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スカイマークが、A380を6機購入するとしたエアバスとの契約を解除した、との報道がありました。

まだスカイマーク側の発表はないため真偽のほどは不明ですが、
どちらにしても決算発表では正式な発表はあると思います。

契約を解除するとして、もうすでに尾翼はスカイマークのロゴで塗装が完成しており、
試験飛行も実施済み。
この段階で解除となるとかなりの違約金を請求されると思われます。
2011年3月期の決算短信に載っていた、A380向けの支出額は155,898百万円で、
1ドル83円計算なのでドルでは18億7829万ドル。
これがすべて機体の費用ではないでしょうが、違約金は1億ドル規模でしょうか。
当初は4機で2機はA330への変更オプション付きでしたが、
すでに行使済みで6機発注が確定していますし。
今からでもA330に変更してもらえればいいのですが。。。
そういった方向も含めて、違約金を抑える交渉は行われると思います。

A380の契約を発表した当時は営業利益が約112億もあり、
国内線がこれだけ利益を出せていれば国際線で少々失敗しても問題なし、
という考えもあって契約したと思います。
しかし当時とは大きく経営環境も変わり、円は1ドル20円も円安になり、
LCCの搭乗もあり赤字決算となっています。
この状況でA380を導入して国際線、というのは非常にリスキーなのは確かです。
就航地はニューヨークとのことですが、発着枠が取れているのかも不透明、
アライアンスやマイレージの加入についても発表がなく、
このまま就航しても当面は大きな赤字になると予想されますし、
そうなると会社の存続も怪しくなってきます。
決断するなら今なのかもしれません。

違約金の支払いは痛いですが、国際線はA330で運航すればよいですし、
まずは国内線の立て直しに専念してほしいですね。
LCCにもほころびが見えてきていますし、A330による差別化も進んでいます。
国際線にこだわらないなら成田撤退も経営的にはありだと思います。

コメント

取消に関してはこの記事が出たあとでは何とでも言えるので特にコメントはしません。
違約金についてSKYの経営に対する影響が大きいので
選択肢には機体引き渡し延期や契約の100%キャンセルが含まれているとのことですから
ここはA330やA330neo、A350への切り替えを含めた交渉をした方が良いと思います。
特にA330neoやA350への切り替えなら
2020年以前の納入が出来れば東京オリンピックに間に合えば
その機体での仕切り直した(長距離)国際線就航も夢では無いと思います。
特にA330neoはA330を運航しているので上手く交渉すれば
それ程の違約金などの新たな出費が少なく切り替えも可能かもしてません。
(同じような切り替えをJASがボーイングに対し747-400x9を777-200x7にしたことがあり可能かと)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#.E9.81.8B.E8.88.AA.E6.A9.9F.E6.9D.90

穿った見方ですが英国で開催されていたファーンボロー国際航空ショーあとの
この報道なのですでにこの航空ショーでローンチされた
A330neoへの切り替えを含めた交渉に入っているのかとも考えられます。
http://www.aviationwire.jp/archives/41005
いずれにしてもSKYは7月上旬に「A380の遅延」に関する説明をするとしていたので
近いうちにSKY自身から公式発表があると思いますのでそれを待ちましょう。
真偽のほどは不明ですが、エアバスは全機解除ということなので、契約文言どおりいけば、相当な負担を求めると思います。

ただ、スカイのHPの中では、A380のニュースも出ていたわけで寝耳に水というむきが多いと思います。

私が想像するのに3機は引き取るのでしょうが、エアバスからすれば、6機Orゼロというスタンスなのでしょう。

スカイは220億ぐらいの納付資金は一切かえってこないのかもしれない。

多分、エアバスからしてみれば、変な報道が出てしまったので、後にはひけなくなるでしょう。
なんかSKYの認識とエアバスの認識に差があるようで

SKYは初号機初飛行があった4月に業績不安から解約交渉に入り支払いを停止していた。
その後、6月13日にエアバスの機用品の仕様変更などで納入遅れが出ると発表し、
その時には西久保社長は「契約内容に変更はない。恐らく6機導入することになるだろう」との見通しを示し、
6月19日の株主総会では解約交渉に関しては情報開示せず、
7月上旬にも説明するとしていたが、その場は設けられず今回の報道に至っています。
まあ、エアバスとの交渉は内密にしておいて、公式発表でエアバス起因の納入遅れを公表して
エアバス側としては心証は良くなかったでしょう。

また、株主に対する説明責任としてもちょっとどうかという動きを見せています。
解約交渉を4月に開始していたならその後に控える株主総会では
少なくともそのことは説明するべきだったのではないでしょうか?
6月13日の「契約内容に変更はない。恐らく6機導入することになるだろう」発言は実際の事実とは異なり
これは株主に対する説明責任ははたしていないのではないでしょうか?

エアバスの認識は4月の解約交渉開始に伴い支払いが停止されて3ヶ月経過し、
7月31日期限で交渉していたので、7月27日に契約解除通知をした。
ということですがその間にSKYは
「キャンセル時に前払い金がどうなるのかとか、他の機材に代えられるのかとか」と問い合わせたが
7月29日現在、回答がないとのことですがその問い合わせがいつの時点でなされたか?
また、SKYのプレスリリースで
「大手航空会社の傘下に入ることを契約変更の条件の一部として要求」とのことですが
これは口約束でとのことだが公表することによるエアバスとの交渉の障壁にならないかと言うことで
どうも、エアバスとSKYの報復泥仕合の様相を呈しているように見えて
まだ全ての交渉問い合わせ日時が提示されないで、
エアバスが契約に基づく損害賠償を請求するようなので
今後は裁判などでそのあたりを明らかにしていくような勢いで情報を発信しているように見えます。

SKYは「エアバスに我々の認識が届いていない。関係の修復が先だと思っている」とのことで
また交渉を続けたい意向だがエアバスの態度はそれさえも許されない反応を見せているので
訴訟は避けられない可能性があります。
ああさん>
色々報道が出てきましたが、どうもスカイが分が悪いように見えますね。
前払い金が返ってこないだけで済めば御の字でしょうが、そうはいかないようです。

元JAS関連会社社員さん>
そうですね、株主への説明はこれまで全くなく、いきなり経営危機に陥るような報道です。
エアバスとは訴訟になると思いますが、700億円からの大きな減額は望み薄だと思われます。
本業の方ではなく社長の判断ミスでこのような事態になってしまうとは、残念でなりません。
本業が不調になったのも、国際線を意識して成田にこだわったためという理由もあるでしょうし、A380は大変な判断ミスでしたね。

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