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国交省の情報公開にて、10-12月のLCCの収入その他の情報が公開されておりましたので、
これを元に収支を計算してみたいと思います。

便数 座席数 座席キロ 経費(百万) 乗客数 搭乗率 旅客収入(百万) 客単価(円) 輸送人キロ 収支(百万)
ピーチ 2,372 426,960 877 2,996 306,879 71.9% 1,865 6,077 6.8 -1,131
ジェットスター 3,026 544,680 1,106 4,819 345,603 63.5% 2,146 6,209 5.6 -2,673
エアアジア 1,142 205,560 1,113 1,831 113,983 55.4% 834 7,317 6.4 -997


便数は運航情報から取得、それを元に座席数を算出、さらに平均搭乗区間距離をかけて、
提供座座席キロを計算しました。
提供座席キロの座席キロ当たりの経費(CASK)をかければ大まかな経費が出せますが、
CASKはスカイマークで8円弱となっています。
LCCは座席は詰め込み仕様でCASKを低下させる要素にはなりますが、
現時点の規模ではスカイマークと同水準のCASKの実現は難しいと思います。
ひとまず8円として計算し、経費を導出しました。

これに対して旅客収入は国交省から発表されているので、
収入から経費を引いて収支を出すことが出来ます。
その結果、ピーチとエアアジアは10億程度のマイナス、
ジェットスターは26.7億のマイナスとなりました。

ジェットスターが最も赤字が多いのは意外な気がしますが、
搭乗率63.5%で客単価が6千円程度では、運航便数が多いほど赤字が膨らむということでしょうね。
客単価がエアアジアより低いのも意外でした。

3Qは閑散期なので利益を出しにくいのはやむを得ないですが、
この赤字は結構大きいですね。
4Qは多少は改善するでしょうが、黒字化は無理でしょうね。
機材数が揃ってくればCASKは下がってくるでしょうが、それでもせいぜい7円程度まででしょうね。
黒字化するには客単価10,000円として、搭乗率85%程度まで上がって何とか、といったところ。
まだまだ夢の数字のように見えますね。

まだまだ黒字化は難しいこのような状況で、
ANAやJALはスカイマークを叩けるので赤字も許容できるかもしれませんが、
出資している他社は許容できるのですかね。
早々に増資が必要になりそうですが、エアアジア等が追加出資を行うのかどうか。
いつの間にやらANAやJALの100%子会社になっているような気が。。。


コメント

スカイが7500円に設定している限り、多分LCCは全然利益が出ないでしょうね。
客単価1万円も搭乗率85%も、ハードルはどちらも高いです。
LCCが黒字になるケースが想像できませんね。
スカイマークが上値を抑えていなくても、ここまでは上がらないのではないでしょうか。
成田、関空、中部を拠点にして、客単価10000円で搭乗率85%っというのは夢みたいな数字ですね。

スカイつぶしの為に、年間数十億の赤字なら本体は安い投資と思うでしょうが、他の出資パートナーはそうは思わないかもしれません。

LCCの決算発表はいつか分かりませんが、興味がありますね。そして、赤字のまま日本で事業を続けるのか、それとも黒字化をあきらめるのか。

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