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スカイマークの2010-3Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
23年3月期第3四半期 41,178 35 8,680 259 8,149 258 3,947 118
22年3月期第3四半期 30,617 △4.5 2,421 2,276 1,811


以前に見積もった私の予想より売上が10億増加、
その分がそのまま利益増になった、と考えてよさそうです。
ですので費用面での見積もりは誤っていなかったのかな、と思います。

しかし売り上げの方は私の予想より10億も多いわけで、
3Q単独で見ると誤差は7%程度とそこそこ大きいです。
客単価の前提条件が誤っていたと考えないといけませんね。

先日の修正の要因となった整備費用についてですが、
今回も整備引当金を積み増しております。
負債の部にある、各引当金の残高は、
            期初    2Q     3Q
定期整備引当金 3,297,869 3,775,483 4,165,874
返還整備引当金 285,015 520,519 653,949 (千円)

本3Qで見ると、2Qと比べても5.3億の増加、期初より12.4億の積み増しとなっています。
ここに計上される額は、繰入額?実際の使用額なので、
増加しているということは実際の使用額より繰入額が大きくなっていると考えられます。
この積み増し分12.4億が税法上の損金不算入部分となると思われます。
そのため実効税率より高い税金がかかっているように見え、
純利益が減少していると理解しています。
当初はこの引当金分も損金として計上するつもりだったのではないでしょうか。
(これまでは繰延欠損金があったので考える必要がなかった?)
つまり実力的にはさらに12.4億利益を積み増せる、ということになります。
かなりの健全経営で、素晴らしい限りです。

3Qで営業利益86.8億なので、通期予想103億まではあと16.2億。
2Qに次ぐ書き入れ時の4Qで利益が16.2億とは、
いくら中部や茨城の新路線が不振であっても考えづらいです。
おそらくさらに上方修正されるでしょう。
ここまで安心して見ていられる銘柄も珍しいですね。

コメント

整備引当金については、将来、整備を実施する際に要する費用を、
その費用にひも付けされた営業期間で分割して計上しているに過ぎないので、
いつ認識するにしても、必ず支出しなければならない費用ですから、
さらに12億強利益を積み増せるとみなすことは不適切ではないでしょうか。
ただ、業績予想については、たしかに不可解な面があると思います。
期初予想はともかく、1度目の修正後では、税負担が実効税率を下回っています。
よもや損金不算入を忘れていたなんてことはないでしょうが、為替の影響でしょうか。
私も再修正後の業績予想でも、まだ保守的かと思います。再修正もあると思います。
おそらくスカイも想定以上に利益が出過ぎて困っているのだと思います。それが、過大な整備引当につながったり、納税引当にしているだけです。

燃料税だって航空業界がそんなに儲かっていれば引き下げられないでしょうから。

見る人が見れば、株価は引き続き急上昇でしょう。それぐらいの収益力です。
Shéhérazadeさん>
定期整備引当金について、私の理解では毎年かかる費用だと思っています。
定期整備に例えば年間10億かかるとして、
実際定期整備が行われる時期にばらつきがあるため四半期毎に2.5億ずつ引き当てる、
というのであればわかるのですが、明らかにそれ以上の額を引き当てているように見えます。
来期以降の機材増を見越して計上しているのかとも思いますが、
それにしても数年分以上の費用がすでに引当てられています。
定期整備が数年に1回、数億かかる費用だとしたら引き当てておくというのもわかりますが、
すべての機材が同年に一斉に定期整備に入るとも考えづらいので、
年度毎のばらつきはそれほど無いと思われ、
そもそも引き当てておく必要があるのか、とも私は思っています。

ああさん>
私には、スカイマークはあえて決算書を悪く見せているのでは、とも思えてきました。
定期整備引当金ではなく、かかった費用をそのまま計上すれば利益はさらに増加して見えますし、
見た目上負債も減るのでB/Sの自己資本比率も向上しますし。


整備引当金は企業会計原則の費用収益対応の原則から計上が要求されています。
つまり、今期の事業に伴って発生した費用はいくらかという考え方です。
費用負担をならすというより、営業成績を正しく表示しなさいということですね。
また、定期整備の中でも、D整備といわれるものは4、5年に1度のようです。
例えば、4月1日に新しい機材を導入したときに、
この機材が4年後のD整備に4億円かかると見積もられたならば、
4年間の営業に対して、発生する費用が4億円であると考えて、
毎期1億円ずつ、四半期で2500万円ずつの費用が発生したとみなします。
これを他機材についても集計して、整備引当金として計上するということです。
なお、あくまでも今期の事業に伴って発生した費用なので、
今期の事業に供していない資産にかかる費用は引当金として計上できません。
明快なご説明ありがとうございます。
ちょっと検索してみたところ、D整備(M整備)はJALの場合で5-6年で行っているようです。
http://www.jal.co.jp/jiten/dict/g_page/g356_2.html
となるとスカイの機材はこれから続々とD整備を行うことになり、
引き当てた整備費を実際に使っていくわけですね。
納得いたしました。

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