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スカイマークの2014年11月の輸送実績が発表されました。

2014年度 2013年度
羽田-福岡 67.5% 83.4%
羽田-神戸 70.7% 81.9%
羽田-札幌 77.4% 86.6%
羽田 -沖縄 60.3% 80.3%
羽田-鹿児島 61.0% 67.6%
福岡-沖縄 46.4% 75.4%
神戸-沖縄 55.1% 56.9%
神戸-茨城 64.9% 69.1%
神戸-札幌 50.1% 77.2%
神戸-長崎 63.9% 68.8%
神戸-鹿児島 40.7% 53.3%
神戸-仙台 45.4% 0.0%
名古屋-札幌 45.5% 58.7%
名古屋-沖縄 55.8% 61.6%
茨城-札幌 51.5% 45.3%
茨城-福岡 56.1% 0.0%
米子-沖縄 49.4% 0.0%
沖縄-宮古 50.5% 51.6%
沖縄-石垣 53.5% 30.0%
福岡-札幌 56.8% 52.5%
仙台-札幌 35.0% 46.4%
仙台-福岡 62.5% 67.8%
神戸-米子 55.5% 0.0%
--------------------
全路線 60.7% 66.3%


全体の提供座席数は前年比107.6%、搭乗者数は98.9%。
提供座席数を増やしているのに搭乗者数が減少と、非常に厳しい状況です。
今月から地方路線を中心に整理されています。
羽田米子、札幌米子、成田米子、茨城名古屋、成田札幌、成田沖縄が運休となりました。
基本的に搭乗率が悪い路線を撤退しているのに、搭乗率が上がってこないのは厳しい。

路線別に見てみると、
羽田路線は前年は80%以上あったのに、今期は60-70%台。
A330の福岡も伸びてきていませんし。。。現状は費用だけ上がってしまった状態ですね。

神戸路線も昨年より低下。名古屋路線も同じ傾向。
経営が厳しいので客単価を上げているのか、
昨今のドタバタでのイメージ低下で客離れを起こしているのか。。。

茨城路線や離島路線は、閑散期としては50%台ならまずまず。
ただこのあたりは単価も高くないでしょうし、
健闘していると言っても便数も少ないので、経営への影響はそれほどないですね。

調子が悪かった昨年よりさらに搭乗率を落としてしまっており、
業績は非常に厳しいことが予想されます。通期会社予想の△124億よりさらに悪いかもしれません。
JALに続いてANAにも支援を要請したということで、
一刻も早く資金が必要だということは容易に想像できますね。
まさになりふり構わず、といった様相です。

JALだから出資はできないとのことでしたが、
ANAならその制約はないので可能と思われます。
現金がほしいのはやまやまでしょうが、
そうなるとエアドゥ等と同列のただの下僕になってしまい、路線等についてもANAの言いなり。
西久保社長はかなり嫌がるでしょうし、
そうなるぐらいなら社長は株式を売り払って退任してしまう気もします。
社長としてはギリギリまで出資は受け入れず粘るんでしょうね。

運転資金がもう少しあって1、2年の余裕があるのであれば、
路線や機材を整理して黒字に持っていくことは可能と思っていましたが、
このままではそこまで持たないようです。
今のスカイマークは、本業というより羽田枠をめぐる各社のマネーゲームですね。
株価も全く読めません。なんでこうなってしまったのか。。。

スカイマークが、JALと共同運航を検討中であることが報道されました。

羽田発の各路線でJALと共同運航を行い、約2割の座席をJALに提供したいとのこと。
現時点では資本提携は求めないそうです。

羽田発着便では最大25%しか他社に提供できない規定があるため、
JALへの提供座席はおそらく25%になるでしょう。
JALとコードシェアすることになれば、JALに座席を販売することによる売上に加え、
競合する路線ではおそらくJALは減便して路線調整を行うと考えられ、
その点でも搭乗率の改善が見込まれます。
各路線の全体での提供座席数が減れば、単価が高くても搭乗率が確保できるようになるので、
おそらく客単価も上げることが可能でしょう。
昔なら羽田便は満席に近い搭乗率だったので、
JALに売るなんてもったいないことはできなかったと思いますが、
最近は70%そこそこですので、JALに売れる余地ができています。
直近の経営改善には効果はありそうですし、今後も提携の拡大も予想されます。
資本提携も十分ありえますね。

今のスカイマークにとってはJALとの提携は生き残りにはいいことですが、
おそらくANA傘下のスターフライヤーやエアドゥ、ソラシドのように、
生かさず殺さずの状態になるのでしょうね。
一応黒字にはなっても大して儲からず、路線計画もJAL次第となったり。。。
第3勢力としての役割は全くできなくなると思われます。
現状の危機は脱することができても、今後の大きな飛躍はありえなさそうです。
これは残念なことですね。


スカイマークの2014年10月の輸送実績です。

2014年度 2013年度
羽田-福岡 69.3% 80.5%
羽田-神戸 75.6% 78.1%
羽田-札幌 82.2% 86.4%
羽田 -沖縄 73.2% 84.6%
羽田-米子 63.3% 0.0%
羽田-鹿児島 69.7% 66.8%
福岡-沖縄 60.0% 69.9%
神戸-沖縄 59.4% 48.4%
神戸-茨城 59.2% 50.0%
神戸-札幌 74.9% 81.4%
神戸-長崎 67.3% 62.5%
神戸-鹿児島 54.9% 40.0%
神戸-仙台 60.5% 0.0%
成田-札幌 56.6% 51.2%
成田-沖縄 60.5% 54.1%
名古屋-札幌 77.2% 71.8%
名古屋-沖縄 64.6% 68.7%
茨城-名古屋 23.8% 0.0%
茨城-札幌 60.4% 51.7%
茨城-福岡 49.9% 0.0%
米子-札幌 58.8% 0.0%
米子-沖縄 48.9% 0.0%
沖縄-宮古 53.5% 59.2%
沖縄-石垣 48.9% 34.9%
福岡-札幌 71.7% 67.4%
仙台-札幌 47.4% 50.7%
仙台-福岡 73.3% 66.3%
成田-米子 34.8% 0.0%
神戸-米子 41.7% 0.0%
--------------------
全路線 66.6% 66.1%

全体の提供座席数は前年比108.2%、対して搭乗者数は107.7%。
成田路線の搭乗率は50.5%、米子路線は47.2%でした。

搭乗率はわずかながら上昇。しかし2Q決算を見る限り客単価は前年比で下げている模様。
単価を下げてようやく搭乗率を確保している状態なので、苦しいですね。

路線別に見ると、
羽田はA330を導入した福岡ですね。
単価が上昇してこの搭乗率ならいいのですが、
増やした座席数に追いつかず単価を下げて乗客を集めているようで、
費用ばかり増加してしまっているというのが現状と思われます。
グリーンシートについては宣伝期間だと言えなくもないですが。。。

神戸については前年とほぼ変わらず。
成田については札幌、沖縄は60%前後。
今月で撤退ですが、単価もかなり低いでしょうし儲けにはつながらないのでしょうね。

名古屋、茨城も大体前年と同じ程度。
米子は、札幌の58.8%は客単価にもよりますがまずまず。
他も40%から50%あたりですが、閑散期であることを考えると意外と健闘かと思います。

その他路線は、福岡-札幌、仙台-福岡といった新路線は、なかなかいい数字ですね。
徐々に定着しているように思います。
これらの便数は少ないですが、就航済み空港間を結ぶ路線で固定費がかからないので、
こういった路線で上手くいく路線がさらに発掘できればいいのですが。

11月からは成田路線がなくなり、搭乗率は多少は改善されると思われます。
しかし経営的には機材の繰上げ返済に費用が必要ですし、
円安が各種費用に効いてきます。
原油は安くなっている点はプラスですが、円安で相殺されてしまいますし。
エアバスとの違約金もなかなか結論が出ていないようですし、
なかなか買えない状況が続きますね。



スカイマークの2014年度2Q決算が発表されました。


売上高(百万) 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益(百万) 前年比(%) 純利益(百万) 前年比(%)
27年3月期第2四半期 45,172 △0.7 △4,387 △3,983 △5,744
26年3月期第2四半期 45,505 △1.7 2,033 △69.5 3,361 △38.6 1,702 △42.5


1Qの赤字が55億だったので、2Q単体では11.4億の黒字ですが、
航空業界は利益の大半を2Qで稼ぐ構図なのでこの利益では厳しい。
昨年は2Q単体で45億の黒字がありましたが、昨年と今年を比べてみると、

        2013  2014
提供座席数 2,570,394 2,853,759
搭乗者数 1,935,379  2,122,749
搭乗率(%) 75.3%  74.4%
客単価(円) 13.965  12,709 (前年比91.0%)

搭乗者数が増えていますが、客単価が下がっているため売上は伸びず。
経営環境としては、円安が10%程度進んでいて経費が増加しており、
さらにA330導入で燃料消費量、機材レンタル費用や着陸料等も増加しています。
A330導入で客単価は上げていかないといけないのに、
これでは儲けが出るはずはないですね。

このような状況ですので、通期の業績は以下のように下方修正されました。

売上 88,295
営業利益 △12,428
経常利益 △11,582
純利益 △13,676

このままでは3Qも1Q程度かそれ以上の赤字が出るでしょうから、
この下方修正の値も大体妥当かなと思います。
来期黒字化に向けては、客単価の向上が最大の課題ですね。

しかも、A380の違約金が決まれば、これに対してさらに特別損失が上積みされることになります。
これが200億だと仮定したら、今期順損失は336億まで膨らみます。
そうなると純資産は110億しかなくなり、一株資産は120円程度。
この状況だと来期黒字のメドも立たず、この110億もいつまで持つことやら。。。

本当にどこかに買収されないと厳しいような気がしてきました。
幹線に絞って運行していけば堅実に稼げると思うのですが、
なぜこうなってしまったのか、という感じですね。

2014年2Qの決算発表予定日一覧です。

<航空>
9202 ANA 10月30日
9204 スカイマーク 10月30日
9206 SFJ 10月31日
9201 JAL 10月31日

<不動産>
1925 大和ハウス 11月7日
3231 野村不HD 10月30日
3254 プレサンス 11月5日
3264 アスコット 10月30日
8801 三井不 11月6日
8802 菱地所 10月31日
8803 平和不 10月30日
8818 京阪神ビ 10月28日
8830 住友不 11月11日
8840 大 京 10月31日
8864 空港施設 10月30日
8869 明和地所 11月7日
8871 ゴールドクレ 10月30日
8877 エスリード 10月31日
8881 日神不動 11月4日
8889 アパマンショ 10月30日
8897 タカラレーベン 10月27日
8909 シノケンG 11月6日
8928 穴吹興産 11月11日
8935 FJ ネクスト 11月4日
8944 ランビジネス 11月10日
8946 陽光都市 11月10日
9706 空港ビル 11月5日

航空は10/30と31で2社ずつ。
スカイマークはエアバスとの交渉結果がどうなったかも発表されると思います。
今期は本業もかなり厳しく、2Qで黒字に浮上できているか微妙で、通期は赤字と思われます。
しかしそんな赤字が誤差に見えるほどの特別損失が計上されるでしょうが。
今期は大赤字になるのは目に見えているので、
他の特別損失も出し切って、来期はクリーンな形でいければ黒字にはなるのではないでしょうか。

あまり見ていませんが不動産も一応。
そろそろ前にやっていた、
低PBRで自己資本比率の高い安定した会社を探して投資しようかな。


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