上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国交省の2013年度3Q分の航空輸送サービスに係る情報公開が発表されました。
早速、LCCの経営状況の推測をしてみたいと思います。

※いつもは第一営業日なのですが、なぜか遅れていました。

便数 座席数 平均搭乗区間距離 経費(百万) 乗客数 搭乗率
ピーチ 3,620 651,663 916 4,775 522,699 80.2%
ジェットスター 5,544 997,992 1,033 8,247 779,208 78.1%
バニラエア 192 34,563 1,224 338 26,067 75.4%

旅客収入(百万) 客単価(円) 旅客収入(円/人キロ) 収支(百万)
ピーチ 3,889 6,870 7.5 -886
ジェットスター 5,346 7,128 6.9 -2,901
バニラエア 181 8,446 6.9 -157


エアアジアは今回からバニラエアとなっています。
また今回も提供座席キロは8円/席キロで計算しています。

各社搭乗率はまずまずなのですが、単価が低すぎです。
旅客キロは7円前後と、これでは満席でもプラスにならないです。

便数の多いジェットスターが大幅な赤字となっていると思われます。
通期で100億程度の赤字になっているのではないでしょうか。
100億増資されていますが、それでも1年持つかどうかなのではないかと。
いつまでこんな消耗戦をやるつもりなのですかね。

ピーチは9億弱の赤字予想ですが、
4Qは繁忙期なのでプラスになる可能性もあり、となると通期で黒字もあるかもしれません。
関空は空港費用が安いので座席キロも8円より安い可能性もありますし。

また新LCCとしては、JTBも出資を発表していますし春秋が本当に国内線に就航しそうな感じです。
6/27から、路線は成田から高松、広島、佐賀なので直接被りはしないですが、
佐賀などは福岡便が影響を受けるかもしれません。

スポンサーサイト

スカイマークの2014年2月の輸送実績です。
各路線の搭乗率は以下の通りです。

2013年度 2012年度
羽田-福岡 89.4% 93.4%
羽田-神戸 76.6% 85.2%
羽田-札幌 84.2% 84.0%
羽田 -沖縄 78.2% 92.7%
羽田-熊本 70.4% 83.2%
羽田-鹿児島 69.1% 93.6%
羽田-旭川 50.0% 0.0%
福岡-沖縄 77.0% 78.4%
神戸-沖縄 71.0% 64.7%
神戸-茨城 49.1% 52.9%
神戸-札幌 71.3% 66.9%
神戸-長崎 68.2% 66.8%
神戸-鹿児島 63.3% 41.4%
神戸-石垣 32.3% 0.0%
成田-札幌 63.4% 46.9%
成田-旭川 38.6% 40.6%
成田-福岡 0.0% 55.1%
成田-沖縄 60.3% 78.9%
成田-石垣 40.5% 0.0%
名古屋-札幌 65.6% 69.7%
名古屋-沖縄 77.4% 79.5%
茨城-札幌 45.8% 49.0%
茨城-沖縄 0.0% 0.0%
沖縄-宮古 62.1% 40.2%
沖縄-石垣 44.0% 0.0%
福岡-札幌 53.1%
仙台-札幌 35.2%
仙台-福岡 47.9%
成田-米子 45.1%
神戸-米子 30.4%
--------------------
全路線 69.0% 74.4%

提供座席数は前年比101.6%、搭乗者数は前年比94.3%となりました。
成田路線の搭乗率は53.3%、うちLCCとの競合路線では61.9%でした。

全体の搭乗率は69%と先月の60%割れからは回復しましたが、
例年2月は繁忙期で70%中盤は記録していたので、これでも物足りない数字です。
2月は4回の週末のうち2回も雪で羽田が大量欠航となってしまい、
これも搭乗率、搭乗者数ともに大打撃ではあったと思います。

個別に見てみると、
羽田路線は昨年より軒並み10%以上落としているように見えます。
稼ぎ時の週末で2回もほぼ運行できなかったので、やむを得ないところもありますが。
ただちょっと明るい兆しは、福岡便が健闘している点です。
福岡は単価も高いと思いますので、これはよかったです。
経営悪化を受けてSFJが安売りをやめたのかもしれませんね。

神戸便は、各路線まずまず。
羽田が雪で使えなかったことも影響あるんですかね。

成田は、沖縄、札幌は60%を超えているので、比較的いい数字。
ただこの時期はもう少しいい数字でないと、黒字化は難しいでしょうね。
旭川や石垣といった撤退予定路線はやはりダメですが。。。

中部路線も、いつも通り堅調といったところ。
沖縄の離島については、
宮古は2往復ですが62.1%と、60%を超えました。
4往復の石垣は依然として低調ですが。
離島路線は2往復程度が適正なのかもしれませんが、
乗り継ぎ需要での各地から那覇への貢献もあるため
単純に減便すればいいとも思えないので、難しいところです。

その他路線は、仙台-札幌が思うように伸びてきませんね。
短距離路線なので、価格競争を仕掛けても面白そうな路線ですが。
米子は、やはり予想通り低調ですね。
成田は少しの間実質運休になってしまいますが、それもやむを得ないですね。

今月は、なんと言っても雪の影響をもろに受けてしまった月でした。
おそらく3億ぐらいは売り上げ減の影響を受けていると思われます。
赤字がさらに拡大してしまいそうですが、
もう今期の赤字は織り込み済みだと思いますので、来期に期待ですね。
国際線はクリスマス頃就航、とのことですし。


最近いい話がないスカイマークですが、
4/18に就航を予定していたA330の就航を、5/31に延期すると発表しました。

当初は春休みシーズンに間に合わせて3/25に就航する予定となっていましたが、
エアバスの引渡し遅れや整備場の認可遅れ等の理由により、
4/18に延期となっていました。
今回は理由は説明されていませんが、またも1ヶ月遅れて5/31まで延期となりました。
また5/31から運行されるのは1機のみのようで、
2機体制での運行となるのは6/11からのようです。

またこの運行延期に伴い、
成田-札幌、成田-米子便が4/22-5/30(4/25-5/7除く)まで運休となるそうです。
A330で運行することを想定していた便を補填するために、
低搭乗率便を運休にして機材を回す、ということでしょう。

2014年度は大きな変革の年であり反転攻勢の年でもあるのですが、
出鼻をくじかれた感が大きいですね。
せめて正式な理由を教えてほしいところですが。。。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。