発表された数値は以下の通りです。
2009年 2008年 前年比
座席数 搭乗者数 搭乗率 座席数 搭乗者数 搭乗率 座席数 搭乗者数
羽田-福岡線 44,250 38,661 87.40% 53,472 44,211 82.70% 82.80% 87.40%
羽田-神戸線 22,656 19,529 86.20% 21,240 18,461 86.90% 106.70% 105.80%
羽田-札幌線 35,046 28,781 82.10% 31,860 25,505 80.10% 110.00% 112.80%
羽田-旭川線 8,496 6,193 72.90% 8,142 5,422 66.60% 104.30% 114.20%
羽田-那覇線 12,744 11,253 88.30% 15,033 12,117 80.60% 84.80% 92.90%
福岡-那覇線 8,496 7,439 87.60% 7,788 4,292 55.10% 109.10% 173.30%
神戸-那覇線 8,496 6,095 71.70% - - - - -
全路線計 140,184 117,951 84.1% 137,535 110,008 80.0% 101.9% 107.2%
搭乗者数は前年比107.2%、座席数は1.9%しか増加していない中でこの数値は好内容。
しかも幹線での座席数を減らしている中での実績ですので、よい内容だと思います。
また客単価について、今年度は2Q、3Qと客単価を下げてきているので、
この期間も当然下げているものと思っておりましたが、
この期間での普通運賃(多くの方がおそらくこの運賃)を昨年と比べてみると・・
2009年 2008年
羽田-福岡線 28,800 28,800
羽田-神戸線 12,800 13,000
羽田-札幌線 27,800 26,800
羽田-旭川線 27,800 26,800
羽田-那覇線 28,800 28,800
福岡-那覇線 19,800 -
神戸-那覇線 19,800 -
上記のように、下げていないところか上げている路線が目立ちます。
前割の設定も前年とほとんど同じなので、客単価は下がっていないと思われます。
客単価を下げずに搭乗率を上げることができたのは、非常に評価できます。
この要因としては、整備不良や欠航の不安を払拭できて、
また地域に浸透してきたことなどが考えられます。
これは今後の地方路線の拡張に向けてよい傾向ですね。
福岡-那覇や神戸-那覇でもいい数字が出せている点もうれしいところ。
というわけで、この年末年始の結果はかなり好印象です。
3Qも好決算が期待できるのではないでしょうか。
これで羽田枠が想定通り取れていれば言う事なかったのですが・・・
地道に実績を積み重ねて、国交省に認められるようにがんばってもらいたいです。