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スカイマークの2014年3月期の決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
26年3月期第2四半期 85,975 0.0 △2,506 - △403 - △1,845 -
25年3月期第2四半期 85,943 7.1 4,674 △69.4 8,091 △48.6 3,778 △51.0

私の予想よりも経費がかかっていて、その割に客単価が思うように上がっていなかったため、
営業利益はマイナス25億と予想より悪い結果となってしまいました。
会社予想のマイナス20.36億に対してもマイナスといいところの無い数字ですね。

客単価は前年比102%。
3Qは105%だったのでその程度には上がっていると思いましたが、もう一息。
3月が好調だったのも客単価を下げた結果ということでしょうか。
経費が想定より7億ほどかかっているのは、A330のレンタルが始まっている点に対する費用発生や、
2月の大雪による欠航での追加費用が想定よりかかった、等ですかね。
4Q単独では23.25億のマイナス。前期も16億のマイナスでしたが、
4Qも利益が上がらない四半期になってしまったのでしょうか。。。

来期予想については、
売上 104,440 (+21.5%)
営業利益 312
経常利益 644
純利益 354 (百万)
となっています。

ただこれは不確定要素が多く、希望的観測だと思います。
A330で座席が増えますが、それ相応の集客が実現できるのか、
また国際線も就航される予定ですが、どの程度の利益になるのか。
国際線は就航直後は宣伝もかねて安く販売するでしょうから今期は赤字でしょうし、
A330についても、現状の搭乗率を見ていると
座席数に見合う集客ができるかどうかかなり疑問です。
4月の搭乗率もあまりよくなかったですし、赤字の拡大も十分想定されます。
440億資産があるので、今期程度の赤字なら問題はないでしょうが。。。

また配当は無配に。赤字ですしこれは仕方ないでしょうね。
配当して自己資本を切り崩されても、株主としては不安だと思いますし。

今回の決算は、下方修正になっているとおり残念な内容ですね。
株価は下がっているのでどの程度織り込まれているのかどうか。。。
PBR的には0.6倍と割安感はあるので大きくは売り込まれないと思いますが、
今は買いではないと思いますね。
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スカイマークの2014年4月の輸送実績が発表されました。

2014年度 2013年度
羽田-福岡 84.9% 84.1%
羽田-神戸 70.9% 74.5%
羽田-札幌 78.5% 75.3%
羽田 -沖縄 64.3% 66.8%
羽田-米子 53.1% 0.0%
羽田-鹿児島 69.7% 68.1%
福岡-沖縄 67.8% 67.3%
神戸-沖縄 71.8% 64.4%
神戸-茨城 57.1% 54.9%
神戸-札幌 53.2% 61.9%
神戸-長崎 61.1% 60.5%
神戸-鹿児島 58.2% 44.9%
神戸-仙台 35.2% 0.0%
成田-札幌 46.0% 28.6%
成田-沖縄 57.0% 57.9%
名古屋-札幌 55.7% 52.8%
名古屋-沖縄 67.1% 72.8%
茨城-名古屋 22.8% 0.0%
茨城-札幌 36.9% 43.7%
茨城-福岡 49.9% 0.0%
米子-札幌 18.7% 0.0%
米子-沖縄 46.3% 0.0%
沖縄-宮古 57.8% 0.0%
沖縄-石垣 42.7% 0.0%
福岡-札幌 52.6% 61.4%
仙台-札幌 39.4% 42.7%
仙台-福岡 49.6% 55.8%
成田-米子 22.2% 0.0%
神戸-米子 29.3% 0.0%
--------------------
全路線 62.1% 65.1%


全路線の搭乗者数は前年比106.1%。提供座席数は113.4%。
成田路線は搭乗率42.0%。また米子路線は34.2%でした。

ゴールデンウィークが好調だったので、前年の搭乗率は上回れると思いました、
残念ながら昨年より悪化してしまいました。
やはり新路線が悪く、足を引っ張っていますね。
米子路線は全路線の1割を占めますが、全体で34.2%ですので苦しい。
米子とともに就航1年未満の仙台も苦戦ですね。

各路線毎では、既存路線は前年と大きな差はないですね。
新路線では、茨城-名古屋は再就航ですがやはり苦戦、
茨城-福岡はまずまずですね。
米子は沖縄はあと一息ですが、他は20%前後と大苦戦。
これが利益を出せる水準まで搭乗率が上がるかというと、
これまでの経験上あまりないですね。
米子はスカイマークに協力的とのことですが、
まだまだ協力してもらわないとこのままでは厳しいですね。
A330導入でB737は余ってくるので、新規路線を開拓していきたいところですが、
米子もいつまで維持できるか怪しいです。

今回の搭乗率発表で前年以上の数字が出れば買い増しも考えましたが、
この数字ではちょっと買い増しはないですね。

2014年ゴールデンウィーク期間の航空各社輸送実績をまとめました。

2014 2013 前年比
座席数 搭乗者数 搭乗率 座席数 搭乗者数 搭乗率 搭乗者数 搭乗率
ANA 2,277,007 1,442,011 63.3% 2,247,786 1,430,566 63.6% 100.8% -0.3%
JAL 1,619,232 1,099,695 67.9% 1,667,592 1,115,309 66.9% 98.6% 1.0%
SKY 352,584 264,484 75.0% 293,997 193,849 65.9% 136.4% 9.1%
SNA 84,825 56,055 66.1% 76,508 55,263 72.2% 101.4% -6.1%
SFJ 72,491 50,027 69.0% 87,868 69,579 79.2% 71.9% -10.2%
ADO 95,256 59,843 62.8% 92,652 69,070 74.5% 86.6% -11.7%
APJ 114,120 98,314 86.1% 75,600 69,037 91.3% 142.4% -5.2%
JJP 164,880 124,761 75.7% 95,040 74,916 78.8% 166.5% -3.2%
WAJ 17,280 13,970 80.8% - - - - -
- - - - - - - - -
合計 4,797,675 3,209,160 66.9% 4,637,043 3,077,589 66.4% 104.3% 0.5%


ANAは座席数を増やして搭乗者数も微増。
JALは座席数を絞って搭乗者数は減少するも、搭乗率は1%良化しています。

好調だったのはスカイマークで、
座席数を増やしたにもかかわらず昨年より10%搭乗率が良化しています。
反面不調なのは他の新興各社。
SNAは座席数を増やすも搭乗者数は微増にとどまっています。
SFJは福岡をANAとコードシェアにしたため、座席数が減少。
ただ搭乗率はそれ以上に悪化してしまいました。
ADOは座席数を増やしたにもかかわらず搭乗者数は減少という最悪のケース。
ADO、SFJあたりはスカイマークに顧客を取られたことが主な原因と思われます。

LCCは80%前後の高い搭乗率を示していますが、
LCCは薄利多売なので常時この程度は確保しないと成り立たないと思われます。
GW期間中には、最も高い搭乗率のピーチも不祥事が出てしまいました。
これは今回の搭乗率には影響は軽微だと思いますが、
今後の搭乗率に影響が出てしまいそうです。

ひとまずスカイマークが予約率同様高い数字となったことは一安心ですね。
次は4月の搭乗率ですが、この調子なら70%前後の数字も期待できそうです。
昨年4月が65.1%なので、5%良化ならかなり経営も良化してくれそうです。

間もなくスカイマークの前期決算が発表されますが、
これまでの輸送実績等から決算数値を予想してみたいと思います。

まず経費について。
運行便数、為替、原油価格等から計算した経費は以下の通りです。

人件費 3,850
機材 3,961
燃料調達費 5,751
燃料税 1,009 
着陸料 2,275
賃借料 650
整備引当金 1,425
その他 3,400
----
合計 22,321

一方の売上について。
3Qでは客単価は5%ほど上昇していました。それを参考に、
就航1年未満の新路線は客単価を前年比85%、1年以上の既存路線は前年比108%とすると、
売上は21,330百万となります。これで大体客単価は前年比105%となります。

以上より、
4Q単独
売上 21,330
経費 22,321
営業利益 △991

1-4Qトータルでは、
売上 86,581
営業利益 △1,172

上記が私の予想です。
営業利益は会社予想△2,036なので、赤字幅は予想よりは縮小するかと。
2月の週末大量欠航で赤字がさらに膨らむかと思っていましたが、
3月が好調だったのでその心配はなさそうです。
ただこの予想は客単価が3Qと同様に上がっているという前提の下の数字です。
3月好調だったのが、単価を下げたためだとするとその前提が崩れてしまいます。
おそらくLCCを始めとした他社の方が経営が苦しいので、
単価を上げてきている、すなわちスカイも単価を上げることができている、
だと思いますが。

ここで客単価を上げることができるかどうかは来期に関わってきますので、
今回の決算も利益より売上に注目したいと思います。


 

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