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スカイマークの国際線事業について、
Bloombergに社長のインタビューが掲載されていました。

要点を上げると、
・国際線はロンドンから、その後、ニューヨーク、フランクフルトを予定
・A380を2機で売上150億で営業粗利益20億を目指す。
・ビジネスクラス往復30万が適正価格
・為替が95円/ドルを超えると資金計画の見直しが必要
・2機はキャッシュ購入、その後の2機はリース。
 EADSグループのリース会社と契約の最終調整中。
 
2機で売上150億、1機で75億程度。
この売り上げが達成可能なのかどうか検討してみたいのですが、
ロンドンまでは飛行時間で12時間であり、
単純往復だと毎日運航が不可なので、
ダイヤをどう仮定するかで売上の前提となる運航便数が変わってきます。
機材のフル活用はLCCの原点なので、
無駄のないダイヤを組む必要がありますが、
ロンドンのみだと2機で1日交代でロンドンへ飛ぶことになり、
駐機時間がかなり長くなってしまいます。

近距離路線、例えばバンコク等があれば、
NRT 10:00-22:00 LHR 24:00-12:00(+1) NRT
NRT 14:00-20:30 BKK 22:30-04:30(+1) NRT
というスケジュールで1日ずらして2機を運航すれば、
ロンドンとバンコクを毎日運航でき、
また駐機時間が少なくなり機材効率はかなり高そうですが。
2014年までにこういった近距離海外路線が開設されていれば、
この機材繰りが可能になるので、それまでに開設されることを願います。

売上見積もりに戻ります。
とりあえず1機でロンドンを週3.5往復するとして計算してみます。
座席数はビジネス114とエコノミー280、搭乗率70%、
年間運航を208往復とすると、ビジネス30万、エコノミー8万で、
年間売上72.3億円となりました。
ただ社長は適正価格と言っているビジネス30万は、LCCとしてはやや高い気がします。
同路線のビジネスは大手の早割で30万から60万ぐらいなので、
大手の半額の価格競争力を出すなら20万ぐらいでは出したいところです。
ビジネスを20万とした場合のの売上は57.7億ほどとなります。
実際は上記のバンコク線のような近距離路線も同時に運航して、
トータルで売上75億以上を達成する、という目論見ではないかと思います。
(ひょっとしたら国内かも、とも思いましたが、
成田からだとちょっと座席数が多すぎますし、難しそうです。)
であれば、売上150億は可能なように思えます。
また利益面では、以前の計算で経費が1便1000万程度だったので、
208往復なら40.8億の経費となり、一応利益は17億程出る計算になります。
地上業務や販売経費等は考慮していませんが。

3機目以降はリースということで、当面の増資はなさそうです。
為替については、何とも言えませんね。
スカイにとっては円高になってほしいですが、
国際線となると収入もドル建てになるので、
一方的に円高歓迎とはいかなくなります。
当面は95円を超えないことを願うしかないですね。


コメント

すいません、本来この記事にコメントするべきなものを、国際線事業詳細を発表 (11/23)にちょうど今コメントしてしまいました。お考えよく理解できましたので、再コメントは結構です。すみません!
基本的な方向性が今のスカイマークとは、別の会社という気がするのですが…
エコノミーは標準的な3-4-3ではなく、2-4-2のプレミアムエコノミーなので、
ヴァージンでも同等の席は18万弱からですし、15万はほしいところです。
ビジネスは仁川乗継の格安航空券でも25万弱はしますから、
普通運賃をさしているのであれば、30万でも割安ではあると思います。
また、国際線では貨物の売上が占める比重も大きいので、
総合的にみて、この売上見込みはかなり保守的といえるのではないでしょうか。
はじめまして。
いつも、大変参考にさせていただいています。

機材繰りですが、
週4往復×2機の可能性を考えてみました。


A機の成田発を月8:00、火25:00、木8:00、金25:00
B機の成田発を水8:00、木25:00、土8:00、日25:00

とすると、

月・水・木・土が成田発8:00、ロンドン着11:40
火・木・金・日が成田発25:00、ロンドン着4:50

となり、週4往復×2機が可能かつ、
朝発・深夜発の2通りが用意でき、選択肢の幅が広がるかと。

ロンドン発は8:00と20:00、成田着5:00と17:00という感じでしょうか。


いずれにしても、今回のA380は驚きましたが、
勝算は十分あると思います。
boldさん>
私としてはビジネス30万でもスカイにしては割高に感じるのですが、いかがでしょうかね。20万ぐらいであれば個人がちょっと贅沢という感覚で利用できそうなので、それくらいなら席は埋まりそうに思いますが。

Shéhérazadeさん>
今のスカイマークとは、ターゲットがミドルからアッパークラスとなっている点が全く違いますね。
ただそれでも割安運賃を提供するという点は変わっていないと思いますので、LCCがなぜ低価格運賃を提供できるのかを忘れないように運営してもらいたいです。
ビジネス30万については、普通運賃という見方ですか。早割等含めた平均の単価では20万そこそこになりますかね。それでも貨物や私が上で書いたような近距離海外を含めれば、1機当たり70億の売上は十分可能と私も思います。

beruさん>
なるほど、朝夕の2通りを用意するのはツアーなどの利便性は高そうですね。
ただ機材効率があまり高くないのが気になります。海外展開でもLCCとしての原点はしっかり守ってほしいので・・・
路線が定着するまでは厳しいと思いますが、私も勝機はあると思っています。
幸い少々赤字が出てもそれを補うだけの利益が国内では確保できそうですし。
ANAのスーパービジ割28ロンドン往復で、平日が34-43万、週末が56-65万ですね・・・マイルがあるから、さらに1割引きぐらいですか。
普通料金30万で、さらに2-3割の早割があれば、いけるような気もしますが・・・

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