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先日、スカイマークが3ヶ月間に6件の問題を起こし、国交省から厳重注意を受けました。

しかし、他社でも人為的ミスは多数起きており、
果たしてスカイマークは他社と比較して問題が多いのか?ということが疑問でした。
ANA、JALでの問題はどの程度発生しているのか、調査してみました。

ANAやJALがトラブルとして報告している過去1年分の事例の中から、
人為的ミスと思われる案件を抜き出したものが以下になります。
(他にも整備不良の報告などもあり、それも問題だとは思いますが、
今回はスカイが指摘されたような人為的なもののみ取り上げています。)

<ANA>(2011年1月-12月)16件 1.3件/月
1月4日 B767-300 着陸時、テールスキッド(尾橇/びぞり)が滑走路面に接触し、ペイントの一部が剥がれた。
1月15日 DHC-400 上昇中、離陸経路から一時的に偏向し、所定の経路に復帰した。
4月27日 B767-300 乱気流による客室乗務員の負傷
5月30日 A320 変圧整流器に適合性が無い部品を装着した。
6月27日 DHC-300 左エンジン飛行中の停止
7月22日 B767-300 着陸時、テールスキッド(尾橇/びぞり)が滑走路面に接触し、ペイントの一部が剥がれた。
8月27日 B737-700 巡航中、管制指示高度を逸脱した。
9月6日 B737-700 巡航中、操縦室扉を開けるスイッチと誤り、方向舵トリムスイッチを操作したことにより、異常な機体姿勢となり、大きく降下した。
10月11日 B737-700 運用限界速度を一時的に超過した。
10月16日 B737-800 降下中、客室の与圧が一時的に若干低下した。
11月3日 A320 着陸時にサービス物品を搭載したコンテナーがギャレー内収納ポジションより落下した。
11月10日 DHC-400 巡航中、客室与圧に関する警告が発生した。
12月1日 B777-200 降下中、運用限界速度を一時的に超過した。
12月2日 B767-300 着陸時、テールスキッド(尾橇/びぞり)が滑走路面に接触し、ペイントの一部に剥がれがあることを整備士による点検において発見された。
12月11日 B737-500 左右の燃料量の差が運用限界値を超えた。
12月22日 B767-300 着陸時、テールスキッド(尾橇/びぞり)が滑走路面に接触し、ペイントの一部が剥がれた。

<JAL>(2010年10月-2011年9月) 31件 2.6件/月
10月30日 MD90 降下中、管制指示高度を逸脱しました。
11月4日 767 進入中、一時的に最低経路高度以下に降下しました。
11月23日 E170 訓練中、離陸決心速度を越えた後、離陸中止を行いました。
11月27日 DHC-8-400 離陸時、調理室内で飲料用コンテナが落下しました。
11月27日 737-800 進入中、規定高度以下に降下しました。
12月3日 777 巡航中、制限速度を一時的に超過しました。
12月14日 767 巡航中、制限速度を一時的に超過しました。
12月23日 A300-600 巡航中、制限速度を一時的に超過しました。
12月30日 A300-600 巡航中、制限速度を一時的に超過しました。
1月1日 767 降下中、高揚力装置の展開制限高度を超えて高揚力装置を操作しました。
1月10日 737-800 上昇中、左右の燃料計に差異が生じ、左右差が一時的に規定値を超過しました。
1月10日 767 降下中、制限速度を一時的に超過しました。
1月17日 737-800 降下中、制限速度を一時的に超過しました。
1月20日 DHC-8-400 降下中、制限速度を一時的に超過しました。
1月28日 737-800 着陸時、機体尾部接地緩衝装置を滑走路に接触させました。
2月5日 777 上昇中、一時的に指定高度を越えました。
2月27日 767 到着時、コーヒーメーカーから煙が発生したため、消火器を使用しました。
3月11日 SAAB340B 非常口扉に誤ったプラカードが貼られていました。
3月17日 737-800 降下中、制限速度を一時的に超過しました。
3月30日 767 巡航中、左右の燃料計に差異が生じ、左右差が一時的に規定値を超過しました。
4月15日 777 降下中、一時的に管制から指定された高度以下に降下しました。
4月22日 777 巡航中、一時的に制限速度を超過しました。
4月22日 737-800 巡航中、自動操縦装置に不具合が発生し、一時的に管制から指定された高度を越えました。
5月13日 767 化粧室照明灯の電圧安定器内に誤った部品が取り付けられていました。
5月28日 MD90 降下中、一時的に制限速度を超えました。
6月18日 737-400 進入中、一時的に制限速度を超えました。
7月6日 767 ブレーキ制御装置の電子基板に誤った部品が取り付けられていました。
7月10日 DHC-8-100 巡航中、最大離陸重量を超えて離陸したことが判明したため、出発地空港に引き返しました。
7月15日 737-800 降下中、一時的に管制から指定された高度以下に降下しました。
8月28日 767 シートベルト交換時、誤った部品番号のシートベルトを取り付けました。
9月26日 MD90 上昇中、一時的に管制から指示された飛行経路からはずれました。

スカイが起こした滑走路の誤進入のような危なそうな事象はありませんでしたが、
経路の逸脱(指定高度以下への降下)などはそれなりにありますね。
他にも滑走路との接触であったり、初歩的な部品間違えなどもあります。
ただ、発生頻度はスカイが3ヶ月に6件なので、2件/月。
ANAやJALはスカイの4倍以上の便数を運航しているので、
スカイがANAやJALと同程度の便数を運航したと仮定すると8件/月となり、
これは多いといわざるをえません。
スカイは他にないとも言い切れませんし、やはりちょっと多いなあという印象ですね。
たまたま多い期間が取り上げられただけかもしれませんが、
大手と比較する多いので、国交省に目を付けられているのかもしれませんね。

スカイマークは不祥事があると必要以上に大きく報道されるので、
こういった事態は何とか避けてもらいたいですね。
教育だけでなくせるとは思えず、難しいのだとは思いますが・・・


コメント

スカイマークが低価格を売りにする以上仕方がないことでしょう。
もちろん頻度は減ったほうがいいし完全になくすべきですが現実的には厳しい。

人間の質は給料に比例します。
特に専門職は・・・

でもそれでいいんです 安かろうそんなに悪くなかろう

それがスカイマーク 今のままで頑張って欲しい
今回の事案は確かに「緩み」もあると思うのですが、それ以上に何かに狙い撃ちされたなという印象が強いです。
(幸いにも今回は3日で忘れ去られるような状態になっていますが)

ちなみに給与面ですが、大手本体の50歳前後にはかなわないものの、他新規・大手子会社・LCC3社と比べて高い部類になると思われます。
志郎さん>
こういった不祥事は、人間がすることなので全くゼロにするのは難しいでしょうね。
システム的に何とかならないものかと思いますが。。。
ある程度発生するのは仕方ないとしても、とにかく事故だけは起こさないようにお願いしたいです。

♪さん>
運輸安全委員会のHPにある重大インシデントという観点だと、
2011年はスカイマーク0件に対し、ANA系3件、JAL系2件となっていました。
それでもスカイが叩かれるのはちょっと理不尽ですね。

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