁するべきなのですが、
LCCや大手も運賃を下げてきているため、
搭乗率確保のために運賃を上げるわけにはいかなかったということでしょうか。

売り上げが伸びなかったため、営業利益も20億に留まってしまいました。
通期23億の営業利益予想なので、下期を3億の黒字とする必要があります。
しかしながら前期は20億の赤字でしたので、3億の黒字も簡単ではありません。
昨年の3Q時点では、ドル円はまだ80円前後でしたので、費用面でも今年のほうが不利です。
好材料としては、エアアジアの撤退でLCCの価格競争は
やや緩和される可能性がある点ぐらいでしょうか。
この決算と事業環境を考えると、下期黒字化は難しいと言わざるを得ません。
下手をすると今期赤字となる可能性もあると思います。

来期はA330の導入やA380の運行開始など、一気に事業が変わります。
これら、特に国際線については失敗する可能性もあります。
A380導入を決めた時期は営業利益は150億ありました。
これだけあれば国際線が少々赤字になっても国内線の利益で補填できる、
という状況もあってA380導入を決めたものと思われますが、
今や黒字も怪しい状態になってしまいました。
A380は今や非常に重荷ですし、なんとしても成功させなければならなくなってきましたね。

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前期88億円の巨額の赤字を計上したLCCのジェットスタージャパンですが、
親会社であるJALとカンタス航空に対しそれぞれ55億円の増資を実施し、
計110億円の増資を行うようです。

6月時点ですでに自己資本は5億円まで減少しており、
すでに債務超過に陥っているのではないかと思われます。
事業を継続するためには増資は絶対必要でしたが、やはり親会社が引き受けますか。
110億あれば、今期が前期と同じ程度の赤字となっても、何とか債務超過は免れます。
しかし前期と比べてさほど好転しているようには思えず、
事業環境は円安等でむしろ悪化しています。
おそらく今期も前期の88億の赤字に近い赤字額になるのではないでしょうか。
来年の今頃にはまた増資されるのではないでしょうか。

しかし、業績好調のJALはともかく、
カンタスはさほど業績はよくないにもかかわらず、よく増資を引き受けたと思います。
カンタスは税引き前利益で1.92億豪ドル(180億程度)、前期は2.44億豪ドルの赤字と、
これに対する55億円は結構大きいように見えます。
また他の株主として三菱商事と東京センチュリーリースが16.7%出資してますが、
これら会社の持分は減少してしまいます。
あまりいい気分はしないでしょうが、増資しないと倒産してしまうわけで、
やむを得ないことではありますが。

エアアジアジャパンは、エアアジアが撤退してバニラに生まれ変わりましたが、
ジェットスタージャパンは当面事業を継続しそうですね。
航空業界をかき回すだけでなく、利益の出る適正な運賃での経営をお願いしたいです。

2013年第2四半期の決算発表予定日一覧です。

<航空>
9202 ANA 10月30日 水
9204 スカイマーク 10月31日 木
9206 SFJ 11月1日 金
9201 JAL 10月31日 木

<不動産>
1925 大和ハウス 11月8日 金
3231 野村不HD 10月29日 火
3254 プレサンス 11月5日 火
8801 三井不 11月7日 木
8802 菱地所 10月31日 木
8803 平和不 10月31日 木
8818 京阪神ビ 10月25日 金
8830 住友不 11月6日 水
8840 大 京 10月31日 木
8864 空港施設 10月31日 木
8869 明和地所 11月8日 金
8871 ゴールドクレ 10月31日 木
8877 エスリード 10月25日 金
8881 日神不動 11月5日 火
8889 アパマンショ 10月31日 木
8897 タカラレーベン 10月28日 月
8909 シノケンG 11月6日 水
8928 穴吹興産 11月12日 火
8935 FJ ネクスト 11月5日 火
8944 ランビジネス 11月8日 金
8946 陽光都市 11月8日 金
9706 空港ビル 11月6日 水

注目の航空業界は、10月30日から11月1日。
ANAがどの程度の利益を確保できているのか。SFJは黒字を確保できているのか。
スカイマークの利益はできれば30億ほしいところですが、どの程度になるのか、
など色々注目したいポイントは多いですね。

以前から見ている不動産業界は、まだいくつか持っている銘柄もあるので、
それらがどうなっているのかが気になりますね。
空港施設や空港ビルデングは航空業界でもありますし。


スカイマークの2Q決算を予想してみたいと思います。

まず経費について。
原油価格、為替、運行便数等から推測した経費は以下の通り。

   2012-2Q 2013-2Q
人件費 3,600 3,800
燃料費 6,268 7,063
機材費 2,889 3,547
着陸料 2,396 2,371
賃借料 621 650
引当金 1,215 1,395
その他 2,100 2,100
上記以外 1,500 1,300 ※販売管理費等
----
合計  20,589 22,227

運行便数は減少しているのですが、為替の影響が大きく、
燃料関連費用や機材費用が約16億円増加している、と予想します。

続いて売り上げについて。
1Qでは客単価が前年比97%となっていたことから、費用増加の価格転嫁は進んでいないと考えます。
昨年の客単価は14,473円でしたが、
既存路線(1年前にすでにあった路線)の客単価は前年と同じ、
新路線(就航1年以内の路線)の客単価は昨年の単価の80%程度と仮定します。
すると売り上げは27,190百万円。これで客単価は14,049円、前年比97.3%となります。

以上から、2Q単独では
売上   27,190
営業利益 4,813

1,2Qトータルでは、
売上  45,668
営業利益 2,336

客単価が昨年並みであれば営業利益31億となりますが、
1Qの様子からちょっと難しいのではないかと思います。
いい方に裏切ってもらいたいとは思っていますが。

2Q時点で営業利益23億だと、昨年下期で20億の赤字でしたので、
修正した会社予想の営業利益23億円達成も難しくなってきます。
会社側も下期赤字を織り込んでいると思いますので、
2Q時点では私の予想よりはいいのかもしれません。

さて、そろそろスカイマークのマイレージについての発表があると思うのですが、
どういった形のものになるのでしょうか。
費用がどの程度かかるのか、他社との提携の可能性は?など、
今後を占う意味でも興味深いですね。

スカイマークが2013年度の業績下方修正を発表しました。

具体的な数字は以下の通りです。

売上 95,100→91,100
営業利益 5,800→2,300
経常利益 6,000→3,700
純利益 3,300→2,000 (以上、単位百万)
一株利益 36.26→21.99 (円/株)

売上げの減少がほぼそのまま営業利益の減少に反映されています。
また経常利益が営業利益+1,400となっていますが、これは為替差益の影響。
いわば過去にドル資産を多く持っていたため(A380のための投資)であり、
それがなければ実質の純利益はさらに減っているはず。
一株利益は実質15円程度と考えるべきかと思います。

1Q決算で、客単価が昨年より下がっていることは確認できましたが、
2Qでもおそらく下がっているものと思われます。
とすると私の試算では営業利益は2Q時点で24億程度であり、
下期はトントンと予想して今回の営業利益が算出されていると思われます。
昨年の下期も約7億の赤字だったので、この予想はやむを得ないですかね。
エアアジアが撤退したりした件もあり、昨年よりは競争環境は改善されると考えられるので、
下期トントンは何とか達成できるかなと思います。

さて、今回の発表で株価はどう動くか。
一株資産が約500円あるので、大きく売り込まれることはないと思いますが、
やはりある程度は売られるのかな、と思います。
ただLCC台頭、円安原油高のこの環境下で黒字を確保できた、
という安心感からその後ある程度戻すと想定します。
明日安く始まれば追加投資もありかと考えています。
本当の勝負はA380での国際線開始、A330本格稼動の来期だと思いますので。
私の2Q業績試算についても後ほどアップしたいと思います。


2013年9月のスカイマーク輸送実績です。
各路線の搭乗率は以下の通り。

2013年度 2012年度
羽田-福岡 87.9% 89.9%
羽田-神戸 76.2% 89.8%
羽田-札幌 92.1% 90.5%
羽田 -沖縄 92.8% 91.1%
羽田-熊本 78.6% 83.3%
羽田-鹿児島 75.5% 90.5%
羽田-旭川 67.9% 0.0%
福岡-沖縄 81.6% 77.6%
神戸-沖縄 66.5% 67.3%
神戸-茨城 55.6% 55.9%
神戸-札幌 96.1% 72.7%
神戸-長崎 66.5% 78.0%
神戸-鹿児島 46.3% 61.7%
神戸-石垣 53.2% 0.0%
成田-札幌 69.2% 65.8%
成田-旭川 55.7% 68.7%
成田-福岡 57.1% 70.3%
成田-沖縄 76.3% 69.7%
成田-石垣 52.8% 0.0%
名古屋-札幌 89.1% 83.3%
名古屋-沖縄 77.9% 79.3%
茨城-札幌 70.8% 69.6%
茨城-沖縄 62.6% 63.6%
沖縄-宮古 72.9% 35.7%
沖縄-石垣 49.4% 0.0%
福岡-札幌 88.3%
仙台-札幌 63.7%
仙台-福岡 71.5%
--------------------
全路線 77.0% 76.6%


提供座席数は前年比99.8%、対して搭乗者数は100.2%。ほぼ前年並みという結果でした。
羽田路線以外の比率は53.2%。
成田路線の搭乗率はトータルで64.3%、うちLCC競合路線は67.8%でした。

路線別に見てみると、
羽田路線は熊本、鹿児島が弱いのは気になりますが、
主力の福岡が戻ってきたのは好材料。このところスタフラにやられていたのか、
80%前後の搭乗率でしたが、87.9%は今期一番の数字です。

神戸は、札幌が減便の影響もあって96.1%と超高搭乗率。機会損失も多そうです。
ここは2往復に戻すべきでしょうね。他は例年並みといったところ。
鹿児島は11/5から1往復減便ですが、それもやむを得ない搭乗率ですね。
ピーチとの食い合いが低迷の原因でしょうね。

成田は、まあまずまずといったところ。石垣直行便は52.8%。
ここは夏場が稼ぎ時だと思うのですが、それでこの数字はちょっと心もとない。
冬場はちょっと厳しくなりそうですね。

名古屋は好調、茨城もまずまず、
仙台は1年目でこの数字はなかなか好調ですね。
これは収益路線に成長しそうです。
那覇-石垣は、9月で50%割れはちょっと厳しいですね。
ただこの路線があるから、各地から沖縄への便の搭乗率が上がっている、
という背景もあると思うので、搭乗率では見えない貢献はあると思いますが。

さて、2Qの搭乗者数がすべて発表されました。
後日業績予想を出してみたいと思います。
日経ではすでに営業利益30億程度と報道していますが。


エアアジアジャパンの後継となるバニラエアについて、
就航日、路線等の詳細が発表されました。

12月20日から運行開始で、就航地は成田を拠点にして那覇、台北からスタートし、
その後札幌、ソウルに順次就航する予定となっています。

具体的な就航日と便数は、
12/20-27
成田-那覇 1往復2便
成田-台北 1往復2便

12/28-1/28
成田-那覇 3往復6便 (2往復増便)
成田-台北 1往復2便

1/29-2/28
成田-那覇 3往復6便
成田-札幌 3往復6便 (3往復新規)
成田-台北 2往復4便 (1往復増便)

3/1-3/14
成田-那覇 3往復6便
成田-札幌 3往復6便
成田-台北 2往復4便
成田-ソウル 2往復4便 (2往復新規)

ダイヤで考えると、12/20は1機で回し、12/28からは2機、
1/29からは3機、3/1からは4機となるものと思われます。
しかし折り返し時間は30分となっており、かなり詰め込みダイヤですね。

就航路線はリゾート特化というだけあって国内は那覇、札幌のみとなっています。
エアアジアジャパンが運行していた成田-福岡や中部路線はなくなりました。
スカイマーク目線で見ると、依然として成田-札幌、那覇は競合路線として残りますね。

またサービス面では、
手荷物手数料は20kgまで無料となっています。
他に手荷物が有料の「わくわくバニラ」という料金も用意されるようです。
「コミコミバニラ」は座席指定が無料、予約変更が500円、払い戻しも3000円で可能、
「シンプルバニラ」は詳細不明ですが払い戻しは不可で予約変更は高額なものと思われます。
具体的な運賃について、
那覇路線では、コミコミバニラは10,500円から、シンプルバニラ8,000円から
札幌路線では、コミコミバニラは8,000円から、シンプルバニラは5,500円から、だそうです。
スカイマークのサービスはコミコミバニラに近いですが、
コミコミバニラの運賃はスカイマークより少し安い程度ですね。
全席この最安運賃なわけはないですし、運高品質、座席の広さを考えると
わざわざバニラでなくてもスカイマークでいいような気がします。

ジェットスターやスカイマークをけん制する意味はあると思いますが、
ANAが新しくLCCを設立してまで運行する意図は何なのですかね。
やはりANAのリゾート路線を経費の安いバニラに任せて、
ANA自身はコードシェアにして撤退する、という構図が近いうちにあるように思います。
ANAにうまいこと利用されるだけな気がしますね。

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