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新興航空会社である、エアドゥおよびソラシドエアの中間決算が発表されておりました。
具体的な数字は以下の通りです。

エアドゥ

売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
26年3月期第2四半期 26,024 7.4 1,773 △37.4 1,632 △42.6 1,063 △38.5
25年3月期第2四半期 24,223 6.7 2,833 △9.4 2,844 △9.6 1,729 △31.4

ソラシドエア

売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
26年3月期第2四半期 17,720 16.7 1,173 3.4 1,308 50.2 704 △16.4
25年3月期第2四半期 15,181 1,134 871 842


スタフラが赤字、スカイマークも大幅減益の中、両社も苦戦が予想されましたが、
意外と踏ん張っているという印象ですね。
エアドゥは減益となったものの、利益率はスカイマークよりいいですし、
会社予想もギリギリ通期黒字(営業利益300百万)ですが、何とか通期黒字は確保できそうです。
路線別に見ると、スカイマークが就航した札幌-仙台は、
前年82.9%から今年45.2%と大幅に搭乗率が下がっています。
スカイマークがそれほどいいわけではないですが、ここはシェアを奪えていそうです。
他で気になるのは札幌-神戸が75.6%となかなかの数字。
スカイマークは1往復しかしていませんが、かなり高い搭乗率を記録しているので、
増便してもよさそうに思います。

ソラシドに関しては、この環境下で純利益は減益ですが増収増益はかなり優秀。
原油調達価格は上がっているはずなのになぜ、と中身を見てみたところ、
搭乗率が65.6%から68.0%に改善していたり、欠航便数が144から61に減少していたり。
各路線の搭乗率も、スカイマークと被る路線も搭乗率が上がっていますね。
ソラシドが好調なのは、LCCと被る路線が少ないからでしょうかね。
LCCと競合する大分路線は、提供座席数を増やしたのもあるでしょうが
搭乗率が下がっています(66.5→58.9%)。
LCCがどう競合路線を開設してくるか、にかかってきそうです。

ANAに守られて、幹線の便数は制限されながらも
コードシェアである程度の売上は保証してもらっていた2社と、
ANAとコードシェアせずに幹線に踏み出したスタフラで、明暗が出た決算かと思います。
で、結局スタフラもANAに従うと。。。
残念な結果ですね。

2013年9月の航空各社の輸送実績をまとめました。

2013年9月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,486,334 3,557,718 64.8% 47.58% 104.3%
JAL 4,058,969 2,805,945 69.1% 37.52% 105.0%
SKY 825,174 623,250 75.5% 8.33% 100.2%
ADO 232,131 189,616 81.7% 2.54% 104.0%
SFJ 185,356 129,230 69.7% 1.73% 144.5%
SNA 0 0 0.00%
IBEX 97,115 66,621 68.6% 0.89% 102.9%
ORC 25,096 13,652 54.4% 0.18% 106.3%
FDA 108,729 79,155 72.8% 1.06% 129.0%
AMX 10,088 6,658 66.0% 0.09% 139.8%
新中央 9,943 5,787 58.2% 0.08% 102.0%
APJ 0 0.0%
JJP 0 0.0%
WAJ 0 0.0%
合計 11,038,935 7,477,632 67.7% 100.00% 102.8%


全体として搭乗者数が前年比102.8%なので、航空需要は好調のようです。
これに、発表されてない、SNAやLCCの搭乗者数が加わりますので、
実際の搭乗者数は前年よりさらに増えていると考えられます。

今回は大手が搭乗者数を伸ばしていますね。安売りをしている影響でしょうか。
スカイマークも前年比ほぼ変わらずで、搭乗率もまずまずの数字。
ただ決算発表資料によると客単価は下がっていますが。

続いて、離島路線は以下の通り。

那覇-宮古
JAL 63,770  49,757  78.0%
ANA 40,264  30,195  75.0%
SKY 20,886  15,217  72.9%
---
合計 124,920  95,169  76.2%

那覇-石垣
JAL 82,198   51,059  62.1%
ANA 62,319   44,484  71.4%
SKY 42,126   20,805   49.4%
---
合計 186,643   116,348   62.3%

宮古は大手と張り合う搭乗率。
2往復しかしていませんが、これくらいが需要に見合っているということでしょうか。
対して石垣は苦戦。座席数が増えたことから、全体としても搭乗率はいまいち。
SKYは10月にはさらに厳しい値になりますが、こちらも2往復程度がいいのかも。
あまり減らしすぎると利便性が大手に劣ってしまいますが。
少なくとも冬場は減便でよさそうですね。


スターフライヤーの2013年2Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
26年3月期第2四半期 16,024 28 △1,436 △1,313 △1,318
25年3月期第2四半期 12,520 22 369 19 195 82 171 81


1Qの赤字からどの程度巻き返せるかが注目でしたが、稼ぎ時の2Q単独でも赤字となり、
上期は14.36億の赤字となりました。
2Qで赤字ではどこで稼ぐのやら、ということでこの状況はかなり厳しいです。
通期は営業利益△20.4億に下方修正されていますが、
1、2Qの状況を考えるとこの数字でも甘いかもしれません。
自己資本が2Q時点で34.73億しかないのも気になります。
この状況が来年度も続くと債務超過も見えてきます。

四半期単独では以下の通り。

  売上 営業利益
1Q 7.135 △1,131
2Q 8,889 △305

売上はさすがに伸びていますが、それでも赤字。
スタフラのメイン路線は羽田-福岡と羽田-北九州ですが、
特に福岡路線は今期より10往復となっています。
しかもANAとのコードシェアなしで自前で集客していますが、
思うように売上が伸びなかったということですかね。
搭乗率は2Qは62.6%、77.9%、69.8%と、極端に悪いわけではないですが、
スカイマークとも競合しますしかなり安い運賃で売っているものと思われます。
今後スカイマークは福岡路線でA330を導入しますが、
その際の座席は全席プレミアムエコノミーでありスタフラより広く、
その上マイレージも始める予定となっています。
広い座席も売り材料とならなくなると、
対スカイマークはますます厳しい戦いになると思います。

ここも来年度は増資という話も出てきそうです。
ただスタフラは目に見えない羽田枠という財産があるので、
ANAは手放さないでしょうし、もし可能ならスカイマークも増資を引き受けたいでしょうね。
19枠も持っているので、100億の増資でもスカイマークなら引き受けると思います。
スカイマークと業務提携ができれば、福岡線の競争が解消しますし、
羽田からの新路線を開設できますし、お互いにとって最高だと思うのですが。。。


ちょっと遅くなりましたが、2013年7月の航空各社の輸送実績です。

2013年7月 提供座席数 搭乗者数 搭乗率 シェア 前年比
ANA 5,798,234 3,262,675 56.3% 47.24% 99.9%
JAL 4,310,044 2,573,440 59.7% 37.26% 101.0%
SKY 862,875 608,097 70.5% 8.80% 102.4%
ADO 243,400 175,339 72.0% 2.54% 96.8%
SFJ 194,556 121,230 62.3% 1.76% 137.9%
SNA 0 0 0.00%
IBEX 103,400 63,901 61.8% 0.93% 114.9%
ORC 26,262 15,232 58.0% 0.22% 113.7%
FDA 112,264 76,564 68.2% 1.11% 123.8%
AMX 7,143 4,257 59.6% 0.06% 78.0%
新中央 10,610 6,101 57.5% 0.09% 110.6%
APJ 0 0.0%
JJP 0 0.0%
WAJ 0 0.0%
合計 11,668,788 6,906,836 59.2% 100.00% 101.3%

7月もSNAとLCCの情報はなしです。
大手は前年並み、新興、コミューター各社は増加という傾向。
全体では前年比101.3%と増加しています。
しかし搭乗率は前年は62%となっていました。
羽田増等で座席数は増えていますので、搭乗率が低下したということだと思います。

続いて、いつも見ている那覇-宮古と那覇-石垣について。

那覇-宮古
   座席数 乗客数 搭乗率
JAL 71,985  48,774  67.8%
ANA 40,036  26,372  65.9%
SKY 24,426  13,614  55.7%
---
total 136,447  88,760  65.1%

スカイマークは4,5月を運休し、6月より3往復で再開。
7月は7/9まで3往復でしたが、10日から2往復に減便。
スカイマークの搭乗率は55.7%と、以前に比べればまずまず。
繁忙期に入るということもあるでしょうが。
JAL(JTA)、ANAと比較してもそれほど見劣りはしないので、いい傾向かと思います。

那覇-石垣
   座席数 乗客数 搭乗率
JAL 82,510  52,652  63.8%
ANA 62,439  43,529  69.7%
SKY 29,028  16,335  56.3%
---
total 173,977 112,516 64.7%

こちらはスカイマークは7/10から4往復で就航。
こちらも宮古と同じような傾向ですね。
大手からそれほど見劣りはしないので、健闘しているといえると思います。

ただ、両路線とも夏場でこの数字で採算が取れているかというと、
ちょっと厳しいのかなという印象です。
しかし離島路線があれば各地から那覇への便の利用者が増加するので、
そちらの方で利益が確保できればよいと思います。
LCCとの差別化ポイントにもなりますし。(ピーチの石垣便は申し訳程度にありますが。)

2013年お盆期間の航空各社実績です。

2013 2012 前年比
座席数 搭乗者数 搭乗率 座席数 搭乗者数 搭乗率 搭乗者数 搭乗率
ANA 2,060,732 1,543,340 74.9% 2,006,555 1,464,269 73.0% 105.4% 1.9%
JAL 1,452,050 1,104,185 76.0% 1,419,404 1,056,636 74.4% 104.5% 1.6%
SKY 286,032 242,792 84.9% 253,464 202,152 79.8% 120.1% 5.1%
SNA 68,033 55,200 81.1% 56,652 41,095 72.5% 134.3% 8.6%
SFJ 64,092 53,834 84.0% 46,545 34,137 73.3% 157.7% 10.7%
ADO 78,222 65,693 84.0% 73,475 62,652 85.3% 104.9% -1.3%
APJ 0 0 0.0% 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
JJP 126,000 108,657 86.2% 28,800 25,790 89.5% 421.3% -3.3%
WAJ 0 0 0.0% 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
- - - - - - - - -
合計 4,135,161 3,173,701 76.7% 3,884,894 2,886,732 74.3% 109.9% 2.4%

ピーチとエアアジアジャパンについては発表が見つかりませんでした。
ただ両社とも予約時点で80%前後はありましたので、最終搭乗率は90%超えているかもしれません。

個別に見ても、各社とも好調だったようです。
景気回復なのか、長距離バスの規制強化による減便の影響なのか・・・
新興やLCCの方が好調だったところを見ると、
バスが減便となった影響の方が大きいように思います。
鉄道の方も乗客好調だったようですし。

スカイマークも搭乗率84.9%と好調。
単価は下がっている可能性はありますが、搭乗者数が20%伸びており、
売り上げ、利益とも上がっていると思われます。
この調子を継続して、昨年の2Q単独営業利益66.2億は大きく超えてもらいたいところです。

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