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昨日報道があったスカイマークのA380購入契約の解除について、
色々報道があり事態の真相がわかってきました。

まず発端は今年4月にスカイからエアバスに対しての支払いが行われなかったこと。
ここからスカイはエアバスに対して支払いの先延ばし(納入期限の延期)の交渉を開始、
しかし現状のスカイの経営状況は悪く、先延ばししても支払えるメドが立つとは考えづらく、
先延ばしの条件として経営を安定させることを要求、
その経営安定策の一つとしてエアバスが提案したのが大手傘下入り。
しかしスカイマークはそれを拒否したため、エアバス側は当初の契約に従い、
A380購入契約を解除し、さらに当初契約通り違約金を要求した、
というのが今回の経緯と考えます。

当初の契約の中に、支払いが遅延した場合は契約を解除できる旨の
記載があるのではないかと思われます。
また違約金700億円の記載もありますが、
これもおそらく当初の契約に基づいて算出された数値と思われます。

上記が正しければ、今後はこの700億円をいかに減額していくか、
を交渉していくものと思われます。
これまで前払い金として265億円を払っていますが、これはおそらくパー、
さらに400億円以上を支払う必要が出てくる可能性があります。
社長も前払い金は「戻る可能性はかなり薄い」と発言しており、
違約金は「損害賠償は支払い能力に応じ、長期にわたっての弁済となる」
と話していることから、おそらくこの推測で正しいと思います。

さて、大変なことになってきました。
現状では265億円の前払い金が返ってこないだけですめば御の字、
最悪現在の自己資本を大きく上回る700億円まで請求される可能性がある、
ということで、一気に経営の危機となってしまいました。。。
昨年度末231億あった現金が、今年度末は70億まで減っていたのも、
支払いに苦慮していたことの表れなのかもしれません。
仮に現在支払い済みの265億円までで済んだとしても、
自己資本は446億→181億まで減少、この時点で1株資産198円。
さらに違約金を要求されるとなると、実質債務超過になる可能性もあります。
エアバスの主張の方が正しいように思われますので、
大きくは減額できないのではないでしょうか。
自己資本はほぼないと考えるべきでしょうね。

ただ、スカイマークは羽田発着枠という見えない財産があります。
1枠20億の価値とも言われており、これだけで700億円の価値があるといっても過言ではありません。
なのでこれを目当てにスカイに投資する経営者がいてもおかしくはないです。
以前ソフトバンクがイーアクセスの持つ周波数帯がほしくて、
時価より大幅な高値で買収を行ったように、
同じことがスカイの持つ羽田発着枠に対して起こる可能性もあります。
ただANAが買収すると羽田発着枠の返還を求められると思われるため不可能、
デルタも外資の出資規制により不可能ですが。

自己資本は乏しく、足元の経営も思わしくない、
これだけ考えると投資すべきではないでしょうね。
私も持ち分はある程度減らしておきたいと思います。
(売れればですが。。。)
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スカイマークが、A380を6機購入するとしたエアバスとの契約を解除した、との報道がありました。

まだスカイマーク側の発表はないため真偽のほどは不明ですが、
どちらにしても決算発表では正式な発表はあると思います。

契約を解除するとして、もうすでに尾翼はスカイマークのロゴで塗装が完成しており、
試験飛行も実施済み。
この段階で解除となるとかなりの違約金を請求されると思われます。
2011年3月期の決算短信に載っていた、A380向けの支出額は155,898百万円で、
1ドル83円計算なのでドルでは18億7829万ドル。
これがすべて機体の費用ではないでしょうが、違約金は1億ドル規模でしょうか。
当初は4機で2機はA330への変更オプション付きでしたが、
すでに行使済みで6機発注が確定していますし。
今からでもA330に変更してもらえればいいのですが。。。
そういった方向も含めて、違約金を抑える交渉は行われると思います。

A380の契約を発表した当時は営業利益が約112億もあり、
国内線がこれだけ利益を出せていれば国際線で少々失敗しても問題なし、
という考えもあって契約したと思います。
しかし当時とは大きく経営環境も変わり、円は1ドル20円も円安になり、
LCCの搭乗もあり赤字決算となっています。
この状況でA380を導入して国際線、というのは非常にリスキーなのは確かです。
就航地はニューヨークとのことですが、発着枠が取れているのかも不透明、
アライアンスやマイレージの加入についても発表がなく、
このまま就航しても当面は大きな赤字になると予想されますし、
そうなると会社の存続も怪しくなってきます。
決断するなら今なのかもしれません。

違約金の支払いは痛いですが、国際線はA330で運航すればよいですし、
まずは国内線の立て直しに専念してほしいですね。
LCCにもほころびが見えてきていますし、A330による差別化も進んでいます。
国際線にこだわらないなら成田撤退も経営的にはありだと思います。

スカイマークの1Q決算は7/31(木)に予定されていますが、
大体どの程度の数字になるか予想してみたいと思います。

細かい計算方法は省略し、各カテゴリの経費予想は以下の通り。
人件費 3,200
機材 4,667
燃料調達 5,492
燃料税 984
着陸料 2,425
整備引当金 1,530
その他 3,800
---
合計 22,657

A330の運航が始まっており計算に盛り込む必要がありますが、
レンタル費用、燃費ともB737の倍でざっくり計算しました。

次に売上。
客単価が既存路線は前年比2%増、新路線は80%として計算すると、
売上は19,499百万。これで全体の客単価は98.6%となります。
羽田幹線が微減、A330もまだ客単価上昇には寄与していないと思われますので、
この程度かと思います。

以上から1Qの決算は、
売上 19,499
営業利益 △3,248

30億超の赤字、と予想します。昨年の赤字が24.7億でしたので、さらに赤字が膨らむ計算です。
A330を2台レンタルしておきながら、ほぼ運航できなかったのも痛い。
A330を2台3ヶ月レンタルで、おそらく5.5億ほどはかかっているはず。
為替、原油の水準も昨年より若干上がっていますし。

ただ2Q以降はプラス要因もあります。
繁忙期でA330による座席増が大きく寄与してきますし、
ピーチが大量欠航でスカイに顧客が流れてくると想定されます。
昨年2Qが単独で45.1億の黒字ですが、それは超えてくると思われます。
どこまで伸ばせるかは幹線、特に福岡の搭乗率にかかってきますね。

最近はミニスカもそうですが、無料WiFi導入であったりワンピースジェットであったりと、
色々話題は作っていますね。
無料WiFiはビジネス客にとってはありがたいサービスだと思いますので、
ビジネス需要を取り込むにはいいですね。いくら経費がかかるのか気になりますが。
後はマイルですが・・・発表ないですね。。。

2014年度第1四半期の決算発表予定日一覧です。

<空運>
9202 ANA 7月30日 水
9204 スカイマーク 7月31日 木
9206 スターフライヤー 不明
9201 JAL 7月29日 火

<不動産>
1925 大和ハウス 8月8日 金
3231 野村不HD 7月30日 水
3254 プレサンス 8月5日 火
3264 アスコット 7月30日 水
8801 三井不 8月6日 水
8802 菱地所 7月31日 木
8803 平和不 7月31日 木
8818 京阪神ビ 7月31日 木
8830 住友不 8月7日 木
8840 大 京 8月6日 水
8864 空港施設 7月31日 木
8869 明和地所 8月8日 金
8871 ゴールドクレ 7月24日 木
8877 エスリード 7月25日 金
8881 日神不動 8月4日 月
8889 アパマンショ 7月28日 月
8897 タカラレーベン 7月28日 月
8909 シノケンG 8月11日 月
8928 穴吹興産 8月12日 火
8935 FJ ネクスト 8月4日 月
8944 ランビジネス 7月31日 木
8946 陽光都市 8月12日 火
9706 空港ビル 7月30日 水

空運については、スカイマークがどの程度の決算を出してくるか。
運航開始が遅れたためA330導入の効果はほとんど入っていない中で、機材費はかかっています。
それに加え、為替も原油も高止まりしているのでいい決算は期待薄ですね。
スタフラも苦しい決算だとは思いますが、結局福岡便もANAとコードシェアしていますし、
ANAの下僕としてつぶれない程度の決算数字は出してくるでしょうね。

不動産の方は、航空関連と自分が持っている銘柄程度のチェックしかしていないです。
そろそろまた銘柄選定して投資を再開するか、別の業界を注目するか。。。


スカイマークの2014年6月の輸送実績です。

2014年度 2013年度
羽田-福岡 77.1% 79.9%
羽田-神戸 66.2% 71.1%
羽田-札幌 85.0% 85.1%
羽田 -沖縄 66.5% 71.2%
羽田-米子 59.3% 0.0%
羽田-鹿児島 61.7% 60.6%
福岡-沖縄 69.2% 67.1%
神戸-沖縄 68.2% 61.1%
神戸-茨城 51.1% 49.1%
神戸-札幌 79.7% 80.3%
神戸-長崎 51.9% 54.6%
神戸-鹿児島 46.5% 41.1%
神戸-仙台 62.6% 0.0%
成田-札幌 67.9% 38.8%
成田-沖縄 64.5% 54.7%
名古屋-札幌 82.3% 78.7%
名古屋-沖縄 70.3% 69.0%
茨城-名古屋 13.4% 0.0%
茨城-札幌 64.2% 64.9%
茨城-福岡 43.1% 0.0%
米子-札幌 43.6% 0.0%
米子-沖縄 45.6% 0.0%
沖縄-宮古 63.4% 31.4%
沖縄-石垣 50.2% 0.0%
福岡-札幌 66.1% 67.4%
仙台-札幌 60.3% 52.9%
仙台-福岡 53.1% 54.8%
成田-米子 28.1% 0.0%
神戸-米子 45.0% 0.0%
--------------------
全路線 65.6% 65.2%


全体の提供座席数は前年比107.8%、搭乗者数は108.3%。
成田路線は搭乗率53.6%、うちLCC競合路線は66.2%。
また米子路線は全体で搭乗率44.3%でした。

各路線別に見てみると、
羽田はなんと言っても福岡でA330が就航した件が気になります。
搭乗率は79.9%→77.1%とやや下がっています。
便数がそのままで提供座席数が増えていて、
需要はまだそれに追いついていないようです。
ただ6月は閑散期なので、やむを得ないところですかね。
7月以降は繁忙期なので、これまで取りこぼしていた需要を取り込めることに期待です。
羽田の他の路線は、札幌は健闘していますがそれ以外は閑散期ということもありイマイチですね。

神戸路線は、ここも札幌路線が好調(といっても前年並みですが)、
他は前年並みといったところです。
成田は、札幌、沖縄ともなかなかですね。
ピーチに色々問題があったので、LCC離れでもあったのでしょうか。
閑散期でこの数字なら、7,8月はかなりいい数字を出せるのではないかと思います。

名古屋は札幌、沖縄は好調、茨城は全然ダメですが。
茨城の他の路線は、まあこんなものですかね。

米子路線は各路線とも40%台ですか。
6月であり就航直後ということを考えれば、まずまずですね。
成田-米子は不調ですね。羽田-米子路線がありますからねえ。

後は離島路線もまずまず、札幌-仙台も徐々に浸透してきているようですね。

今回は前年を上回れましたし、まずまずの結果ではないでしょうかね。
A330の影響は今月はまだ小さいですが、来月以降大きくなってきます。
ここでどれだけ乗客を稼げるかが非常に大きくなります。
ミニスカで知名度を上げ、快適な座席で固定客を増やす、という作戦が上手くいけばいいですが。
他にもワンピースとのコラボ企画もやるんですね。
ただこれはワンピースジェットを狙って予約とかはできないみたいですね。
どの程度効果がありますか。



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