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国交省が航空輸送サービスに関する情報公開として、
24年度2Qまでの各社実績を発表しました。
昨年までは四半期毎に発表されていましたが、今年はなぜか1Q発表がありませんでした。
注目のLCC実績が発表されるはずなのに、
発表を辞めてしまったのかと思いましたが・・無事発表してくれました。

既存各社についても分析したいことは多数ありますが、
今回はLCCについて業績を見てみたいと思います。

運航便数は明確な数字では示されていませんが、
遅延や結構数とそれが占める割合があるので、割れば計算可能。
運航便数が出れば、提供座席数は180を掛ける事で計算できます。

     便数   座席数   搭乗者数 搭乗率 平均km 提供座席km  予想経費(円)
ピーチ   2,727  490,787  294,802  60.1%  877  430,419,775  3,443,358,202
jetstar  1,664  299,538  244,193  81.5%  1106  331,288,752  2,650,310,015
Airasia  706   127,088  96,538  76.0%  1113  141,449,423  1,131,595,386

予想経費は座席キロ当たり8円で計算しました。
ただ拠点間路線が無いことから拠点の使用効率はまだよくないですし、
成田の着陸料は羽田並みに高いので、8円を実現できている可能性は低いと思います。
なのでこの予想経費は少なく見積もった数字と言えると思います。
(ピーチの搭乗率が報道より低いので、計算間違いがあるのかもしれませんが。)

これに対し今回の資料で発表されている売上を踏まえると、各社の業績は
      売上 経費 利益 (百万)
ピーチ  2,494  3,443  △949
Jetstar 2,139  2,650  △511
Airasia  863   1,131  △268

稼ぎ時の2Qですが、ユニットコスト8円の見積もりでも赤字ですね。
就航直後なのでキャンペーン等も多かったため、と見ることも出来ますが。
この要因としては、やはり客単価の低さがあると思います。
客単価は、3社とも9,000円弱という数字。
この数字は想定外なのではないですかね。
普通運賃10,000円とした、スカイマークの対抗策が効いているのではないかと思います。

3Q以降は、スカイマークは10,000円を継続しているので客単価は上がらず、
搭乗率は下がってきているという報道があるため、
さらに厳しい数字、おそらく10億超の赤字になっているものと思われます。
3社とも通期で楽観的な見積もりでも20億ぐらいまで赤字が膨らみそうですが、
どこまで辛抱できますかね。
早い段階で撤退してくれる会社が出てきそうです。

コメント

ピーチの欠航・遅延のデータは国際線分も含んでいるのかもしれません。
国内線の便数ですが、千歳4、福岡3、長崎2、鹿児島2の11往復で正しければ、
ピーチの2Qは2、3億の赤字といったところではないでしょうか。
当然のことながら、最繁忙期の2Qでその水準では、見通しは暗いですね。
1Qのデータでも同様に試算すれば、6、7億の赤字でしょうか。
いずれにせよ、通期では、まとまった額の赤字を計上することになるはずです。
残りの2社については、より一層状況が苦しいと思います。
LCCは今3社もあるのですが、その競争は意味不明なものの気がします。スカイを入れれば事実上4社の競争。全体の需要は確実に伸びる。利便性も向上する。ただ、9000円以上の単価にはならない。羽田も10000円程度になれば1000円の差であれば、成田にはいかないでしょう。

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